子羊舎とmistletoeさんのオブジェ
ここのところ、オックスフォードの奇妙な博物館を展覧していたが、それとも多少相通ずるところのあるアート・オブジェが東京から届いた。
Flickrで知り合ったmistletoeさんのオブジェが意識に張り付いてはなれない。彼女のオブジェは一種の3Dコラージュ。アンティーク小物やら、天然石やら、リボンの切れ端やら・・・あらゆるものが世界中から、彼女の呪縛によって一つの磁場に繋ぎとめられんがために集まってきたかのような・・・。繊細で詩的で、そこから一篇の短編映画が始まるかのような、そんな期待を封じ込めたオブジェ。
そんなに気になるものなら入手してしまおう、というので、在庫なし状態のところをお願いして作ってもらった。
ホムンクルスというのは、錬金術師の作り出す小さな人型の生命体のことで、ここではスペル(呪文)と天然石と自然の断片に包まれて、静かに熟成を待っているかのよう。
届いたのは彼だけではない。mistletoeさんは子羊舎という、不思議な肉桂色の雑貨店兼出版社の主催者でもある。物質の後ろに潜むなにものかを幻視する人々のための媒体(メディウム)を販売している。そこでまた・・・この「主なき庭~遺物たちの囁き」の写真葉+散文集を入手。これもまた同時に届けられた。
ほかにもいくつかmistletoeさんの作品を、彼女のFlickr写真から借りてこよう。
"Bleu・・・Mémoire" 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr
ange 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr
moon 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr
Secret Garden1 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr
Ce live ange 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr
Petite boîte1 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr
La treizième fausse lune 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr
秋の最新作は・・・キノコ達!! 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr
彼女のブログは<こちら>。美意識の幻視者、mistletoeさんは意外と(失礼・・・笑)愉快な方なのだと気づくのだった。
明日は、秋冬物の追加ネックレスがUPしたので、まずはそのお披露目を予定中。
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