サンタ・エングラシア教会(Igreja de Santa Engrácia)-National Pantheon(ナショナル・パンテオン)など
東京からロンドンに滞在中の、ライターの友人のリサーチにお付き合いして、ハンプトン・コート・パレスやら、郊外のマナー・ハウスのキッチン・ダイニングを巡っていて、標本箱はまた更新遅れ気味・・・。
リスボンのサンタ・クララのマーケットの隣に位置する、サンタ・エングラシア教会(Igreja de Santa Engrácia)のイメージなどを今回。
17世紀建造のこの教会、1681年に一度倒壊したあと、紆余曲折あって20世紀まで、復興が完成しなかった。
そこから、永遠に終わリの見えない仕事のことを、「サンタ・エングラシア仕事」と呼ばれるようになったのだとか。
(あぁ、今年の私の写真のポスト・プロセス仕事のことかと思うよ・・・。)
1916年に国立パンテオン(国家的偉人達を祀る神殿)として使用されることになり、1966年にドームが完成して再落成されて、現在に至る。
正面の外観。
17世紀後半のバロック様式。
革新的なギリシャ十字のレイアウトは、 João Antunes(ジョアン・アントゥネス)の設計。
内部は十字レイアウトの中央に、20世紀に完成したドームが架かる。
チャペル風のアーコーヴの中が、それぞれ廟になっている。
中央のドーム天井。
十字のサイドに当たる部分。
その天井部分。
中央ドームのギャラリー部分に上ってみる。
18世紀のパイプ・オルガンは、リスボン大聖堂から移行されたものだそう。
中央部分のドーム天井。
床は、多色の大理石で彩られている。
天井ドーム下のギャラリーまで登って、下を見ると・・・、
高所恐怖症気味なので、ちょっと腰が引ける・・・。
壁や天井部分も、全て大理石。
ギャラリー部分から、外の屋上に出ることができる。
屋上から、そのまた上に伸びる、
ドームの明かり窓のトップ部分を、外側から。
エントランス部分。ゲート部分までは無料で、
その先の内部(と、ギャラリー)に入るには有料。
最後に、彫像型のレリカリー。
額に棘の生えた聖人さんって誰なんだろう?
サンタ・エングラシア教会(Igreja de Santa Engrácia)
-National Pantheon(ナショナル・パンテオン)
Campo de Santa Clara, 1100 - 471 Lisboa
地図:
教会を出て、街の様子を。
観光客を乗せて走り回るオート三輪は、
TukTuk(タクタク)と呼ばれるタクシー。
前回のサンタ・クララのマーケットに面して建つ、
華麗なアズーレジョ・タイルの建物。
この後歩いて行った、Igreja e convento da Graça
(グラサ修道院教会)の正面。
内部の撮影禁止だったので、結局入らずに、
その前の広場の、高台からの眺めをのんびり楽しむ。
タガス川に向かって下りていくと、アルファマ地区へ。
4月25日橋の下に、リスボン大聖堂が見える。
私たちは、アルファマ側ではなくて、
このくねくねした階段パッセージを下りて、
カストロ(城)の北側を巡って、アパートに帰っていくのだった。
*************************
by KotomiCreations
KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2
<< Home