Kunst & Antiek Weekend 展- Peter Gabriëlseの箱彫刻 2015
アムステルダムから戻ってきて・・・写真処理の海の下でもがいているところ。
とにかく、ペーターおじさんのエキジビションや作品から写真を仕上げていっているので、まず今回は、冬恒例のアムステルダム近郊・Naarden(ナールデン)のKunst & Antiek Weekend(アートとアンティークのウィークエンド) 展会場の様子から。
初回のの真っ白壁、昨年のダーク・グレイ壁、今年はその中間で、
かなり明るい目のグレートーンの壁。
今までで一番いいトーンで、おじさんも満足。
専属フォトグラファーも、明るくて撮影しやすいので大満足。
昨年の夏、シャトーの屋根裏でペイントされていた、
元教会の装飾パネル、まるで太陽神の神殿のようになって完成。
小さな建設足場が組まれている。
これも神殿風な新作。
壁掛け展示されているけれど、置いてディスプレイ、も、可能。
四角い「箱」からの脱出を試みているような・・・新作2点。
テクスチャーがとても美しいのだけれど、
コントラストで据えられたピラーは、19世紀のアンティーク。
デリケートな明るいトーンの新作。
コロコロ、ボールが漂うディティールが、とてもチャーミング。
そして、右端のステップの手すりが、なんとも繊細。
ステキだわー、と思っていたら、2日目に売れていった。
図書館シリーズの新作。
図書館シリーズはいつでも人気なので、
気がついたら手持ち在庫ナシ状態のことが多いのだそう。
今回も、最後の一つの図書館ボックスが、
同時開催のSlot Zeist(スロット・ザイスト)「ミニチュアの世界展」に
出展中なので、このフェアに間に合うようにこの作品が完成された。
この細かなリアリティー・・・人気なのも納得できる。
これもディティールに感嘆の新作。
おじさんの倉庫そのまま・・・。
アンティークの扉の、バーの嵌った覗き窓の部分を使ったボックス。
箱のなかの階段にシンクロさせて、バーが横になるように使った。
マーケットで見つけた時は、バーが何重ものペイントで覆われていたのを、
ペイントを剥がしてみたら、下から捻った模様のアイアンが出てきたのだそう。
これとても、ヴェルディのオペラのステージ・・・な、印象。
色合いがなんとも深くて渋い。
そのディティール。
ディテールだけ撮って、全体像を撮るのをすっかり忘れていた・・・。
初日で売れてしまったのに。
比較的穏やかな天候の初日は、かなりの人出。
合間を縫って、仲良しのグラダおばさまと師匠の2ショット。
2人が覗きこんできゃっきゃ、言っているのは、
ちょうどアムステルダムに発つ前日にNetで見つけた、Pおじさんを取材したヴィデオ。
私の持っていったラップトップに、ダウンロードしたものを見せたら大受け。
ここにオマケ・ヴィデオでエンベッド。
なんと、25年位前の、オランダのテレビ番組のインタヴュー(英文字幕付)で、
当時のおじさんのアムステルダム郊外の家。
おじさん若いっ(笑)。
ちなみに、この家はオランダのインテリア雑誌「Residence」の、
1991年11月号にフィーチャーされていて・・・、
こんな感じ。
その昔から、テイストまったく変わらず、
首尾一貫している、ペーター師匠なのだった。
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