Le Château-Peter Gabriëlse(ぺーター・ガブリエルザ) の家 -1-
昨年も滞在記を標本箱に詰め込んだことがある(このエントリーから6回にわたって)。
それでまた、今年もおんなじ様な写真を撮っているわけで、かわり映えしないといえば、かわり映えしないのだが・・・、今年の新たなテーマは、前回も書いたようにスーパーワイド・レンズ。
これで、昨年より全体像を捉えてみようということ。
ペーターおじさんの箱彫刻作品のカタログ化、ということにも関連しているのだが、今年はシステマティックに「記録」としての要素にポイントをおいてみた。
とはいうものの、デフォルトが気まま性分のこととて、ポストプロセスで調子に乗りすぎて、やや暗めのドラマティックな仕上がりになりつつあるかも・・・で、当初の「記録」要素はどこへいったことやら・・・。
まぁとにかく、サクサク写真を並べてみることにしよう。
まずは、Le Château外観を正面から。
昨年までは、おじさんはたいていドアを開けっ放しにしていることが多かった。
今年は、あちこちでドアが閉められている。
その理由は、また後ほど。
なので、玄関ホールはやたら暗い。左のドアがリヴィングルームへ続く。
このスーパーワイドレンズ、おじさんには不評で、この写真を見せたとたんに、
「ドアの比率が狂ってる。」と、文句を付けられる。
「説明ショット用のスーパーワイドレンズだから、仕方ない。」「わしは、嫌い。」
で、多少ポストプロセスでいじくったりしてみたけど、やっぱり・・・「嫌い」って言うだろうな。
ガンコ親父め。
リヴィングルーム。
別のアングルで。あぁ、ソファーにカメラ機材置きっぱなしだった・・・。
スーパーワイドで、やっとキッチンの全体像が撮れた。
このキッチンの、おじさん専用食事スペースがコージーで好きだったのだが、
昨年は引きがきかなかったので、うまく撮れなかったのだった。
おじさんの寝室・・・だったのだけど、現在は上階の寝室で寝ているのだとか。
アネックスがあまりに暑くて、涼しいシャトー2階の寝室で寝たいかも・・・な、下心のある私が、
「えー、ここが寝室じゃなかったの? どうして上で寝てるの?」とブーイングすると、
「わしの家なんだから、どこで寝ようが勝手じゃ。」とかわされる。
で、どうやらここは「アイロンがけ室」になっている模様。
机をちょっと覗き見。
猫の写真は、去年私が撮った愛猫プシャーの写真。
そう、プシャーは今年、よりによっておじさんが手術で入院中に、
腎臓病が悪化して亡くなってしまったのだった。
享年19歳だったそうなので、大往生ともいえるのだが。
そして、寝室から図書室へのドアも、今年はきちんと閉められている。
これはもう一つ奥の方の図書室。
に、そそぎこむ、暑い夏日の日差し。
奥の図書室から、手前の図書室を見たところ。
机のディスプレイ。
そして、展示室の一角で・・・プシャー2世にお目通り。
先月シャトーに訪れた時におじさんが
「来週、新しい猫を引き取りに行く」と話していたのだが、
もうすっかり、シャトーの主になっている。
それでもまだ到着一ヶ月なので、あちこちのドアが閉めてあるのは、
プシャー2世がだだっ広いシャトーで、行方不明になってしまわないように。
1世によく似た、人懐っこくて、大様な2世、おじさんとは相思相愛の様子。
4歳でまだまだ若い、いつまでもおじさんの世話してあげてね。
作品の展示室。
も、スーパーワイドなら、一段と広々。
あ、またパースペクティヴ狂ってるって言われるか・・・(笑)。
引き続き、シャトーのイメージをまた次回。
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