Kew Gardens (キュー・ガーデン)
前回の花のイメージに引き続き、Kew Gardens(キュー・ガーデン)のイメージを展覧。
Royal Botanical Gardens, Kew(王立植物園キュー)というのが正式名称なのだが、Kewといえば庭、庭といえばKewというぐらい、ロンドン人には親しまれている。前回標本箱同様、昨年の4月中旬の撮影。
キュー・ガーデンのシンボルともいえる、Palm House(パームハウス温室)。
19世紀中頃の建造で、水晶宮こと、クリスタルパレスが消失したあと、現存する19世紀鉄鋼建造温室の貴重な例。
基本的には、鉄鋼船舶建造の技術が使われている。
要するに、ひっくり返して被せた船舶構造にガラスを張り込んだもの。
1950年代と80年代に大改修が行われている。
パームハウス中の階段。ここから上のギャラリーに登ることができるのだが、
高所恐怖症気味の私は、見上げただけ。
床下からスチームを回す構造。
温室内の植物。
パームハウスの外から、ガラス越しに撮影。
これはWaterlily House(睡蓮温室)の方。
睡蓮の花。温室内のスチームで、否応なくソフトフォーカスフィルター状態。
ちょっとカメラが心配になったりして・・・。
Prince of Wales Conservatory(プリンセス・オブ・ウェールズ温室)
1987年に、故ダイアナ妃によってオ-プンされた、一番新しい温室。
気候ゾーン別に10ブロックに分けられ、コンピューター制御されている。
トロピカルな花が枝垂れている。
同行の友人に借りたマクロレンズはやはり強力・・・。シンビジウムの花。
ここにはfarn(羊歯)類の植物も豊富。
繊細で大好きなのだが、育てるのが難しいアジャンタム。自宅で育てるのはとっくに断念した・・・。
外に出た時には、もうすでに午後の日差しが傾いていた。
入場料:大人 £13.90, 60歳以上(要証明)£11.90, 子供 無料。(2011年3月現在)
オープン: 毎日 9:30AM-5:30PM(最終入場、温室 5:00PM まで
Labels: 場所
<< Home