Wednesday 16 March 2011

春はもうすぐ

今日は前書きしてあった、早春の花のイメージ。
季節とともに、必ずよみがえってくる花々のエネルギーを、北国の被災地にささげる。
一つ一つの花が、亡くなった魂を平安に導く灯となりますように・・・。

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気温が上がったり下がったり、相変わらず気まぐれなイギリスの気候なのだが、先週はしばらく天気のいい暖かい日が続いていた。 うちの庭にも水仙が咲き始めた。
Hampton Courtに、そろそろ水仙満開かと思って出かけてみた。結果は3分咲き。Flickr写真で、去年の水仙の写真の撮影日を調べてみたら、4月12日・・・あー道理で、完全にフライング。
Daffodils
それでも品種によっては早咲きの花もあり。

Daffodils
これは珍しい八重咲き種。
水仙は自生している種もあるが、たいていは園芸種で植え込まれている。
うちの庭も、配偶者氏が何年か前にせっせと植え込んで以来、毎年咲いている。

Daffodils
写真話を少し。今回初めてカメラRawのセッティングで撮ってみた。これは、デジタル写真の「生」モードの状態で、Jpeg等のモードに落とし込んで処理していない状態のこと。(普通の小さいデジタルカメラはすべて、Jpegで画像を処理した状態でしかタッチできないような設定なので、Rawは関係なし。)
つまり、簡単に言うと、画像の情報が圧縮(省略)されずに、最高量入っている状態ということ。もちろん、この状態で撮っイメージがシャープさ、鮮やかさに関して優れているのは確かなのだが、その分重いし、PhotoshopのCamera Rawなどの専用ソフトで処理してから、ネット上等で使用できるJpegモード等に落とし込んでやる必要があるので、一手間余分な感じがする。無精者の私には向いていないので使ったことがなかった。
ところが、先日長い間気にかかっていた、うちのアンティークPhotoshop CS2をCS5にアップグレードしたら、Rawモードの画像が扱いやすくなったので、やってみた次第。
カメラ愛好家小父さん達なら「あたりまえ」のことなんんだろうけどな・・・。
Daffodils
で、どれだけ画像が綺麗かというと、このイメージをクリックしてFlickrの画像に飛んで、その画像を右クリック>Original sizeを見てもらえればわかる(面倒だね・・・)。確かにクリアーでシャープだけど・・・Jpegでも天気のいい日にISO100設定で撮ったら、こんな物でないかな・・・?とも思う。あまりありがたがって感動はしていない(笑)。
それより、CS5の発色のよさに感動・・・。いままで、エグ味が出るので、どちらかといえば色味を下げ気味に加工し勝ちだったが、これからは自信を持って色が使える。5年の遅れをここでやっと取り戻した・・・遅すぎ。
Crocus
クロッカスのシーズンは終わろうとしているが・・・。

Crocus
まだまだ健闘中。

Crocus
加工でドリーミィーな雰囲気に。

Blue flower- does anyone know the name?
チヨノドグサ。
このブルーの花、昔名前を覚えていたように思うのだが、歳のせいか全く思い出せない・・・。
と、思い悩んで丸2日。思い出した・・・チヨノドグサ。
「千代乃戸草」とでも書きそうな名前なのだが、れっきとしたラテン名でChionodoxaというのだった。

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これは昨年撮影のの水仙で、遅咲き種。

Daffodils
もちろんアンティークCS2で処理してるので、色はまったり・のっぺり気味。

Cherry - magnolia - daffodils
桜との競演は見事。

Daffodils
日本語ではこれも「水仙」だったとおもうのだが・・・、
英語ではNarcissus(ナーキッサス又は、ナーシサス)と呼ばれる別種。
「ナルシスト」と同じ語源の、ギリシャ神話より取られている。
自分に見とれてしまった青年はこの花になったとか。
Daffodil(ダフォディル)より遅咲きで、4月はじめ満開。

Cherry and magnolia
マグノリア(木蓮)と八重桜も満開。
おまけヴィデオは5月の森のイメージで、Mahler の Urlicht。

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