Rijksmuseum(国立博物館), アムステルダム -1-
いや・・・、5年前の年齢詐称(不詳ともいう)写真もボチボチなんかなと思い、そして近頃、遠近両用メガネの方がコンタクトより楽・・・っていうので、メガネさんになっているし、プロフィール写真を替えてみた。相変わらず、実態不明なところまで加工かけてるので、ま、どっちでもかわりないか(笑)。
さて、今回から連続でアムステルダムのRijksmuseum(国立博物館)のイメージを。
2003年12月にメイン・ビルディングが修復のために閉館になって、それから延々紆余曲折して、2013年4月にようやく再オープンとなった。私はモダン・アートの方のStedelijk Museumとずぅーっと混同していて(こちらの方は7-8年前に、ホリデーで1週間滞在した時に見に行った記憶がある)、去年Pおじさんに「オープンしたぞ、見に行かんのか?」と聞かれた時に、「以前行ったことがある。」と答えたような。 ・・・違う、行ってなかった、閉館していたので、行けるてるわけがない。
ここはオランダ最大の博物館/美術館で、ちょうどロンドンでいうなら、V&Aとナショナル・ギャラリーを足して割ったようなもの。フェルメールやレンブラントの名画が数々展示されているので、まず普通は絵画を見に行くものかと。
今回私の場合、絵画より建築・工芸が優先の人なので、そして、朝の雪で交通マヒ状態の中、ラッキーにセントラルまで出てこれたとはいえ、ストレートに列車に乗ってくるより1時間ぐらい出遅れている。 なので、ガイドマップ片手に、見たいもの順で回っていくことにした。
まず、自分内優先順位No1は、ここのライブラリーのインテリア。 なので、まっすぐライブラリーへと向かう。
19世紀建造の鋳鉄構造のギャラリーを見てみたかったのだった。
吹き抜けの真ん中にカルダーのモビール。
これの「モビール」って典型的な60年代なものなので、
もっとリヴァイヴァルしてきてそうなものだけれどな。
その昔、父親はインテリア関連の仕事をしていたので、
家の中が当時のトレンディでうまっていて、
我家にも、2種類あったのを覚えている。
しかし、いかんせん日本のマンションは天井が低くて、
背の低い父親でさえ、頻繁に錘のボールに頭をぶつけているのだった・・・。
この装飾的な螺旋階段・・・そして本棚、
このイメージにソフト・スポット有。
ここはオランダ最大の美術関連図書館なのだそう。
これは1階から見ているところ。
1階では写真不可、というか、本を撮影してはいけません、
という意味で各デスクに「撮影禁止マーク」。
調べ物している人の間でシャッター押すのも(多分)NGだされると思うので、
ここでは、ドアの外から望遠で撮影。
しかし、どうやら上の階からシャッター音がするので、
ギャラリーに出れるフロアがあるはず。探してみることに。
あ、あった。
ちょうど3階部のギャラリーの一角に、仕切りがあって、
その仕切の反対側は博物館からアクセスできるようになっている。
博物館側からいうと、セカンド・フロアの2・16室、コインやメダルの展示の奥に、
この図書館のギャラリーが見渡せるようになっている。
コリント式柱頭を模したピラーが美しい。
ここの写真が色々撮れたので、まず満足。
建築ついでに、博物館の中で目にとまった、内装を以下に。
これはセカンド・フロアのグレート・ホール。
その壁画と、
ステンドグラス。
この建物はPierre Cuypersの設計がコンテストに入賞して採用されたもので、
1876~1885年にわたって建造された、
ゴシックとルネサンス・リヴァイヴァルの混合体。
今回の改修で付け加えられた、と、思われる、
大英博物館のような、明るいコートヤードがエントランスで、
チケット売り場、カフェやショップもこのエリアにかためられている。
ガラスドアの向こう側は通りぬけパッセージになっていて、
自転車も走っている。
全然余談だけれど、この国立博物館やルーブルのチケットを買うたびに、
それに匹敵する、国立博物館幾つもをを無料で公開している
UKの「太っ腹ぶり」に改めて感心、感謝するのだった。
出来る範囲で寄付は・・・しようね(笑)。
そのパッセージを表から見たところ。
最後に正面を。
只今「晩年のレンブラント」特別展開催中・・・も、見てないな(笑)。
Rijksmuseum(国立博物館)
Museumstraat 1, 1071 XX Amsterdam
開館:毎日 9:00am- 17:00pm
(クリスマスも、New Years Dayも、国王誕生記念日もオープン)
入場料:大人17.5ユーロ、特別展とのコンバイン・チケットだと25ユーロ。
チケット売り場がかなり並ぶ、という話なので、E-チケットが推奨されている。
プリントアウトを持っていけば、そのまま直接館内入口に向かい、
係員にプリントアウトをスキャンしてもらうだけ。
チケット、プリントアウトを持っている限り、その日の内の出入りは自由。
毎回、入口でスキャンして入れてもらう。
地図:
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