Brighton(ブライトン)の街-1-
アレックスのオープン・ハウス・イヴェントの話の続きで、今回はBrighton(ブライトン)の街のイメージを。
ブライトンといえば、Londonからいちばん近くて、今でも賑やかな海辺のリゾート街、というのが真っ先に思い浮かぶイメージだけれど、この街、アーティスト/クリエーターが多くて、ゲイ人口密度が高くて、ボヘミアン/ヒッピー文化が、20世紀中ごろから現在にいたるまで引き続いている街、でもあるのだった。
とりわけ、アレックスの自宅/ショールームの近く、以前彼女がお店を持っていたKemptown(ケンプタウン)は、住宅とお店が混在していて、ヴィレッジ/コミュニティー感覚の濃厚なエリア。
カフェ・ギャラリー・ヴィンテージ/アンティーク/ジャンク・ショップが集まってきていて、今ちょっと面白くなりつつあるところ。
海岸に面した公園を、取り囲む住宅街。
海岸道路から1本入った、St James Street(セント・ジェームス・ストリート)の、
このあたりから東が、Kemptownと呼ばれるエリアになっていく。
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地図で言うと、このあたりから、ずーっと東へ。
ブライトンのボヘミアン・カルチャーには、カフェは欠かせないもののようで、
どこにでも、とにかくカフェ。
どこもが、ナチュラル/レトロのいい感じで、結局どこに入ったものだか決められなくなる。
St. Mary's Churchを越したあたりから、アンティーク・ショップがポツポツ出現。
このあたりはまだ、ジャンク・ショップ系。
しかし、その中からお宝を探し出すのが「ハンター」の醍醐味。
角のカフェが、なかなかステキ。
醍醐味・・・とかいうものの、全部は見きれなくて、実は外から眺める程度、だったけど。
その先にちらっと見えている、ピンクの店、
ここが「Brighton Flea Market(ブライトン・フリー・マーケット)」。
ここも、たいがいジャンクだけれど、とにかく広くていくつものディーラーが入っているので、
ブラブラ見ているだけでもかなり面白い。
アンティーク/ヴィンテージ/ジャンクがすべてごった煮。
ここから、スタイルのある「ものたち」を抽出できると・・・
値段はお手ごろ。
アレックスのような、クールなディーラー達も結局、ヨーロッパ各地のこういうところや、
ブロカンテ・マーケットから、「いけてる」ものを探し出してきて、コーディネートして提案するという、
「スタイリスト」の要素が半分以上入っているんだろうな、と、思う。
もちろん、その後には、タグ上のプライスが倍増するのだが・・・(笑)。
2階もあり。
配偶者氏(=荷物持ち)を連れていないので、重いもの・かさばるものが買えない、
という事実があって、幸いにも物欲が縮小。
この先、お店が少なくなって、ここで完全に住宅街に入ってしまったように見える。
それでもまだ、道なりにそのままBristol Road(ブリストル・ロード)を歩いていくと、
アレックスのショー・ウインドウがある。ただし、これはただの3D広告板で、
ここが、「お店」というわけではない。
アイテムをいくつか並べて、その背景のスクリーンに、
在庫アイテムのイメージ写真をスライドショーで投影して見せる、という、
アレックスらしい、クリエイティヴなアイディア。
画期的過ぎて、フツー人には、ここが店で「閉まっていた」と誤解されることも多いらしい(笑)。
そこからはもう旧教会の、Brighton Collegeの建物が見えている。
実は、ここからが本格的なKemptown(ケンプタウン)。
アンティーク・ショップも、ぐっと本格的に。
レトロな八百屋さん。
ギャラリーのウィンドウ。ヴィンテージ小物も扱われている様。
最後の「トドメ」がこの一角。
かわいい雑貨屋さん感覚の「ハード・ウェア・ショップ(荒物屋)」と、
ヴィンテージ・ショップ・カフェが並んでいる。
ミッド・センチュリー~レトロ・ヴィンテージの好きな人には、たまらんお店・・・だと思う、多分。
私的には、向かいの「ぢみ」な本屋さんが渋いかな・・・と。
このあたりで、Kemptown散策も終わり。
最後は、このあたりから、海岸線に出たところ。
まだ、ブライトンの写真が残っているので・・・話は続きます。
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