London in Christmas mode - クリスマス仕様のロンドン
前回は夏の庭で、今回はいきなり、冬に突入。
なんだか、暖かくてまったりした11月~12月のロンドンだけれど、確実にクリスマスは近づいて来ているらしい。
今回は、クリスマスの買い物に出た時の、クリスマス仕様のロンドンの様子を中心に。
クリスマスの買い物・・・といっても、プレゼントはハンドメイドか、ネット・ショッピングで、フィジカルなお店(実店舗)で買い物することがほとんどない私。 実店舗に行くとどこになにが売られているのか、検索機能がないので、途方に暮れる・・・というのは、立派なNerd(ヲタク)印かもしれんのだが・・・、ま、とにかく、唯一店に買い物に出るのは、Fortnum & Mason(フォートナム&メイソン)。
毎年夏にお世話になっている、ノルマンディー、ル・シャトー界隈の人々に、クリスマスプレゼントを送る。
最初のクリスマスにPおじさんにF&Mのビスケット詰め合わせを送ったら、その中のダブル・チョコレート・ビスケットが激好評。「真ん中の大きなチョコレートのは、食べんといてくれ、ワシのや。」という、幼児発言が出るぐらいの執着ぶりだったそうなので、ダブル・チョコレート・ビスケットに事欠かないように、夏の滞在時の手土産と、クリスマス・プレゼントはこれが基本。
そして、フランス食にロンドンで対抗できるのは、まぁここぐらいしかなかろうというので、その他ノルマンディー組の皆さんにも、流れでF&Mということになっている。
今年も、11月末に早々に買い物に行ってきた。
ピカとGreenParkの間にあるF&Mに行くのには、
いつも人混みのやや少ないGreenPark駅側から歩いて行く。
The Ritzも、もうクリスマス仕様。
The Ritzのジュエリー・ショップのウィンドウ。
Piccadilly Arcade(ピカデリー・アーケード)の中もクリスマス仕様。
ちなみに、クリスマスツリーは、
ヴィクトリア女王の夫君アルバート公が、母国ドイツから持ち込んだもので、
19世紀以降、UKに普及した。
それまでは、こんな風なガーランド(花綱)式のデコレーションが、
クリスマス・デコレーションだったのだそう。
さて、F&Mに到着。
例年ここのクリスマス・ディスプレイは、
ロンドンのデパートメントストアの中でも、とりわけ優れもの。
今年は、若い年齢層にアピールするため、
アイスランド出身の人気イラストレーター、
Kristjana S Williams(クリスティーナ・S・ウィリアムス)とのコラボ。
イラストから3Dになった子達もいろいろ登場。
クリスマス・プディングはUK独特のケーキ。
確実に中世起源だろうと思わせる・・・、中世風というか、
洗練されてないというか、つまりけして美味しいものではないけれど、
英人家庭ではクリスマスに入用なもののよう。
ミンスパイも同様、歴史に遡っていっているお菓子。
ドライフルーツやナッツがキライなので、私はどちらもNG。
配偶者氏は、クリスマス・プディングはあまり好きでないそうだけれど、
ミンスパイは大好物で、クリスマスが始まる前から、
店頭に並び始めると買ってきては、食べ溜めしている。
私はチョコレートの方が専門。
お店の中に入って、
これは、大体いつも決まった場所に並べられていてわかりやすい。
これがPおじさん御用達のダブル・チョコレート・ビスケット、
正式にはChocolossus(チョコロサス)と呼ばれている。
世界最強のチョコレート・ビスケット、多分。
買い物を済ませて、この日は久しぶりにナショナル・ギャラリーを見に行った。
その途中で見つけた、ステキなクリスマスリース。
某ジェントルメン・クラブの入口にて。
ここからは、Covent Garden(コベント・ガーデン)界隈、
夜のクリスマス・デコレーション風景。
Seven Dials(セヴン・ダイアルス)と呼ばれる、
七差路のあたりのショッピングエリア。
3Dのデコレーションが漂っている。
その下を歩いて、Neal's Yard(ニールズ・ヤード)で買い物。
ニールズ・ヤードらしい、ナチュラルでシンプルなクリスマスツリー。
そのあと、ぶらぶらコベントのピアッツァ方面に歩いて行く。
途中のレストラン前の賑々しいツリー。
ピアッツァ前には、恒例の10m級のクリスマスツリー。
かなりの迫力。
ピアッツァの中のApple Market(アップル・マーケット)は、
Mistletoe (ミスルトゥ=ヤドリギ)モチーフのデコレーション。
クリスマス名物、モルド・ワインや
ジンジャーブレッドを売るスタンドも出ていて、
気温は生ぬるいけれど、
クリスマス気分が徐々に盛り上がっているロンドンでした。
ついでにクリスマス直前、ドイツの街のクリスマスの写真も撮ってくる予定。クリスマスまでに仕上がって、もう一度標本箱に詰めこめたらいいなー、と思うものの、これはちょっと未定。そんなわけで、標本箱は出張モードで、クリスマス開けまでお休みかも?です。
Have a lovely festive season!!
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