Chelsea Ballet (チェルシーバレエ)公演-Napoli (ナポリ)
Chelsea Ballet(チェルシーバレエ)公演3つ目のプログラム「Napoli(ナポリ)第3幕」のイメージ。
ナポリの漁村の恋人達のストーリー全幕は、波乱万丈(?)なのだが、この第3幕は恋人達が無事漁村に帰還し、婚約が認められ、お祝いのお祭り騒ぎというシーンの抽出。
イタリア的なる陽気でテンポの速いダンスの連続。このイタリア民族舞踊は「tarantella(タランテラ)」と呼ばれ、イタリアのタラントに語源を発するとか。毒蜘蛛タランチェラと同じ語源で、実際に中世から17世紀ごろまで、この蜘蛛にかまれると、タランテラという舞踏病にかかる(あるいは、踊り続けて毒を発散させる)と信じられていたそうだ。実際には、タランチェラにかこつけて踊り狂うことで、当時の抑圧された性欲を発散させていたのではないか、という説もあり。 真相はともかく・・・それぐらい激しいダンスであることは確か。(今回も、バレエ薀蓄はチェルシーバレエのDanaさん提供。)
今回はDanaさんが主役の村娘Teresinaの役を踊る。
Danaさんの明るいひまわりのような笑顔が、陽気なプログラムにぴったり。
イタリア民族舞踊のカタログのようなプログラムなので、
タンバリンやスカーフといった小物も多用されて、舞台を盛り上げる。
民族衣装コスチュームが絵画風テクスチャーとよくマッチする。
サシェを小物に使って・・・、
「絡め捕ったら、離さないわよ。」という意味合いのダンス。
一人捕獲された模様(笑)。
元気いっぱいに・・・、
そしてエレガントに・・・、
めまぐるしく、さまざまなダンスが続く。
後半は花のバトンを手に手に、
一段と「お祭り騒ぎ」はたけなわ。
主役のカップルの「Bull fight(闘牛)」と呼ばれるダンス。
最後にお祝いの花をいっぱい受け取って、
陽気なフィナーレ。
チェルシーバレエの皆さん、お疲れ様。ステキな舞台をありがとう!!
おまけヴィデオは、Royal Danish Ballet (デンマーク王立バレエ)版のTarantella Napoli :
追記:今回の標本箱まで「予約投稿」で更新しているのだが(ちゃんと出来てるのかなぁ)、実は我々は只今Budapest(ブダペスト)滞在中。なので、しばらくホリデーモード。15日頃から、更新再開します。
4月後半からは、ブダペストのイメージも続々Upする予定。See you then!!
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