ブダペスト-ホリデーアパートメント-Golden Stars Royal Budapest
今回は、ブダペストで滞在したホリデー・アパートメントが、とてもステキだったのでフィーチャー。
我々のホリデーはたいていホリデー・アパートメントを一週間レンタルする。人それぞれ旅の形態は違うと思うが、その土地に「住んでいる」気分にさせてくれるのは、なんといってもホリデー・アパートメント。
実は、正直なところを言うと・・・毎朝9時半までに着替えて、顔を洗って、朝食に降りていくホテル形式は、身勝手な我々には少し窮屈。晩御飯も、毎回外食していると胃が疲れる。ランチを外食して、夜はフルーツか、サラダか、少量のティク・アウェイで済ますようにしていると、胃腸が調子よく保てる。と、いうのが最大の理由かもしれない。
行きたいところが決まると、Netでサーチ。こぎれいで、評判がよくて、便利、かつあまり高価ではないアパートを探し出す。たいていそんなところは、トップシーズンなら一年や半年前からの予約で埋まっている。我々は4月の、ややシーズン前がホリデーなので、まだ予約が入れやすい。それでもたいてい、4ヶ月前には予約完了させている。
今回のブダペストは、U.K.の旅行レヴューサイトTripadvisorで探し出した。みんなかなり無責任に、好き勝手な文句をつけがちなNetのレヴューにもかかわらず、ブダペスト・ホリデーアパートメント部門でダントツ一位を保っている、Golden Stars Budapest Apartments.
オーナーのTomas氏はブダペスト中心部に3つのホリデーアパートメントを持っていて、その中でも、一番便利なロケーションの「Royal Apartment」をブッキングした。オーナーが英語でやり取りできる、というのも、重要なポイント(U.K.のサイトにフィーチャーされているような宿は、たいてい大丈夫だが・・・)。
オーナーがアーティスト、奥さんがインテリア・デザイナーなので、シンプルながらも綺麗に演出されている。
部屋全体の印象。7.5mx7.5mのゆったりとした、スタジオ・ルーム。
典型的な19世紀建造のアパートメントなので、天井がとても高い・・・。
椅子が2つギリギリ入る小さなバルコニーが付いている。開放感たっぷり。
4m天井は・・・始めて見た(笑)。
Ikeaの家具でクリーンにまとめられている。
コンチネンタルの硬いスプリングベッドより、Ikeaのウレタンマットレスの方が、
断然快適(私の場合)・・・といういい例、の、ベッド。よく眠れた。
ちなみに、アートワークはすべてオーナーのTomas氏の作品。<Tomas Sipavicius氏のアートワークWebsite>
これは私のアートワーク(笑)。このアパートメントの写真をコラージュ。
部屋をバルコニー側から見たところ。カーテンの左にベッド。
ドアの向こうは、キッチンとバスルームと玄関を繋ぐホールだが、小さい部屋になっている。
ダブルの「フトン・ベッド」が入っているので、エキストラ・ベッドとしても使える。
部屋は東に面していて、建物の合い間から日がさしこみ、バルコニーからの風でカーテンが揺らめく。
趣味のいいディスプレイ。
観光・ショッピング・カフェ・レストランの集まるVati utcaから、1ブロック東のロケーションは、
とても便利。1週間の滞在中半分以上を徒歩だけで過ごした。
観光トップシーズンでないから、かもしれないが、繁華街ど真ん中にしては静か。
ロンドンやパリならそうはいかない・・・。
バスルームもすっきり清潔。バスタブゆったりなのだが、給湯が、U.K.のB&Bならおなじみのタンク・ボイラー。
つまり、タンク一杯分(バスタブ約一杯分)のお湯を使い果たすと、
次にお湯を追い炊きするまで、しばらくかかる(たいていは2時間ぐらい)。
私=夜風呂、配偶者氏=朝シャワーなので、うちの場合は問題なかった。
キッチンは小さいが、簡単な調理や、暖めるだけなら充分便利。
最新型フラット・パネル電気コンロは、正直な話は少し使いにくし。
ワイヤレス・コネクションのハブがキッチンにあるので、ラップトップ持参の場合便利。
PCを持ち込まない我々は、角を曲がったVaci utcaに面したインターネットカフェで、帰国フライトチェックイン。
ちゃんとプリントアウトもできるカフェ。すべて、オーナーのTomas氏に教えてもらった。
キッチンで作った朝ごはん。
ブダペストに来て・・・なぜまたフル・イングリッシュ・ブレィクファスト?
バルコニーからの眺め、北側。
正面入口を出た向かいが、ミニスーパー。2分ぐらい歩くともう少し大きな別のスーパー。
セントラル・マーケットは徒歩10分弱。メトロFerenciek Tere駅徒歩4分、
トラム2番線のストップまで徒歩3分。とにかく便利。
バルコニーからの眺め、南側。
古物好きの我々が大喜びしたのが、このアンティークなエレベーター。中は木貼り。
配偶者氏が乗り込もうとしている。 レトロな白黒映画に出てきそうな感じ。
共同の正面入口。
このアパートメントで、ちょっと問題だったのがこの正面ドア。
鍵を回す方向がいつでも解らなくなって、すぐには上手く開けられない。
しかし、大きなブロックで住んでいる人が多いので、誰かがあけてくれたり、何度かガチャガチャやって成功。
住んでる人は実に簡単そうに開けるのだが・・・。コツがあって、我々が下手なのかもしれない。
まあ、そんななのだが・・・オリジナルのアイアンワークは美しい・・・。
アパートメントを外の通りから見上げたところ。
前々回もこの写真を使ったが・・・アパートメントのあるビルディング全体。
19世紀後半の建造で、当時は一家族が一フロアを所有していたそうだ。
社会主義体制になってから、巨大な部屋もいくつかに分断され、
スタジオ・アパートメントとして、使われるようになったとか。
両世界大戦以前のヨーロッパの「富」というものは、現代とは桁外れだな・・・と改めて実感。
メインウェブサイトは<このページ>
オーナーはとても親切に、問い合わせに答えてくれるが、もちろん・・・英語。
ブダペストの写真処理も半分しか済んでいないのに、またSuffolkのLong Melfordに写真旅行に出かける。
(世間はロイヤル・ウェディングで祭日・・・よって、鉄道駅からのバス便がなくタクシーで・・・なんてことだ)
今回は、またまた、チューダー・リ・エンアクトメントの見物。カメラとマウスの使いすぎで、右手首が腱鞘炎なので少し自重気味で・・・でも、楽しんでくる予定。なので、次回の更新は5月1日ごろ。まだまーだ、ブダペストの話題で続きます。
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