Friday 18 December 2015

London in Christmas mode - クリスマス仕様のロンドン

前回は夏の庭で、今回はいきなり、冬に突入。
なんだか、暖かくてまったりした11月~12月のロンドンだけれど、確実にクリスマスは近づいて来ているらしい。
今回は、クリスマスの買い物に出た時の、クリスマス仕様のロンドンの様子を中心に。

クリスマスの買い物・・・といっても、プレゼントはハンドメイドか、ネット・ショッピングで、フィジカルなお店(実店舗)で買い物することがほとんどない私。 実店舗に行くとどこになにが売られているのか、検索機能がないので、途方に暮れる・・・というのは、立派なNerd(ヲタク)印かもしれんのだが・・・、ま、とにかく、唯一店に買い物に出るのは、Fortnum & Mason(フォートナム&メイソン)。
毎年夏にお世話になっている、ノルマンディー、ル・シャトー界隈の人々に、クリスマスプレゼントを送る。 
最初のクリスマスにPおじさんにF&Mのビスケット詰め合わせを送ったら、その中のダブル・チョコレート・ビスケットが激好評。「真ん中の大きなチョコレートのは、食べんといてくれ、ワシのや。」という、幼児発言が出るぐらいの執着ぶりだったそうなので、ダブル・チョコレート・ビスケットに事欠かないように、夏の滞在時の手土産と、クリスマス・プレゼントはこれが基本。
そして、フランス食にロンドンで対抗できるのは、まぁここぐらいしかなかろうというので、その他ノルマンディー組の皆さんにも、流れでF&Mということになっている。
今年も、11月末に早々に買い物に行ってきた。

Christmas decoration in London
ピカとGreenParkの間にあるF&Mに行くのには、
いつも人混みのやや少ないGreenPark駅側から歩いて行く。
The Ritzも、もうクリスマス仕様。

Christmas decoration in London

Christmas decoration in London

Christmas decoration in London

Christmas decoration in London
The Ritzのジュエリー・ショップのウィンドウ。

Christmas decoration in London
Piccadilly Arcade(ピカデリー・アーケード)の中もクリスマス仕様。
ちなみに、クリスマスツリーは、
ヴィクトリア女王の夫君アルバート公が、母国ドイツから持ち込んだもので、
19世紀以降、UKに普及した。
それまでは、こんな風なガーランド(花綱)式のデコレーションが、
クリスマス・デコレーションだったのだそう。

Fortnum & Mason Christmas display 2015
さて、F&Mに到着。

Fortnum & Mason Christmas display 2015
例年ここのクリスマス・ディスプレイは、
ロンドンのデパートメントストアの中でも、とりわけ優れもの。
今年は、若い年齢層にアピールするため、
アイスランド出身の人気イラストレーター、
Kristjana S Williams(クリスティーナ・S・ウィリアムス)とのコラボ。

Fortnum & Mason Christmas display 2015
イラストから3Dになった子達もいろいろ登場。

Fortnum & Mason Christmas display 2015

Fortnum & Mason Christmas display 2015

Fortnum & Mason Christmas display 2015

Fortnum & Mason Christmas display 2015
クリスマス・プディングはUK独特のケーキ。
確実に中世起源だろうと思わせる・・・、中世風というか、
洗練されてないというか、つまりけして美味しいものではないけれど、
英人家庭ではクリスマスに入用なもののよう。
ミンスパイも同様、歴史に遡っていっているお菓子。
ドライフルーツやナッツがキライなので、私はどちらもNG。
配偶者氏は、クリスマス・プディングはあまり好きでないそうだけれど、
ミンスパイは大好物で、クリスマスが始まる前から、
店頭に並び始めると買ってきては、食べ溜めしている。

Fortnum & Mason Christmas display 2015
私はチョコレートの方が専門。

Fortnum & Mason Christmas display 2015
お店の中に入って、

Fortnum & Mason Christmas display 2015

Fortnum & Mason Christmas display 2015
これは、大体いつも決まった場所に並べられていてわかりやすい。
これがPおじさん御用達のダブル・チョコレート・ビスケット、
正式にはChocolossus(チョコロサス)と呼ばれている。
世界最強のチョコレート・ビスケット、多分。

Christmas decoration in London
買い物を済ませて、この日は久しぶりにナショナル・ギャラリーを見に行った。
その途中で見つけた、ステキなクリスマスリース。
某ジェントルメン・クラブの入口にて。

ここからは、Covent Garden(コベント・ガーデン)界隈、
夜のクリスマス・デコレーション風景。

Christmas decoration at Seven Dials
Seven Dials(セヴン・ダイアルス)と呼ばれる、
七差路のあたりのショッピングエリア。
3Dのデコレーションが漂っている。

Christmas decoration at Seven Dials
その下を歩いて、Neal's Yard(ニールズ・ヤード)で買い物。

Christmas decoration at Neal's Yard
ニールズ・ヤードらしい、ナチュラルでシンプルなクリスマスツリー。

Christmas decoration at Covent Garden
そのあと、ぶらぶらコベントのピアッツァ方面に歩いて行く。
途中のレストラン前の賑々しいツリー。

Christmas decoration at Covent Garden
ピアッツァ前には、恒例の10m級のクリスマスツリー。

Christmas decoration at Covent Garden
かなりの迫力。

Christmas decoration at Covent Garden
ピアッツァの中のApple Market(アップル・マーケット)は、
Mistletoe (ミスルトゥ=ヤドリギ)モチーフのデコレーション。

Christmas decoration at Covent Garden
クリスマス名物、モルド・ワインや
ジンジャーブレッドを売るスタンドも出ていて、
気温は生ぬるいけれど、
クリスマス気分が徐々に盛り上がっているロンドンでした。

さて、日曜から月曜にかけて、ドイツのDusseldorf(デュッセルドルフ)と、そこからまた鉄道で移動して、Bielefeld(ビールフェドと発音するのかな・・・?)という町に撮影で滞在中。
ついでにクリスマス直前、ドイツの街のクリスマスの写真も撮ってくる予定。クリスマスまでに仕上がって、もう一度標本箱に詰めこめたらいいなー、と思うものの、これはちょっと未定。そんなわけで、標本箱は出張モードで、クリスマス開けまでお休みかも?です。
Have a lovely festive season!!



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