Decorative Fairに出展された、Peter Gabriëlseの箱彫刻
今回も号外ミニ標本箱で、ペーターおじさんの箱彫刻作品が、Battersea Park、The Decorative Fairに出展されていた様子。
このフェアは、ロンドンのバタシー・パークの中のマーキー(と、いっても、常設建築かと思うような、しっかりした建物)内を会場に、年3回1月、4月、9月の終わりに6日間催される、アンティークのフェア。
主に、ファニチャーやテキスタイル等のインテリア関連が中心に出展されている。
重厚なイギリスのオーセンティックなアンティークというより、フランスやコンチネンタルの軽やかなペイント家具といった、ヴィンテージ系アンティークが主体なので、現在のインテリア・トレンドとも相まって、近頃人気の高いフェア。
2年ぐらい前から、私に買えるようなものはあまりないのだけれど、目の保養によく訪れている。
この4月にペーターおじさんの箱彫刻を始めて見つけたのも、このフェアにて。
それがきっかけで、連絡を取って、シャトーまで押しかけフォトグラファーとなった次第。
これが彼らのスタンド。オランダ、デンマークやスカンジナヴィアの民芸家具が、得意ジャンルなのだとか。
この写真を撮ったときは初日の、フェアがオープンしてまだ1時間ぐらい。
会場に入るのに列を作って並ぶほどの盛況ぶりで、彼らのスタンドでも商談の真っ最中。しかも、右下のスツールはすでに「売約済み」。
他のスタンドでも、チェックを切っている来場者を多数目撃・・・よく売れている。
例年は、3日目のお昼頃からのんびり出かけていたから、その頃には出品者も退屈そうに新聞を読んでいたりして、あまり活気のある感じではなかったのだが、やはりアンティーク・フェアはオープン直後が「勝負」のよう。
例年になく、オープン直後に訪れたのには理由があって、
この、ペーターおじさんの作品写真で作ったカードを納品するため。
フェアに間に合うように、U.K.サイドで私が作っておいたもの。
小ロットに特化したMooでプリントした。
ペーターおじさんの作品が展示されているコーナー。
スペースに限りがあるため、展示されているのはこのとき3点だけだが、全部で7点持ってきているそうだ。
興味のあるお客さんは、裏のストックルームに案内して他の作品も見てもらえる。
ここでまた、ペーターおじさんの作品の追加撮影・・・。
展示位置が私には高すぎて、うまく撮れないんですけど・・・(笑)。
このディティール・・・とても凝っている。
その作品の、全体像。
コーナーを別の角度から。
スタンド正面を別の角度から。
センター・ディスプレイ。
たいていこのフェアには、Danaさんと一緒に出かけている。
この初日は彼女の都合が合わなかったので、私一人で出かけたが、彼女に合わせて3日目にも一緒に覗きに行った。
それで、びっくりしたのは、正面にある背の高いガラスキャビネットと、小さな椅子類を除いて、大半のものがすでに売れて搬出された後。別の小物が展示されていたが、初日に比べて、展示品総がわり。彼らもゴキゲン。
それからまだ、3日残していたので、最後にはスカスカの展示になっているかも。出展者としてこんなハッピーな話はない。
裏の壁のスペースにあった、キャビネットも搬出されていて、壁面ができたので、ペーターおじさんの箱彫刻の展示も増えている。
彼の作品にも、アメリカからの来場者から、数のまとまった引き合いが入ったという、いいニュース。
ペーター師匠、シャトーの修復は置いておいて、箱彫刻制作ですよ!!
次回は、そのシャトーに再び戻って、シャトーの庭のイメージを中心に。
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