彫像達-大英博物館より
去年のブログで「白亜の人々」と称して、大理石像の写真を展覧したことがある<このページ>。
今回はその続編というか・・・もう少し幅を広げて、さまざまなな彫像を大英博物館より。

ローマ期のテラコッタ像。

2世紀ローマ期のアポロ像。

サティルス像。

ジュピター(ユピテル)像。

ガニュメディスとジュピターが変身している鷲。
ジュピターは美女・美少年には目がないので・・・かくして、
鷲に身をやつしても、美少年ガニュメディスを手なずけようとする・・・のだった。

2世紀ローマ期の、やんちゃそうな、キューピッド像。

ローマ期のハドリアヌス帝。 と、いえば・・・、

愛人の夭折した美青年、アンティノウスを思い起こす。

大英博物館でも、隣同士に展示されている。
ずいぶん昔、まだティーンエイジャーの頃の愛読書の一つが、マルグリット・ユルスナールの「ハドリアヌス帝の回想」。
老年の皇帝自らの回想録して、淡々と描かれる筆調の中に、達観とも相通じるダンディズム漂う作品だった。

ディティールを記してこなかったが、ローマ期の大理石像。
ディオニソス(バッカス)の巫女Maenad(マイナス)かな?

2世紀ローマ出土のマイナスのブロンズ・マスク。

2世紀のブロンズ小像。

ローマ期ブロンズ小像。

最後に、これは彫像ではないけど・・・、ローマ期のサードニックス・カメオ。
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