Thursday, 27 July 2017

Museum of Decorative Arts, Lisbon (装飾美術博物館、リスボン)-2-

Etsyショップ:夏休みのお知らせ。
8月1日(火)~8月22日(火)の間、
Etsyショップは夏休みで、クローズになります。
よろしく、ご了承ください。


今日も、にわか雨が何度も通っていって・・・、肌寒いロンドンです。
来週からの、ノルマンディー夏休みは、ダウンジャケット+ウール物持参で・・・ということになりそうな雰囲気。
で、まだ先日の撮影仕事の、ポストプロセス+再修正のやり取りの真ん中だけれども、なんとか仕事を終わらせて夏休みに入りたいもの・・・。

Museum of Decorative Arts (装飾美術博物館)、正式にはFundação Ricardo do Espírito Santo Silva(リカルド・エスピリト・サント・シルバ財団)のイメージの続編を。


Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
途中の廊下に置かれていた、時計。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
ハンド・ペイントのディティール。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
ベッドルームに設えられた展示室。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
同じ部屋。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
その次の小さな部屋では、宗教的な「箱アート」が、
いくつかまとめて展示されている。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
聖家族のいるインテリア箱。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
これはまた別の、幼子キリストの礼拝。
リスボンの教会や修道院で、こんなような3D的ディスプレイを、
大小いくつか見かけた。
ポルトガル特有のものなのだろうか、
またスペインでもあるのだろうか?

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
ここの部屋で、中庭を取り囲む建物の展示室を一周してきたことになる。
展示室は、まだ上階へ続く。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
階段の部屋の展示。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
その左側の階段を上る。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
最初の部屋の天井。
この部分は、建造当初17世紀の天井が残されているのではないか・・・と思う。
天井画の様式が、17世紀風なので。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
このフロアでは、遡って17世紀の様式のものが、
部屋にコーディネートして展示されている。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
銀器を収める、キャビネット。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
その隣のベッドルームの展示。
17世紀のポルトガルのベッドの典型は、
このような複雑に、スピンドルを組み合わせたデザイン。
デザイン的には、ムーア(アラビア)のデザインの影響なのだそうで、
素材は当時ポルトガル領だった、ゴヤなど、
インド・東南アジアから運ばれた、
ローズ・ウッド、チーク、エボニーなどのハードウッドが主流。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
手前に写っている子供用のクリブ(ゆりかごベッド)も同様のデザイン。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
ベッドのミニチュアの展示。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
最上段のこういうものが、17世紀スタイル。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
同じフロアのムーア(アラビア)風のインテリア。
これもムーアの影響なのか、窓際のシート状の2つの出っ張り。
これをポルトガルの歴史的インテリアで、よく見かけた。
泊まっていたアパートメントの窓際もこんな風。
スペインは行ったことがないので、これがポルトガル特有なのか、
イベリア半島特有なのかは、知らないけれど・・・。

ここから、もう1フロア上にも一部屋の展示室があるので、
そこに上っていく。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
その部屋は、椅子マニア・ティエリー氏も驚くだろうという数の
椅子のコレクション。
入口の向かい側(この写真の右手)から17世紀の椅子で、
窓側(写真左)に向かって、18世紀に時代が下っていく。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
入り口側の壁は、窓側(写真右)から18世紀、写真左の19世紀へ。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
背のカーヴの感じが、Pおじさんのル・シャトーのダイニング椅子に似ている。
おじさんちの椅子も、18世紀モノなんだろうな。


Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
展示室を見て回った後は、中庭のカフェでお茶。

Museu da Fundação Ricardo Espírito Santo e Silva
ポルトガル定番のカスタード・タルトと・・・。



Museum of Decorative Arts(装飾美術博物館)

Map:





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