St Fagans National History Museum (セント・フェイガンズ国立歴史博物館)-5-
St Fagans National History Museum (セント・フェイガンズ国立歴史博物館)の5回目。
今日は20世紀初頭の、村の「よろずやさん」。
1880年にWilliam Llewellyn氏が、南ウェールズのBridgend村に、この店を建造してGrocery(グローサリー、食料品店)を始める。1912年にビジネスはGwalia Storesの名の下にいくつもの業態が合体した。食料品、医薬品、日用品、荒物、パン屋さん、洋品店、鍛冶屋、飼料など・・・まるで村のスーパーマーケット。
展示されているインテリアや商品は、1920年代後半のLlwellyn氏の息子の時代のの設定で統一されている。
実際に、いまでも真ん中の店は、ジャムやお菓子を販売するショップとして使用され、2階にはカフェが入っている。この博物館で一番人気のある建物の一つ。
外観と看板。
店内。この展示されている商品もすべてアンティーク。
食料品部門を反対側から。
食料品といっても缶詰、乾物品。棚の下の黒い缶は紅茶(コーヒーかな?)。
コーヒーミルがあるので、コーヒーも普及していたことが解る。
このJacobのビスケット(というか、アメリカ、日本で言うところのクラッカー)は、
いまでも包みに入ってスーパーで売られているが、
昔はこうやって什器を提供して食料品店で売られていたのかと思うと、妙に面白い。
レトロな食品パッケージはとてもフォトジェニック。
店の反対側は、薬品と日用品部門。
このパッケージも味がある。
怪しげな薬品だが・・・ボトルが素敵。
インクや鉛筆。
台所用品も揃う。
隣の荒物屋部門。奥の階段を上がると2階は倉庫。
そこに隣のカフェ(当時は店員の住居)への入り口がある。
2階の倉庫。
こちらはテーラーのウィンドウ。
店内。
奥の、仕立て部門。
この、展示のディティールのが楽しくて、この一角だけでも、何時間も写真撮りしそうになる・・・。
明日は、鉄鋼労働者のコテージ。 同じ間取りの棟続きのコテージが、19世紀初頭から1980年代まで時代別のインテリアで、展示されているもの。ではまた明日。
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