滞在@Le Château
ここ数日、箱彫刻家ペーター・ガブリエルザおじさんと、Blurb本作りの真っ最中。
私の撮った写真で「Blurb本を作ろう!」というのが、ペーターおじさんへの、そもそものアプローチ。
やっとノルマンディーの写真の処理もすべてすんだので、本題のBlurb本の方に作業は移行。
けして、けして若くない我々が、Blurbのプリヴューシステム、EメールとNet電話を駆使してやり取りしているのは、なんだか可笑しくもあるのだけれど、またこのBlurb本作りの顛末は、そのBlurb本が出来上がってきた時にレポートすることに。
今回は、ペーターおじさんのLe Châteauからの最終回、私とDanaさんの滞在の様子。
結局、大手のAvisで借りることにした。
いまどきのこととて、安いレンタカー屋はいろいろあるのだけれど、イギリス国外持ち出しができる(つまり、国外のカスタマーサービス体制が整っている)のは、やはり大手のみ。
ノルマンディーの港で借りることも考えたが、左ハンドル+マニュアル車というのはあまりにもDanaさんに酷なので、ロンドンで借りることにした。荷物をそれぞれの自宅から積み込めることもあって、この方法で大正解。
一番安いプジョーの2ドア小型車(あー、モデル名は私は覚えていないや・・・)ながら燃費のいい働き者。小柄な2人がノルマンディーあたりまで(スコットランドに行くより、コーンウォールに行くより近い・・・)ドライブする分には、これで充分だった。
シャトーの最寄の街Flers。シャトーに向かう途中この街で、まず滞在中の食品の買出し。
シャトーでの、これが私たちの「家」、こと、アネックス。これも荒れ果てた納屋を改修したもの。
ここで5泊させてもらっていた。
Welcome to our home・・・と、滞在中は本当にそう思っていた(笑)。
ドアを入ったところがリヴィングスペース。
朝、窓から見える風景。なんてのどかな・・・。
もう一つのソファ・・・というかデイ・ベッド。
実際に我々が寝ていたのは、ロフト上になった中二階の方のベッド。
ダイニングテーブルには、庭の野草とりんごがステキにアレンジされている。
キッチンの棚。
ここが中二階の寝室スペースで、
これが私のベッド。
昼間は、私はたいてい撮影していて、Danaさんは、得意のイラスト入りトラベル・ジャーナルを制作。
これは水彩でイラストを描いているところ。 前でポーズしているのは・・・、
もちろん、プシャー^^。
ペーターおじさんに、日曜に各村を巡回して催される、ブロカンテ・マーケットに案内してもらった。
ここの話はまた、いつか改めて・・・。
マーケットの後は、ペーターおじさんが友人・知人を招いて、ティーパーティーを催してくれた。
「日本的なる物を・・・」とのリクエストに答えて、材料をロンドンで揃えていって巻き寿司を作る。
日本生まれながら、和食に縁のない私は、初のチャレンジ。
勝手知ったるDanaさんの指導の下作ったのだが・・・
楕円形とか、ペーズリー型のアーティーな変形寿司を(期せずして)制作して、Danaさんの爆笑を買う。
それでも、食べたら美味しかったからいいのさ。
友人の友人・・・など、初対面の人も来るという話で、
展示室に急遽設営された、KotomiジュエリーとBlurb本の展示コーナー。
物置に入っている小物で一緒にディスプレイをしたのだけれど、
教授の前で、実技試験を受けている学生のような・・・ちょっと緊張した(笑)。
お客様・・・お客様のダイニングルーム。Danaさんが右端にいる。
ペーターおじさんを週に一回手伝いに来てくれる、友人のピーター。
同じオランダ人同士で、名前も似ているのだけれど、なんとなく後姿まで親子のよう。
クリスタルのペンダントを、ガールフレンドのマーシアに選んでいるところ。
マーシアの作ったケーキとマフィンが、一番の人気。
ペーターおじさんのおば様フレンドの、かわいいフランソワーズ。
おじさんがクリスタルのペンダントをプレゼント。
彼女はシャトーから30キロほど離れた、それはそれはステキな旧水車小屋に住んでいる。
ここにも夕食に招待してもらった。
彼女はブロカンテ・ディーラーで、B&B”Le Grand Moulin”も経営している。
フランス・フィガロ誌にも掲載された、彼女の素晴らしいコテージの様子は、次回に展覧予定。
フランソワーズの手料理を堪能した翌日は、早朝から海岸方面に向けて出発の日。
アネックスの窓から、朝焼けを撮った。
5日間まるで自宅のようにくつろがせてもらった、Le Châteauともお別れ。
一抹の寂しさはあるのだけれど、なぜだか「お別れ」なのではなくて、
「始まり」なのだと心のどこかで知っている。
「おじさーん、来年もまた来るねー!!」と元気に手を振って、出発。
ペーターおじさん、本当にどうもありがとう、きっとまた戻ってくるから・・・そのときはよろしくね!!
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