Museum of Decorative Arts, Lisbon (装飾美術博物館、リスボン)-2-
8月1日(火)~8月22日(火)の間、
Etsyショップは夏休みで、クローズになります。
よろしく、ご了承ください。
今日も、にわか雨が何度も通っていって・・・、肌寒いロンドンです。
来週からの、ノルマンディー夏休みは、ダウンジャケット+ウール物持参で・・・ということになりそうな雰囲気。
で、まだ先日の撮影仕事の、ポストプロセス+再修正のやり取りの真ん中だけれども、なんとか仕事を終わらせて夏休みに入りたいもの・・・。
Museum of Decorative Arts (装飾美術博物館)、正式にはFundação Ricardo do Espírito Santo Silva(リカルド・エスピリト・サント・シルバ財団)のイメージの続編を。
途中の廊下に置かれていた、時計。
ハンド・ペイントのディティール。
ベッドルームに設えられた展示室。
同じ部屋。
その次の小さな部屋では、宗教的な「箱アート」が、
いくつかまとめて展示されている。
聖家族のいるインテリア箱。
これはまた別の、幼子キリストの礼拝。
リスボンの教会や修道院で、こんなような3D的ディスプレイを、
大小いくつか見かけた。
ポルトガル特有のものなのだろうか、
またスペインでもあるのだろうか?
ここの部屋で、中庭を取り囲む建物の展示室を一周してきたことになる。
展示室は、まだ上階へ続く。
階段の部屋の展示。
その左側の階段を上る。
最初の部屋の天井。
この部分は、建造当初17世紀の天井が残されているのではないか・・・と思う。
天井画の様式が、17世紀風なので。
このフロアでは、遡って17世紀の様式のものが、
部屋にコーディネートして展示されている。
銀器を収める、キャビネット。
その隣のベッドルームの展示。
17世紀のポルトガルのベッドの典型は、
このような複雑に、スピンドルを組み合わせたデザイン。
デザイン的には、ムーア(アラビア)のデザインの影響なのだそうで、
素材は当時ポルトガル領だった、ゴヤなど、
インド・東南アジアから運ばれた、
ローズ・ウッド、チーク、エボニーなどのハードウッドが主流。
手前に写っている子供用のクリブ(ゆりかごベッド)も同様のデザイン。
ベッドのミニチュアの展示。
最上段のこういうものが、17世紀スタイル。
同じフロアのムーア(アラビア)風のインテリア。
これもムーアの影響なのか、窓際のシート状の2つの出っ張り。
これをポルトガルの歴史的インテリアで、よく見かけた。
泊まっていたアパートメントの窓際もこんな風。
スペインは行ったことがないので、これがポルトガル特有なのか、
イベリア半島特有なのかは、知らないけれど・・・。
ここから、もう1フロア上にも一部屋の展示室があるので、
そこに上っていく。
その部屋は、椅子マニア・ティエリー氏も驚くだろうという数の
椅子のコレクション。
入口の向かい側(この写真の右手)から17世紀の椅子で、
窓側(写真左)に向かって、18世紀に時代が下っていく。
入り口側の壁は、窓側(写真右)から18世紀、写真左の19世紀へ。
背のカーヴの感じが、Pおじさんのル・シャトーのダイニング椅子に似ている。
おじさんちの椅子も、18世紀モノなんだろうな。
展示室を見て回った後は、中庭のカフェでお茶。
ポルトガル定番のカスタード・タルトと・・・。
Museum of Decorative Arts(装飾美術博物館)
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