Villa Kerylos, near Nice -4- (ヴィラ・ケリロス、ニース近郊 -4-)
連日ピーカンの夏日続きのロンドン。
冬以来ずっと、例年より温暖な気温が続いていることもあり、普通なら6月からのグラス・ポロン(芝花粉)花粉症が、10日以上早くシーズン開始で、鼻水垂らしながら、でも元気です。
自分の体質には、コロナより花粉症の方が確実にキツイ・・・。
さて、今回もニース近郊のグリーク’リヴァイヴァル・スタイルのヴィラ、Villa Kerylos(ヴィラ・ケリロス)から、最終回は上階のイメージを。

階段を上がった上階のランディング。

これは真正のギリシャ発掘品のエロス?かな?

コーナーに設えられたディスプレイスペース。

順路の最初の部屋は、奥方のベッドルーム。

夏の別荘だったそうなので、涼しくて過ごしやすいことが、
ギリシャ・スタイルにも相通じて、重要だったのだろうけれど、
このベッドは、あまり寝心地がよさそうではないな・・・、
というのが第一印象。腰が痛くなりそう(笑)。

19世紀の上流の人々は、夫婦別寝室。
(ウチもそれにならって、別寝室・・・笑)
この部屋の隣に奥方のバスルームがあって、
その次に夫婦共同のドレッシング・ルーム、
その次は旦那様のバスルーム、
そして、一番奥に旦那様の寝室、
という様に一列につながっている。
手刺繍のタペストリーと、
ダークな色調の壁面のコントラストが美しい。

窓辺のデスクの一角には、明るいトーンが使われていて、
ベッドのコーナーと分別されている。

デイベッドが置かれて、昼間のコーナーということ。

ドアなどのディティールに、
どこまでも気が配られている。

奥方のバスルーム。
大理石のバスタブ。

その上のフリーズ装飾。

モザイクの美しい、天光付きのシャワーエリア。

化粧台。

下のダイニングのカトラリーまでデザインされていたけれど、
ここでは、化粧小物もギリシャ風にデザインされている。
この徹底ぶりに驚嘆・・・。

その隣のドレッシングルーム。
というか、共同のリヴィングエリアという感じ。
ドレス用のワードローブは特に見当たらないし、
この部屋だけ奥行きが浅いので、
多分このドアの奥がウォークインの
ワードローブになっているんじゃないかな。

床モザイクは、白鳥の引く車に乗った、
Aphrodite(アフロディーテ)かと。

華麗な天井装飾。

次に続くのが、旦那様のバスルーム。

ここにはシャワーエリアはついていなくて、
奥のドア(この写真左に見切れている)の先には、
階段があって、前回の最後に出てきた
コレクション展示室につながっているはず。

このバスルームから、
旦那様の寝室を覗いたところ。

この寝室もやはり、ベッド硬そう
(自分が、フカフカベッド好きすぎるのかな・・・笑)。


窓辺のディベッドが気持ちよさそう。

反対側の窓にもディベッド。
この部屋は3方を窓に囲まれた、
このヴィラの中でも、多分一番明るく爽やかな部屋。

壁のペイントと、手刺繍されたカーテンのディーティル。

部屋の中をつなぐ通路と並行して、
部屋の外をつなぐ廊下。
スツールが前に置かれている最初のドアは、
下のコレクション室への階段に、
その向こうのスツールの置かれているドアは、
ドレッシングルームとの間の、
ウォークイン・ワードローブにつながっている・・・はず。

反対から廊下を眺めたところ。
一番奥が、先程の旦那様の部屋。
手前左のキャビネットのドアの向こうは、
奥方のバスルームのシャワー配管に
アクセスできるようになっているはず。
インテリアは以上で、外のイメージを何枚か。

ヴィラの一番眺めのいい、端の一角。
下階がコレクション室で、上階が旦那様のベッドルーム。
想像だけれど、テラスの棒状の屋根には、
布のオーニングが張られて、日よけとしたのだろう。

エントランスに向かっての眺め。
狭い植え込みを挟んで、こことその下の海岸の間にも、
細長いテラスが続いている。


その先端からの眺め。ギリシャ幻想^^。

最後は、その下の海岸線。
Villa Kerylos(ヴィラ・ケリロス)
map:
次回はロンドンに戻って、ちょうど昨年の今頃、
東ロンドンの意外な自然を求めて散策していた時のイメージを。
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