Amsterdam(アムステルダム)の街
またもや、余談から始まって・・・、UKただいま沈没(というか、浸水)続行中。
10月の終わりから引き続きの、中~小型台風レベルの暴風雨の連続で、10年に一度、もしかすると、1947年以来のテムズ大洪水になるかも・・・なところに差し掛かっているもよう。
西イングランド・サマセットの低地帯の農場や村は、すでに1ヶ月以上水没。ま、田舎に住んでると大変だよね、とか言ってたら、ついにロンドン郊外でもThames(テムズ)川氾濫。
うち、サービトンは、テムズに近いけれど、川の湾曲の外側に位置して安全な側なので、あまり騒いでいない、なので気づかなかった。
先日、配偶者氏が川沿いにKingston(キングストン)から帰ってきて、異常な水位だったそうで、ニュースを調べてみたら、隣の隣町のWalton-on-Thames(ウォルトン・オン・テムズ=テムズ川上のウォルトン)が洪水で、一部Walton-in-Thames(ウォルトン・イン・テムズ=テムズ川中のウォルトン)になってしまっている。
ご隠居閑人の配偶者氏、頻繁に洪水する、川沿いご近所Thames Ditton(テムズ・ディトン)に物見に出かけて、たまたま出くわしたパブのサンドバッキング(防水のための土嚢積み)をボランティア手伝いの羽目に・・・。
Shepperton(シェパートン)、 Stains(ステインズ)、 Datchet(ダチェット)、 Marlow(マーロゥ)等々、夏なら風光明媚「結構な川沿いのお住い」軒並み水没。
テムズがあふれてるだけでなくて、連続異常降雨で地下水位もが激上昇、地面から泉が沸いて出る状態の洪水に陥っている。 なので、天候が回復しても、どれぐらい早く水(特に地下水位)が引くのかが予測できないのだそう。
その上、天気予報では、まだまだ降雨が続くようで、どうなることやら・・・。
いやまぁ、うちの屋根タイル吹っ飛び雨漏り・・・なんて愛らしいものでした(ちゃんと修理完了)。
他にも、いつも雨の当たっている南側の、仕事机前の窓の木枠が膨らんで、開かずの窓となってしまっていることも、この際これぐらい・・・ヨシとしよう・・・。
UKには梅雨はないけれど、台風シーズンはちゃんとあるのだった。
閑話休題で、本題のアムステルダムのイメージを。
いやこのカナルを今見ると、どうやって「治水」してるのか、
UK政府に指導してやってくれ・・・などと思う(笑)。
実はオランダ名物の「風車」は、イギリスのように「粉引き」のためではなくて、
土地の水を風力で汲み上げて、水路に排出するためのものだったのだそう。
なすがまま~のUKとは「治水」の歴史が違うかも。
カナル越しに、Oude Kerk(Old Church=旧教会)のタワーが見える。
去年もこのカナル沿いによく歩いていた。
今年は、去年のように凍ってはいない、ヤレヤレ。
一日はからっと晴れたいいお天気。
天気のせいか、気温が温かいせいか、
去年より、やたら自転車が目立つ。
アムスは自転車の街とはわかっているものの、
あまりに多くて「北京みたい」と思うのは、私だけだろうか(笑)。
歩道と自転車道の際で、ボーっと写真を撮っていては危険な雰囲気。
注意、注意。
ま、それでも絵になるから、いいか。
チャーミングなダッチ・ゲーブル(オランダ式切妻)のファサード。
を、ポスト・プロセスで真正面風に。
クロウステップド・ゲイブル(階段状切妻)の典型的な建物で、
17世紀初頭のダッチ・ルネッサンススタイル。
アムスというよりは、ハールレム(Haarlem)に多い様式だそう。
Het Wapen van Rigaと呼ばれる建造物。
はじめて見た、観光馬車。
Raadhuisstraatのアーケード。
典型的な19世紀末期のスタイル。
ハウスボートが並んでいる。
固定された住居として使用されているボートのことを、こう呼ぶ。
壁に窓際猫の絵発見。
コーヒーハウスの窓に映りこむ、Hotel Victoria(現 Park Plaza)。
Rijksmuseum(国立美術館)に向う通り。
国立美術館、一番有名どころだけれど、
絵画しかないのを理由に、いまだ行ったことがないのだった。
(どちらかというと、私はクラフト、建築系なもので・・・。)
また、カナル。
パリと一緒で、あまり似たような風景・建造物が続くので、
どこがなんだかだんだんわからなくなってくるし、
どこを撮っても同じ・・・のシチュエーションに落ち入り気味(笑)。
今回いろいろ、お店のウィンドウも覗き込んで撮ったので、
次回はそのイメージを。
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