Bath (バース)の街
標本箱がやっとUKに帰ってきて、さーて、何から詰め込んだものか。
去年の某取材で、Bath(バース)へ行ってきた時の写真をまだ詰め込んでなかった、ので、その2014年10月のイメージを。
バースの典型的な、18世紀ネオクラシカルな、ゲートウェイ。
The Pump Room (パンプ・ルーム)の入口のファサード。
ネオクラシカルのギリシア・ローマ復古調の様式が、
ローマン・バスのイメージと、見事に調和する。
なので、18世紀にトレンディだった、イギリスのスパ・タウンの中でも、
バースが一番風情があるんじゃないかなー。
(バースの他にも、Buxton, Cheltenham, Harrogate,
Royal Leamington, Royal Tunbrideg Wellsなどが有名。)
この時の取材は、メインがThermae Bath Spa(サーメ・バース・スパ)。
スパ内は、お客さんが写るので、取材といえども撮影禁止。
プレス部が、写真を提供してくれる。
フォトグラファーは、スパで遊んでいただけの役得(笑)。
ここの、広報ヴィデオ。
この時の1ヶ月ぐらい前から、ジムに行き始めて、
そこに、プール、スチームルーム、サウナがあるので、
以前ほど、スパに飢えていなかったのだけど、
いついっても、何度いっても、サーメ・バース・スパは楽しい。
一日ふやけるまで、遊べてしまうー。
仕事自体はホテルとマーケットの撮影。これはまた、次回に。
余談: 何年か前の12月に行った時に、ここの屋上露天風呂(というか、温水プール)に入った。
入っている内は気持ちいけれど、出ると激寒。
寒さに強いはずの英人多数が、絶叫しながらローブをワシづかんで、屋内に駆け込む。
冬にいくと、寒中水泳のような「根性」が要る、一瞬だけど。
Bath Abbeyはこの時は、中は行けずじまい。
外観を、そそくさと撮影。
移動の合間に、街をちょこちょこ撮影。
細い路地の一角に、Bun(バン)を出す、ティールームがかたまっている。
バンというのは、複数形の「バンズ」の方が日本語では通じると思うけれど、
ハンバーガーに使われるような、丸型のパン。
その昔は、漂白粉を使った滑らかの生地の、
ふっくら甘みの付いた丸パン・・・というのは、UKではケーキも同然。
おいしいお菓子、ということになっていた。
バースも、この「バン」が名物。
ここが一番有名な、Sally Lunn's(サリー・ランズ)。
日本でも、よく知られている、はず。
それをわざと外して、隊長のチョイスは、The Bath Bun(ザ・バース・バン)
ここも、ノスタルジックなティー・ルーム。
ここのバンは、レーズンと大粒の砂糖のトッピング。
個人的には、何の変哲もないサリー・ランズのバンより、
ここの方が美味しく感じた。
しかし、炭水化物粉物の苦手な自分が、何をか言わんや・・・、だけど。
夕食は、取材で泊まったホテルの向かいの、The Huntsman(ザ・ハンツマン)
基本はパブだけれど、料理の美味しいガストロ系のワインバー。
なかなかいい雰囲気。
次回も引き続き、バースから。
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