Saturday, 21 April 2012

ロンドンの街-WaterlooからLambeth

April shower(4月の、にわか雨)という言葉通り、毎日シャワーが通っていく。
日差しは暖かくなったけど、空気はぐっと冷え込んで、曇ると冬に逆戻りした感じ。
少なくとも、水不足は少しは解消されたかな・・・な、今日この頃で、実はちょっと、撮影に出かけるのも億劫になっている(笑)。
来週からは、また日本からの雑誌取材撮影が入っているので、しばらくは、天候おかまいなしで撮影にどっぷり。
今回はMarylebone界隈と、BatterseaのThe Decorative Fairの取材で(別々の雑誌)、どちらも好きなところなので、楽しみにしている。今回はレストランじゃないので、美味しい思いはしないだろうけれど、「目」に美味しい・・・ということで。

そんなわけで、またしばらくブログがお休みモード。その前に、3月末の暖かな日にうろうろしていた、Lambeth(ランベス)周辺の写真。
目的は、Garden Museum(庭園博物館)だったのだけれど、ここのイメージはまた、まとめて次回に。
今回は、テムズ川に沿ってリヴァー・ウォークでランベスまでたどり着くところまで・・・。


London Eye bihind
ターミナルのWaterloo(ウォータールー)から、London Eyeに向かって歩く。
ここからランベスまで川沿いを歩く。手前の建物は旧カウンティ・ホール。
もともとはグレーター・ロンドンの「州役所」にあたるのかな。
現在は、水族館やら、ホテルやら、もっぱら観光用に使用されている。

Ex County Hall
その、旧カウンティ・ホールの正面。

Thames walk
その前が遊歩道で、川の対岸にはビッグベンという・・・、あまりにも、いかにもな観光名所。
ポストプロセスでレイヤーをかけて、「いかにも観光写真」をなんとかしようとしているが・・・、
いちだんと「いかにも」度を増しただけか・・・(笑)。

Guls
川沿いは、鳩もだけれど、ガル(カモメ)がいつもたむろしている。

Hubby and the Westminster Bridge
パーラメントと・・・ポーズ(をとっているつもり)の配偶者氏。
どちらもアンティークなイギリスということで・・・(笑)。

Old Thames
うちの「父さん」よりお古いのが、Old Father Thames(テムズじいさん)、街灯の下のレリーフ。
テムズ川を神格化したイメージで、ポセイドン的なるおじいちゃま「こんな」として描かれる。

Westminster Bridge
ウェストミンスター橋のたもと。
ええ、そう、ここが観光写真スポット!!このアングル・・・(笑)。

River Thames
今度は、あえて観光処を外して、撮ってみる。
ウェストミンスター橋の次にランベス橋、そのまた先にヴォクソール橋がかすかに見える。
建造中の高層ビルはヴォクソールのSt George Wharf Tower(セント・ジョージ・ワーフ・タワー)。
2014年完成予定の高層マンションで、完成予想は「こんな」風。まだまだLondon景気がいいなぁ。

Westminster Bridge
「絵葉書」観光モードに戻って、ウェストミンスター橋+ビッグベン+パーラメント。

Thames walk
まだランベスまで遊歩道は続いている。
ウェストミンスター橋からランベス側に下ると、London Eye前「観光激戦区」
(団体観光客の集合場所だったりして、クレープやアイスクリームを食べながら大量の人々がたむろしている・・・)
から少し外れて、歩きやすくなる。

Part of St Thomas Hospital
このあたりで、川と反対側に不思議な廃墟風景が現れる。
取り壊された、18世紀の建物に残る彫像。
どうやら、立地からはGuy's & St Thomas'Hospital(ガイズ・聖トマス病院)の一角のようなのだけれど、
川沿い遊歩道からはアクセスできないので、詳細は不明。
見た感じだと、18世紀に建造されたGuy's Hospitalの方の一角で、
創設者Sir Thomas Guy(トマス・ガイ卿)の彫像なのではないかな・・・。

Part of St Thomas Hospital
これもその廃墟に連なる建物。
荒廃した18世紀建築に、後年いろいろ仮設建造物が付け足された・・・様な感じ。
関係者以外立入禁止、的なる印象。
廃墟写真も結構好きだったりするので、心惹かれるんだけどな・・・(笑)。

River Thames
川の方は、まったりのんびり、ボートが行き交う。

Boats
その横を飛ばしてきたボート。後ろに曳いているのは、旧式の手漕ぎボート。
前にカメラクルーも乗っていたので、何かのフィルム撮影に向かうのかもしれない。

Boarts
ランベス橋が見えてきたら、庭園博物館ももうすぐ。

Lambeth Palace
Lambeth Palace(ランベス・パレス)のグレート・ホール。
クロムウェル軍に破壊されて、王政復古後の17世紀後半に、後期ゴシック様式を復刻して建築されたもの。
ここは、歴代カンタベリー司教のロンドンの公式住居となっていて、一般公開はされていない。
春と秋の限られた日に有料ガイドツアーが催されている「このページ参照」。
ここでレクチャーをした男性が、ここに滞在した時の写真を、FlickrにUpしているのを見つけた。
中の様子をちょっと覗いてみたい方は「このページ」を参照。

このランベス・パレスの前にあるSt Mary’s (聖メアリー)教会が、現在は庭園博物館となっている。
次回は、この博物館からのイメージ。

ではでは、しばらく仕事に専念することにして、その「次回」は来月の初めに・・・、See you next month!!

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