Museu Nacional do Azulejo(国立アズレージョ博物館)-3-
ロンドン滞在中の旧友達と一緒になって、只今、夏のロンドン観光の日々が続いているけれど、標本箱はリスボンに滞在中で、今回は、Museu Nacional do Azulejo(国立アズレージョ博物館)の最終回。
この博物館は、旧マドレ・デ・デウス修道院を、博物館に転用したものなので、その修道院付属教会も保存公開されている。
今回はそのイメージを。

順路に沿って行くと、この教会部分の最初に現れるのが、
この上階のクワイア(聖歌席)の控室。
アズレージョ(装飾タイル)貼りのスケールの大きさもだけれど、
すべての空間を装飾+絵画で埋め尽くす豪華さ。

タイルの「おっちゃん顔」の天使君達。
最初の写真の左に見えるドアを入って、
クアイア席の部屋へ。

クアイア室の先が、教会の本堂に向けて開かれている。
通常は、クアイヤ席はアルター(祭壇)に近い一角に、
充てられていることが多いけれど、
ここの教会では後方の上階に設けられていて、
ちょうど天上から聖歌が響く・・・という効果になっている。

この装飾性の濃さに驚く・・・。

正面の天井部分。


正面装飾のクローズアップ。

入り口を振り返ってみたところ。
席の上の壁面びっしりの、
キャビネットに収められているのは、聖遺物。

ディスプレイ・キャビネットにも、興味津々。

なんだか仏壇的に感じるのは、私だけか?

彫像型の聖遺物容器・・・って、
これもなんだか仏像っぽい。

三蔵法師の聖遺物・・・と騙されても、
私は信じるよな・・・これでは(笑)。

クワイア室の開口部から見た、教会本堂。
光の入っている、一段上がっている部分に、
通常ならクアイア席が設けられるけれど、
ここはチャペル的な小さな本堂なので、
そのスペースが無くて、上階にもうけられたのかも。
下の階の順路の最後に、
またこの教会本堂部分を、下階から見ることに。

これは下階教会本堂の控室部分。
正式にはチャプター・ハウスだそうなので、会議室ということになる。
ちょうどこの部屋を振り返って見ていて、
正面の廊下から、順路の最後にこの本堂部分に入ってくる。

そしてまた、階段を上がって教会本堂へ。

アズレージョのブルーと、金のコントラストが映える。

祭壇前の部分は、天光を取り入れるドーム天井。

元々は、修道院付属のMadre de Deus(マドレ・デ・デウス)教会、
つまり日本語だと「聖母教会」。
その、ご本尊の聖母子。

ふりかえって見たところ。
最初に見ていた、クアイア室の開口部が見える。

下階の壁面は主にアズレージョで覆われている。
これは、聖ウルシュラかな?

パネル装飾のディティール。

最後に、サイド・チャペルの聖母子像を。
Museu Nacional do Azulejo(国立アズレージョ博物館)
ヴィジター・インフォメーションは英文で<このページ>
地図:
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