ノルマンディーの町や村 -Trouville(トルーヴィル)とDeauville (ドゥーヴィル)
話は再び、ノルマンディー旅行に戻って、今回は海岸の町Trouville(トルーヴィル)とDeauville (ドゥーヴィル)のイメージ。
この2つの町はTouques(トゥーク)川を挟んで向かいあわせ、どちらも海岸に面している。
パリからの鉄道がドゥーヴィルまで来ているので、19世紀からパリジャンのリゾート地として人気があったらしい。
イギリスで言えばさしずめ、Brightonといった感じだろうか。
ドゥーヴィルは、現在ではカンヌ的なる映画祭が催されたりしているようで、ハリウッド高級系の(悪く言えばなり上がり的なる・・・)ちょっと「ギトギト」した感じが漂っているような・・・。
一方お向かいのトルーヴィルはここは、もう・・・のどかな海水浴リゾート。ちょっとひなびた町の感じも、どことなく懐かしい。アンティーク・ブロカンテ屋さんが多いのも、我々には好もしい。
Netでドゥーヴィルのハーヴァー近くに、上手く安くでホテルを見つけたので、滞在はドゥーヴィル側。 しかし、先にトルーヴィル側に車を停めて、海水浴・・・はしなかったが、海岸を散策してみることに。
この「車を停めて」と簡単に言うのだが、これが再び大問題。 この日は海水浴日和のいいお天気で、バイユーからここまでたどり着いたときにはもう、午後。海水浴客で駐車場満杯・・・しばらくグルグル回って、一つ車の出た後に、かろうじてパーキングすることができた。
海だっ!!
なんだけれど・・・超遠浅。泳ぐというよりか・・・これでは潮干狩り。
カラフルなビーチテントはフランス的。
イギリスだと、ビーチ・ハット(小屋)といって、やはりカラフルなのだけれど、物置小屋のようなものが立ち並ぶ。
子供向けの娯楽「ロバ乗り」のロバ君。
そんなにつらい仕事ではないのだが、いつでも少し哀しそう。
こういう屋根の傾斜の強い、木造の構造の建物がノルマンディーの特徴のよう。
海岸に面した通りは軒並み、典型的なノルマンディースタイルの建物のホテルが立ち並ぶ。
リゾート・モードのカフェ。
ちょっとひなびたハイストリート。
古い窓。カラーモザイク状のガラスがかわいい。
ブロカンテ屋さんのウィンドウも、海モード。
裏通りの住宅街にあったヴィンテージやさん。
静かなカフェにたたずむ粋なおじ様・・・と思って撮ったのだけれど、
仏人にあるまじき・・・テキストしていた。
海峡を挟んで、イギリスからも近いリゾート地なので、無粋な英人かも・・・(笑)。
裏路地を覗き込む傾向あり・・・の我々。
町の真ん中に教会あり。
もちろんここも開いているので、少し拝見。
私好みの彫像。
教会を出て、また町を散策に向かう。
店のショーウインドウに写りこむ町並み。
一方こちらは、ドゥーヴィル側。
整備された道路の真ん中に噴水、で、なぜだか星条旗が立ち並ぶ。
「ハリウッド御一行様歓迎」・・・なのかな?
晩ごはんはホテルのあるドゥーヴィルで、と予定していたら、田舎町なのに、ロンドン以上のレストラン食価格に挫折。
晩ごはんぬき・・・になりかけたが、やっと手ごろなパスタ・ピザ屋を見つけて、晩ごはんにありつく。
しかし、そこのメニューの一番上に「キャビア・パスタ 70ユーロ」
「キャビア・ピザ 70ユーロ」というのを見つけて、悪趣味にのけぞる。
う~ん、この町はあまり好きになれそうにないな・・・。
それでも海岸通の夕暮れはステキで・・・、
ホテルの部屋からの、ハーバーの眺めには満足^^。
翌朝は、この町を発って、ノルマンディーでも1-2を競う・・・チャーミングな町
Honfleur(アンフルール)に向かう。
この話は、また次回に・・・。
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