The Decorative Fair (デコラティヴ・フェア)2012秋フェア-2-
10月の初めの、ロンドン・Battersea Park(バタシー・パーク)の、The Decorative Fair (デコラティヴ・フェア)のイメージ続編。
今回まずは、一番女性受けするフレンチ・スタイルから。
西ロンドンLillie Road(リリー・ロード)にお店を持つ、Maison Artefact。
お店のイメージも、標本箱に詰め込んだことがある。<このページ>
今回の目を引くのは、右に額装された18世紀後半のドレス。
子供服かと思うぐらい小さいのだが、これで成人女性用。
当時はイギリス人も小柄だったのだそう。
そのドレスの見事な刺繍。
山小屋のミニチュアは、人形の家かと思ったら、
そうではなくて、小物用のキャビネット。
スイス製だそうで・・・道理でこの形。
ここのトレードマーク、フォックスド・ミラーに写りこむシャンデリア。
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フレンチ・スタイルで並び立つのが、ここM Chapentier。
ナチュラルなテイストの小物とのコーディネーションで、
かわいらしいユーモアのセンスが、いつもチャーミング。
風格のあるテーブルセッティングの端で・・・、
シリアスに会談中の羊たち・・・。
オランダのシャンデリア、東欧のペイントチェストが、
フレンチ家具とコーディネートされる。
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Appley Hore Antiquesの、迫力のディスプレイ!!
このクラウンは大屋敷のベッドのキャノピー(天蓋)飾りとして使われたもの。
アプリーさんは、最近西ロンドンにショップをOpenしたばかりなのだが、
「店の入り口に入らないから、フェアで売れてくれないと困るのよ~(笑)。」
ちなみに、新しいお店の場所は<ここ>。
キャビネットの内側に貼り付けてあるのは、古い手紙。
そのキャビネットの中にディスプレイされているのは、
フェルト帽子作る型の、そのまた、もともとの石膏型。
1930年代らしい、アールデコの頃のスタイル。
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アールデコといえば、Gallery 1930。
現在はアールデコのみならず、幅広いジャンルのものを取り扱っている。
とても「旬」な、パイン材ペイント・キャビネットに、
1930年代ヴィンテージを組み合わせて。
ガラス・キャビネットに博物学標本を組み合わせるのも、トレンディ。
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今回のトリは、Andrew Collier Antiques。
コンチネンタル・スタイルの流行の中で、伝統的なイギリスのアンティークで健闘。
とにかく小物の物量の多さは、このフェアでNo1。
そして10ポンド程度のアイテムから始まるので、誰でも買いやすい値段設定。
なので、いつでも大人気のブース。
3日目にして売り切れ、ブースガラすきになってしまったそうで、
その夜に急遽、リンカーンシャーの店に戻って在庫投入。
4日目早朝からディスプレイし直したのだそう。
この日もブース内満員・・・、なので、引きの全体像がぜんぜん撮れない。
もちろん、安いものだけではなくて、本格的な高級アンティークも充実。
ここのアンドリューさんの、リンカーンシャーのお店は、大きなHemswell Antique Centres(ヘムズウェル・アンティーク・センター)内にある。
ここのアンティークセンターは、日本人顧客への対応にも力を注いでいて、一部日本語ページも完成<このページ>。
(2012年)11月にはアンドリュー氏と、アンティークセンターのオーナー・ロバート氏がそろって、ここのアンティークセンターのプロモーションに来日予定。
「日本語も勉強してます。」そうなので、イギリス・アンティークの仕入れに興味のある方は、<こちら>からコンタクトをどうぞ。
このデコラティヴ・フェア、次回の冬フェアは2013年1月22-17日。
チケットを持たずに出かけると、(原則的に)入り口で£10(ぐらいだったかな?)をチャージされる。
しかし、入場料を払って入る人はまれで、<この頁>で登録すれば送られてくる、
入場無料E-メールをプリントアウトして持っていけば無料。
何枚でもプリントアウトして、持っていってかまわない。
the Decorative Fair
Battersea Park, London
late January, late April and early October.
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このフェアに関する記事が、11月ごろ発売の日本の某・季刊インテリア雑誌に特集される・・・予定。
また、出版された時には広告(!!)を兼ねて、お知らせします^^。
Labels: アンティーク
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