ブダペストの街-7- 彫像達
「モノ」好きの私にとって、彫像や建築の装飾像も「人々」、現実の人々以上に、ついつい撮ってしまう。
今回は、そのような「物言わぬ人々」に登場してもらおう。
パレスの敷地内にある、ブダペスト歴史博物館入口前の彫像郡の、祝福を与える天使。
彼女が祝福を与えるのは、かつてのマジャール(ハンガリー)の戦士達。
古代ガリア人もそうだが、戦士達は往々にして「三つ編みおさげ」姿で描かれる。
これもパレス内の、門の上の装飾。「仏像のような・・・」と言った友人あり(笑)。
Vörösmarty tér(ヴォルシュマーティル)という広場の教会の前に建つ彫像。
同じく、ヴォルシュマーティル広場の彫像。
どこかは覚えていない建物のディティール。人面鳥のハーピーかな?
これもバロック様式の装飾の一部。
ぽっちゃりした熟年女性は、オーストリア・ハンガリー帝国に君臨したマリア・テレジアを連想させるのだが・・・?
ハイストリートVáci utcaに面する教会の、聖母子像。
ハンガリー国立銀行の建築、窓の上の装飾。世界各地の民族がえがかれているよう。
この人は・・・とてもビザンティン風。
同じくハンガリー国立銀行の建築のレリーフで、熱心に製作に励むハンガリー職人達の作り出したお宝を・・・、
世界に輸出し、経済に貢献するのが、当ハンガリー国立銀行でございます・・・というテーマ・・・のよう。
「お嬢さん、よくお似合いでっせー」(笑)。
ドナウ河沿いのブダ側、Tabán(タバン)地区にある、テラス・ガーデンの入口。
デコラティヴなルネッサンス様式のテラス・ガーデンなのだが・・・ここもまた今は閉じられていて、荒廃している。
Szentháromság tér(シェンタロムシャグ広場、Holy Trinity Square)に建つ、18世紀のバロックコラム。
1691年と1709年に2度に渡り、ブダの人口を激減させたペスト犠牲者を追悼するために建てられたもの。
父と子と精霊の聖三位一体を、ホイップ・クリームのような・・・雲の上に描いている。
ペスト側のドナウ河沿いに建つ、詩人革命家Petőfi Sándor(ペテーフィ・シャーンドル)の像。
Váci utcaの近くでドナウ河の方角を指差すヘルメス-マーキュリー。道祖神の役目なのかな?
最後にハンサムなハンガリー戦士君を、最初のブダペスト歴史博物館入口前の彫像郡より再び・・・。
次回はMátyás Church(マーチャーシュ聖堂)のイメージ。
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