Villa Masséna Musée, Nice(ヴィラ・マッセナ博物館、ニース)-2-
今回も南仏ニースのVilla Masséna Musée(ヴィラ・マッセナ博物館)のイメージの続編を。
ここはなかなかエレガントな、ドローイングルーム
(に、なるのかな?)
五芒星型のテーブルの脚が、珍しいデザイン。
壁面パネルの中央の、チャーミングな壁画。
これはまた別の部屋だったと思うけれど、
グリィフィンを描いた典型的な、
ネオクラシカルの粧飾フリーズ。
下の階は、部屋を当時のまま保存して公開している、
お屋敷ミュージアムの部分。
この階段を上がって、上階はシンプルな展示スペースに
修復されていて、ニースの街に関する歴史的資料を
保存展示する、地域博物館として使用されている。
その階段の壁面には、
施主ヴィクトール・マッセナ夫妻とその一家が描かれている。
ヒゲの紳士と、オウムの右に腰掛けているのが、
ご夫妻かと。
そのそばに並んで立つのは、2人のお嬢さんなのかな?
お屋敷は19世紀初頭の、
ネオクラシカル・・・な様式だけれど、
肖像画のコスチュームは建造当時そのままの、
19世紀末のスタイル。
「ヴェニスに死す」なんかと同じ時代ね。
そのまた向かいの壁にも、
グループの肖像画壁画が。
全くウラのない想像なんだけれど、
この中心になっている女性二人は、
ハウスキーパー(メイド頭)と、
子どもたちの家庭教師(か、ナニ-)じゃないだろうか。
ベルトに下げている鍵の束と、
二人のコスチュームから推測するんだけれど、
全然外れているかもしれない(笑)。
上階の展示室。
19世紀の扇の展示。
右の扇には、ローマのPiazza Colonna(コロンナ広場)と、
マルクス・アウレリウスの記念柱が描かれているので、
ローマのお土産だったのかと。
右の、レースの扇の、
インレイされた白蝶貝の部分がとても凝っている。
ターコイズカラーで「忘れな草」をモチーフにしたティアラ。
とてもチャーミングな、エナメルのイヤリング。
これもエナメル製。
エナメル製のベルトバックル。
少しアールヌーヴォーな感じ。
これはイタリア名産のマイクロモザイク。
ジュエリーの後に並べたら、小さく見えるけれど、
実は巨大な(高さ1.5mぐらい)紋章のレリーフ。
ナポレオンの紋章にとても似ている・・・が、
詳細は不明。
19世紀の様々なレーベル。
香水やら、右のブルーのものはオリーブオイル。
女性のコスチュームが印象的。
コスチュームといえば、コスチュームの資料の展示も。
これは魚(イワシ?)の行商人かと。
漁師。
巨大なコートの下には、フランス特有の、
Phrygian cap(フリジア帽)を被っている様子。
これも行商の女性たち。
花、ツグミ(?)やうさぎ、
その右はアーティチョークだろうか、何だろう?
最後に、一般的な市民のカップルのコスチューム。
Villa Masséna Musée
(ヴィラ・マッセナ博物館)
Map:
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