Wednesday 19 September 2012

Eclectique - アンティーク/ ブロカンテ・ショップ

引き続きノルマンディーから、ペーターおじさん周辺のお友達アンティーク話。
今回は、小さな町 Écouché(エクシェ)のアンティーク/ブロカンテ・ショップ、Eclectique(エクレクティーク)のイメージ。

ここは実は、今や私のジュエリーの取引先でもある。
去年ペーターおじさんを訪ねたときに、ペーターおじさんがお友達のフランソワーズに、Kotomiジュエリーのネックレスをプレゼント。それを、とても気に入ってもらって、彼女が昨年(2011年)の11月にこのショップをオープンしたときから、扱ってもらっている。
そして、今回お店の写真をたくさん撮ったので、Yolaの無料サイトを使って、私がここのWebsiteも立ち上げた(シロウトながら・・・)というわけで、なんだかノルマンディー組内輪感覚な、お店なのだった。
昨年は彼女の経営する、可愛いお宿「le Grand Moulin(ル・グラン・ムラン)」のイメージを標本箱にフィーチャーしたことがあるが<このページ>、今回は新しいお店の方のイメージをフィーチャー。


Eclectique - Ecouché
角地に建つお店は、両側に入り口があって、中も大きく2つの部屋に分かれている。
「Eclectique」の看板の方はアンティークで、
「Brocante」の看板の方は、文字通りブロカンテの方の部屋。
ブロカンテという言葉の中にアンティークやヴィンテージの意味合いも入っているが、
中古品とかガラクタというあたりまで含めた、広い意味合いの言葉のよう。
正統アンティークとは使い分けられている。
ここのお店の中を見ると、「アンティーク」と「ブロカンテ」の違いがよくわかる。

Eclectique - Ecouché
ここがアンティーク部門の部屋。
と、いっても純粋にアンティークだけを扱っているわけではなくて、

Eclectique - Ecouché
友人のアート作品やら、

Eclectique - Ecouché
ペーターおじさんの箱彫刻やら、

Eclectique - Ecouché
私のジュエリーも入っていて、それが「Eclectique(折衷様式)」という店名の所以。
ミニ・コンサートや絵画展といったイヴェントも催して、
地域のアーティスト活動とも密接にかかわっている。

Eclectique - Ecouché
ともあれ・・、まずはアンティークがステキなお店なのだった。

Eclectique - Ecouché
手前のペアのボトルに、とても惹かれていたのだけれど、
かなり予算オーヴァーなので、断念。写真で我慢することに。
このかっちりした感じが好きだと思ったら、案の定・・・イギリス製。
まぁ、ノルマンディーでイギリス・アンティークを買っても仕方ないか・・・。
結局、その隣の、ゴールド彩でオークの葉が描かれたグラスを購入。
こちらは、ちゃんとフランス製^^。

Eclectique - Ecouché
壁にかかる18世紀の楽器Chalumeau(ショーメ)、いろいろな形状のものが作られたそうだが、
こんな形のものは超レアもので、まずお目にかからない。
同行の某女史が熱愛していたのだけれど、さすがのレア物、桁違いに高価なものだったので、
残念ながら、今回は断念。「貯金するわ・・・。」とのこと^^。

Eclectique - Ecouché
上の写真のショーメとこの椅子に鎮座する、これも楽器、
(これは・・・ショーメとは言わないだろうな、名前は知らない)
この2つがとりわけレアで高価なものなのだけれど、
この部屋でも充分手の届くプライスゾーンのものもある。

Eclectique - Ecouché
このタイプの、カプセル状ドームに収められた飾り物なども、
部屋が広かったら、ぜひ欲しいのだけれどな・・・。

Eclectique - Ecouché
そして、フレンチ・インテリアには欠かせない、シャンデリア。

Eclectique - Ecouché
こんな様な、建築からはがしてきたような、用途不明のオブジェ達を組み合わせて、
部屋にディスプレイしたいもの。

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Eclectique - Ecouché
で・・・中で繋がってはいるのだけれど、
一方のブロカンテ部門の方のドアから入るとこんな風。
中を覗いた瞬間から「掘り出し物」的においに、アドレナリンが出てしまう。

Eclectique - Ecouché
奥に見えるのがアンティーク部門の部屋。
こちらブロカンテ部門は、2-3ユーロのアイテムからある。
これではほとんどカーブーツセール並み。

Eclectique - Ecouché
部屋を反対側から見たところ。

Eclectique - Ecouché
ごちゃごちゃモノが重なっていればいるほど、掘り出してみたくなる(笑)。

Eclectique - Ecouché
我々はここで始めて購買意欲全開。
値段を気にせず気に入ったものをどんどん引っ張り出して・・・、
しかしまぁ、一応値段も尋ねてみて「O.K.,O.K.」などと・・・どんどん積み上げる。

Eclectique - Ecouché
アンティーク部門では無理なので、ここで「王様買い」。

Eclectique - Ecouché
ブロカンテ部門を外側から見るとこんな風。
カントリー風の可愛い外観。

この店のある、Écouché(エクシェ)はArgentan(アルジェンタン)の西側にある小さな町。
はずれをOrne(オーネ)川が流れる、チャーミングなところ。
この町を散策したイメージを次回に。


Eclectique(エクレクティーク)

4 rue Jacques Flouvat
Écouché, Normandie, 61150 France

水曜日以外、毎日 10:00am~12:30pmと、14:30pm~19:00pm オープン。
(フランスの田舎町は、昼休みがしっかり2時間あって・・・
何もかも閉まってしまうのだった。)

地図:

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(Google streetではまだ以前のクレープ屋さん・・・で、写っている。)



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