Villa Kerylos, near Nice -2- (ヴィラ・ケリロス、ニース近郊 -2-)
昨年の5月初頭に訪れた、ニース近郊のグリーク’リヴァイヴァル・スタイルのヴィラ、Villa Kerylos(ヴィラ・ケリロス)から、引き続き続編です。

今回は、インテリア。
まずは、最初の部屋へ。

まずこの部屋は、応接室。

明るくて広々とした部屋。

壁の装飾壁画が、いかにも世紀末の、
ウィーン分離派的な印象。

壁画もだけれど、天井も凝っている。
そしてこのライティングに感嘆する。

よくよく見ると、ディティールのすべて、
家具から、インテリア小物に至るまで、
すべてグリーク・リヴァイヴァルの様式で、
別注されていることに気づく。

この最初の部屋からして・・・、一介の考古学者に、
この財力って・・・この財力って・・・?
と、思い始めたのだった(笑)。


床のモザイク。

この壺たちは、リヴァイヴァルではなく、
真正の出土品かと。

コレクション・資料を展示するスペースが
巧みに組み込まれている。



次の部屋、ダイニングルームとの間に、
廊下的な部屋があって、
上階への階段とつながっている。
多分その先にも、キッチン等の「舞台裏」が
あるのだろうけれど、そこは公開されてはいない。

ダイニングの隣だからというわけではないだろうけど、
手を洗えるような、流水のスペース。

意外にも小さなダイニングルーム。

家族用というか、これは夫婦用といってもいいぐらい。

ここはプライベートな夏の別荘だったそうだけれど、
来客やパーティーもあっただろうのに、
後で(次回)出てくる、広いリヴィングルームが、使われたのかな。

この部屋の家具類は「禅」といってもいいぐらい、
ミニマリスティックなものなのだけれど、
壁面上部に施された壁画と、天井が華麗。

ウィーン分離派とかクリムトを連想する。

展示されていたカトラリーのセット。
これらも、グリーク・リヴァイヴァル・スタイルで
すべて統一されている。
細部へのこだわりに驚かされる。
次回も、華麗なインテリアが続きますよ。
Villa Kerylos(ヴィラ・ケリロス)
map:
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