Osterley House(オスタリー・ハウス)-2-
8月1日(水)~22日(水)の間、
KotomiCreations Etsyショップは、
夏季休暇で閉店しています。
8月23日(木)より、通常営業に戻ります。
よろしくおねがいします。
実は、今日も撮影仕事のまっただ中なんだけれど、前書きで、ロンドン郊外のナショナル・トラストの屋敷、Osterley House(オスタリー・ハウス)のイメージ続編を。
というところから。
そして、もっと濃いことになっていく。
The Tapestry Room(タペストリーの間)。
この部屋は、重要なゲスト(たとえば王族など)を迎えるための、
正式の応接室として作られている。
完成に4年を要したといわれるタペストリーは、
施主の奥様、チャイルド夫人のテイスト。
庭や園芸、動物好きの夫人のために、
これらがふんだんにモチーフに使われているのだそう。
これはその天井装飾。
The State Bedchamber(主寝室)
神殿を模したようなベッドは、アダムの力量発揮・・・
なのだけれど、施主のロバート・チャイルドは、
このベッドの請求書を支払った後、すぐに破棄してしまったので、
いったいいくらかかったものなのか、誰にも知らされていない。
しかし、このベッドは殆ど使われることはなく、
ロバートとサラ夫妻は、上階のもっと落ち着いた、
地味なベッドを使っていたのだそう。(上階は未公開)
この部屋も「王族が宿泊される場合」用と、
「いやぁ、こんな部屋用意してるんですけどね」的な
見せびらかし効果用だったのかもしれない。
キャノピー部分のディティール。
現在はブラウンに見えるけれど、当時はグリーン系の色で、
それが退色したのではないかな・・・・というのは、全くの想像だけど。
その天井装飾。
The Etruscan Dressing Room(エトルリア風ドレッシングルーム)
1754年から4年に渡る、
イタリア半島中部の古代エトルリア遺跡からの
この部屋に多用されている。
壁の装飾は、アダムのデザインを紙にコピーして彩色したものを、
キャンヴァスに貼り込み、それを再び壁に貼る、
その天井装飾。
ドアの装飾パネル。
の、クローズアップ。
廊下の部分。
これで、お屋敷見学は終わって、カフェで休憩。
屋敷に向かって右側にStable Cafe(厩のカフェ)がある。
レンガ造りの16世紀の厩に、
これまた18世紀にネオクラシカル様式の
エントランスアーチを付け加えたものかと。
中は厩の構造がそのまま残された、
ブース型のテーブル席になっている。
奥にも広がっていて、その先や入口前の屋外にも
席が作られているので、かなり大きなカフェ。
休憩の後は、屋敷正面右側から、
ナショナルトラスト管轄下の(有料の方の)庭を見に行く。
サマーハウスの前では、バラが満開。
レンガ塀で仕切られた中のキッチンガーデンへ。
向こうに見えているのは、厩のカフェの建物の裏側。
キッチンガーデン。
そのあとキッチンガーデンを出て、その奥に広がる庭を散策。
Laburnum(ラバーナム=キングサリ)の花も満開。
あちこちにフォリーが点在する。
この庭園、美しくて和めるのだけれど、
ちょうどヒースロー空港のフライトパスの下で、
ちょっと騒音がウルサイ。
この日は風向きからか、逆方向の離着陸で、離陸経路側になっている。
通常は着陸経路側で、もっと巨大に航空機スポッティングも楽しめる・・・
というか、かなりきつい騒音に、2分ごとぐらいでみまわれる。
そのまた先に広がる草原にて、
シネマの1シーンっぽい配偶者氏とフライト。
この草原はちょうど屋敷の裏側に面している。
屋敷の正面から右側をぐるっとひと回りしてきたことになる。
最後にもう一度、屋敷を裏面から。
さて、ノルマンディー滞在の夏休みまでに、
もう一度更新できるかどうか・・・多分できないような気がするけど。
その場合は、次回はノルマンディー、
ル・シャトーのアネックスよりの標本箱。
日本は一段と暑いそうで、暑中お見舞い申し上げます、ですよ。
Osterley House(オスタリー・ハウス)
地図:
*************************
by KotomiCreations
KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2
Labels: 場所
<< Home