Tuesday 3 April 2012

花の写真

先週末にU.K.は夏時間開始で、1時間時計を進ませた。夏時間になると、俄然日が長くなって春本番。
今年は春本番どころか、5月並の快晴天気で、ほとんど夏日。英人ガールズは、さっそくサンダルにタンクトップ姿。
おばさんな私は、まだシープスキン(羊毛皮)のブーツ履いているのだが・・・(そう、日が暮れると、気温は10℃以上落ちるのだった)。

いやぁ、なんだか天気につられて出歩いていたら、写真がたまる一方で、処理がぜんぜん追いついていない。
箱彫刻家のペーターおじさんから、7月にパリで個展をする話が入ってきて、「自称専属フォトグラファー」の私も、8月のノルマンディー再訪問に先駆けて、パリの個展会場にも撮影に向かうことになった(う~ん、「追っかけ」ですかね?)。
La Galerie Laurent de Puybaudetで、7月11日~7月末まで、毎水~土の午後にペーターおじさん在廊。)
今回もDanaさんが相棒で(あ、Danaさんたら、新しいブログを始めたのだった)、そのミニ撮影旅行のブッキングでも大忙し。

Follow up 5月8日:ペーターおじさんのParis個展が、残念なことにキャンセルになってしまった。
日ごろ元気なおじさんが、来週入院・手術を受けることに・・・。
順調な回復を一同祈っているのだけれど、搬入・搬出、会期中一ヶ月のParis滞在は大事をとって、今回は見送りとなった。
体調さえ戻れば、また来年にでも実現したいと、おじさんは乗り気。
私たちのParis滞在は、キャンセル不可なので、それならParisをエンジョイすることにした。
Parisからおじさんの住むFlersまでは鉄道で2時間なので、「来ないで」と言われない限り、押しかけお見舞いも予定している。

そこに加えて、急遽ジュエリーの方の取引先のMia Woodから、新しく立ち上げるWebsite用写真撮影の仕事が入った。ジュエリー納品のついでに機材を持ってお気軽に出かけたら、これが・・・700枚越しの大仕事で(ここから200枚程度に絞り込む)、ちょっとブログ手抜き気味・・・という、長い近況および言い訳。

またもや花の写真など載せて、ごまかしておくことに・・・(笑)。


Broom
エニシダ(Broom)とカスミソウ(Soapwort)。

Broom
イギリスのプランタジネット(Plantagenet)王朝名は、この花に由来するのだとか。
(ラテン語のplanta genestaから、転じている。)

Broom + apples
エニシダの花をグラスに浮かべてみた。
イギリス原産のCox's Orange Pippin(コックス・オレンジ・ピピン)りんごと合わせて、キッチンで撮影。
エニシダの花は食用になるらしいが・・・、このときは食べなかった(笑)。

Broom + apples

Heathers
ご近所の庭のErica(エリカ)。
春というより、冬から早春にかけて咲いている。撮影したのは2月ごろ。

On our porch
うちの玄関ポーチのパンジー(Pansy)。
日本語発音でパンジーと言うと、英人には伝わりにくくて、パンシーと言った方がまだしも通じる。
(日本語の「ジ」音がきつすぎるそうだ)なので、パンシーと言うように覚えてしまった・・・。
園芸王国と思われているけれど、イギリスのガーデンセンターは意外と品揃えが少ない。
冬から春にかけては、パンジー以外はほとんどナシ。

Flower pot
これは、リンカーンズ・インで植えられていたプリムラ。

Muscaris
ムスカリが咲き始めた。

Roses
これは、メイフェアの花屋さん・・・、

Roses
では、シーズン関係なく定番のバラ。

Ranunculus
ラナンキュラスの見事な花束。

Ranunculus
うちには数本だけ買って帰った。


日本の友人の情報によると、「るるぶ」のLondon編がもう発売されているそう。
この中のアフタヌーンティーなど、「食」関連のページの撮影を、去年の秋にやってました。また掲載誌が届いたら、標本箱にも載せる予定です。

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