Saturday 21 February 2015

アムステルダムの街

年に数回あるかないかの、「週日連日アポイントメントの入っている週」をやり過ごし、ちょっとまったりの週末。
いやまだ、ポストプロセスする写真とか、納品書のPDF化とか、作業は残っているんだけれど、つかの間標本箱に逃避することにして、今回はアムステルダム風景を。


Amsterdam - Street
アムスといえば、このIamsterdam大広告ディスプレイ。
現物を見たことないや・・・と思っていたら、Rijksmuseum(国立博物館)の前にあった。
いつでも怪しげな(?)街の東側をうろついているので、知らなかっただけ。


ちなみにこれ、最終日の土曜日。
ナールデン界隈のホテルの朝食室で、Pおじさんと「雪がつもったねぇ^^。」なんて喜んでいたら、喜んでる場合ではなくて・・・、チェックアウトして駅に向かうと、列車表示も真っ白。
ここは無人駅なので、たまたまモバイルで列車を確認していたお兄さんに尋ねたら、「今のとこ全部キャンセル」だと。
え?雪に弱いのロンドンの交通だけじゃなかったのか・・・。
普段はこの駅に車を停めて、列車でセントラルに向かうんだという、このお兄さん、仕事先まで車で行くことにして「トラムは走ってるから、仕事先の最寄りのトラム駅まで乗せてったげる。」ということになって、無事セントラルに到着。感謝、多謝!!
別れ際に「コーヒー飲んで」と5ユーロ渡して、みんなハッピー(かなり、ヒッチハイク状態)。
アムステルダム人は、ロンドン人ほどアクセクしてないので、概ね「心に余裕」のある感じ。
ロンドンはどんどん物価が上がって、暮らしいにくいせいなのかな?
昼にはいいお天気になったので、夕方便のフライトも、空港への列車も問題なし。半日ゆっくり国立博物館を見て回った。
Pおじさんほど大きくないけど、頭の上に小さな「幸運の星」が育ちつつあるような(笑)。


Amsterdam - Street
国立博物館の下通路を、帰り際の夕日の中で。

Amsterdam - Street
そんなこんなで初めてトラムに乗る。

Amsterdam - Street
雪の後の快晴、ピーカン天気。

Amsterdam - Street

Amsterdam - Street
Damrakの大通りも、めったに通ったことがなかった場所の一つ。

Amsterdam - Street
チーズ屋をいたるところに見かける。

Amsterdam - Street
ロイヤル・パレスのファサード・レリーフ。
そういえばロイヤル・パレスもまだ行ったことがなかった。

Amsterdam - Street

Amsterdam - Street
ステーショナリー屋のウィンドウを覗きこむ。
シールをオーダーメード出来るよう。

Amsterdam - Street
これはシールに使う、ワックスの方。

Amsterdam - Street
カナル沿いに入ると、いつもの見慣れたアムステルダム風景。
アムスの旗が掲げられているのは、Museum Het Grachtenhuis
(The Canal House Museum=カナル・ハウス・ミュージアム)
今回ここを訪れたので、そのイメージをまた次回に。

Amsterdam - Street
ちょうどそのミュージアムからカナル越しに見たところ。


ミュージアムの解説で知ったこと:
1)カナル・ハウスは「わざと」前のめりに建てられているケースが多い。この写真の建物などは、その最たる例。
これは軒先に付けられたホイスト(荷物巻き上げ用の鉄梁)で荷物を引き上げる時に、窓に荷物がぶつかるのを防ぐためだそう。地盤沈下でつんのめっていったのではなくて、そんな風に設計されている・・・というのは、聞いたことがあったけれど、初めて裏付けがとれた。
2)イギリスだと、軒にホイストがついていたら、そこは倉庫として設計された建物、というのが相場なんだけれど、アムスやオランダでは、住居として設計されていても、軒にホイストがついていて、家具や荷物の搬入は(ホイストで引き上げて)窓からというケースが多いのだそう。 


Amsterdam - Street
初日はカナル・ハウス・ミュージアムを見て、早い夕食を食べたら、もう夕暮れ時。
いつも気がついたら、Oudezijds(オルデザイズ)カナルのエリアを歩いている。
この先が俗に呼ばれる「レッドライト地区」。

Amsterdam - Street
その手前は、UvAこと、アムステルダム大学。
修正しにくい奇妙なレンズのディストーション・・・と思ったら、
どうやら本当に古くてイビツになっている建物だった。

Amsterdam - Street
たまたま通りがかって、
チャーミングなこじんまりした建物だったので、写真に撮ったら、
後でこれが、「アムステルダムで一番小さい家」と呼ばれていることが解った。
2.02x5mの敷地だそうだから、日本式にいうと約6畳の敷地に4階建て。
現在はお茶屋さんになっている。

Amsterdam - Street
すっかり日の暮れた路地を通って、

Amsterdam - Street
18世紀のディスプレイを保っているという薬局
Jacob Hooy & Co.のウィンドウを覗きこむ。

Amsterdam - Street

Amsterdam - Street
閉店直前片付け中だったので、中には入らず・・・、
Flickrで写真を見つけてきた。

Jacob Hooy Amsterdam
photo by andre.ancion via Flickr, copyright: UHGT.nl
今度アムスへ行くことがあったら、明るいうちに
ホメオパシック・レメディでも買いに行って、写真撮らせてもらおうっと^^。

Amsterdam - Street
初日はこの後、まっすぐにホテルへ。

次回は先に出てきた、Museum Het Grachtenhuis
(The Canal House Museum=カナル・ハウス・ミュージアム)のイメージを。