Wednesday, 27 April 2011

ブダペスト-ホリデーアパートメント-Golden Stars Royal Budapest

今回は、ブダペストで滞在したホリデー・アパートメントが、とてもステキだったのでフィーチャー。

我々のホリデーはたいていホリデー・アパートメントを一週間レンタルする。人それぞれ旅の形態は違うと思うが、その土地に「住んでいる」気分にさせてくれるのは、なんといってもホリデー・アパートメント。
実は、正直なところを言うと・・・毎朝9時半までに着替えて、顔を洗って、朝食に降りていくホテル形式は、身勝手な我々には少し窮屈。晩御飯も、毎回外食していると胃が疲れる。ランチを外食して、夜はフルーツか、サラダか、少量のティク・アウェイで済ますようにしていると、胃腸が調子よく保てる。と、いうのが最大の理由かもしれない。
行きたいところが決まると、Netでサーチ。こぎれいで、評判がよくて、便利、かつあまり高価ではないアパートを探し出す。たいていそんなところは、トップシーズンなら一年や半年前からの予約で埋まっている。我々は4月の、ややシーズン前がホリデーなので、まだ予約が入れやすい。それでもたいてい、4ヶ月前には予約完了させている。
今回のブダペストは、U.K.の旅行レヴューサイトTripadvisorで探し出した。みんなかなり無責任に、好き勝手な文句をつけがちなNetのレヴューにもかかわらず、ブダペスト・ホリデーアパートメント部門でダントツ一位を保っている、Golden Stars Budapest Apartments.
オーナーのTomas氏はブダペスト中心部に3つのホリデーアパートメントを持っていて、その中でも、一番便利なロケーションの「Royal Apartment」をブッキングした。オーナーが英語でやり取りできる、というのも、重要なポイント(U.K.のサイトにフィーチャーされているような宿は、たいてい大丈夫だが・・・)。
オーナーがアーティスト、奥さんがインテリア・デザイナーなので、シンプルながらも綺麗に演出されている。
Golden Stars Royal Apartment - Budapest
部屋全体の印象。7.5mx7.5mのゆったりとした、スタジオ・ルーム。
典型的な19世紀建造のアパートメントなので、天井がとても高い・・・。
椅子が2つギリギリ入る小さなバルコニーが付いている。開放感たっぷり。

Golden Stars Royal Apartment - Budapest
4m天井は・・・始めて見た(笑)。
Ikeaの家具でクリーンにまとめられている。
コンチネンタルの硬いスプリングベッドより、Ikeaのウレタンマットレスの方が、
断然快適(私の場合)・・・といういい例、の、ベッド。よく眠れた。
ちなみに、アートワークはすべてオーナーのTomas氏の作品。<Tomas Sipavicius氏のアートワークWebsite

Golden Stars Royal Apartment - collage
これは私のアートワーク(笑)。このアパートメントの写真をコラージュ。

Golden Stars Royal Apartment - Budapest
部屋をバルコニー側から見たところ。カーテンの左にベッド。
ドアの向こうは、キッチンとバスルームと玄関を繋ぐホールだが、小さい部屋になっている。
ダブルの「フトン・ベッド」が入っているので、エキストラ・ベッドとしても使える。

Golden Stars Royal Apartment - Budapest
部屋は東に面していて、建物の合い間から日がさしこみ、バルコニーからの風でカーテンが揺らめく。

Golden Stars Royal Apartment - Budapest
趣味のいいディスプレイ。

Golden Stars Royal Apartment - Budapest
観光・ショッピング・カフェ・レストランの集まるVati utcaから、1ブロック東のロケーションは、
とても便利。1週間の滞在中半分以上を徒歩だけで過ごした。
観光トップシーズンでないから、かもしれないが、繁華街ど真ん中にしては静か。
ロンドンやパリならそうはいかない・・・。

Golden Stars Royal Apartment - Budapest - Bathroom
バスルームもすっきり清潔。バスタブゆったりなのだが、給湯が、U.K.のB&Bならおなじみのタンク・ボイラー。
つまり、タンク一杯分(バスタブ約一杯分)のお湯を使い果たすと、
次にお湯を追い炊きするまで、しばらくかかる(たいていは2時間ぐらい)。
私=夜風呂、配偶者氏=朝シャワーなので、うちの場合は問題なかった。

Golden Stars Royal Apartment - Budapest- Kitchen
キッチンは小さいが、簡単な調理や、暖めるだけなら充分便利。
最新型フラット・パネル電気コンロは、正直な話は少し使いにくし。
ワイヤレス・コネクションのハブがキッチンにあるので、ラップトップ持参の場合便利。
PCを持ち込まない我々は、角を曲がったVaci utcaに面したインターネットカフェで、帰国フライトチェックイン。
ちゃんとプリントアウトもできるカフェ。すべて、オーナーのTomas氏に教えてもらった。

Breakfast, I made
キッチンで作った朝ごはん。
ブダペストに来て・・・なぜまたフル・イングリッシュ・ブレィクファスト?

View from the room
バルコニーからの眺め、北側。
正面入口を出た向かいが、ミニスーパー。2分ぐらい歩くともう少し大きな別のスーパー。
セントラル・マーケットは徒歩10分弱。メトロFerenciek Tere駅徒歩4分、
トラム2番線のストップまで徒歩3分。とにかく便利。

View from the room
バルコニーからの眺め、南側。

Lift
古物好きの我々が大喜びしたのが、このアンティークなエレベーター。中は木貼り。

Hubby is getting on the lift
配偶者氏が乗り込もうとしている。 レトロな白黒映画に出てきそうな感じ。

Entrance
共同の正面入口。
このアパートメントで、ちょっと問題だったのがこの正面ドア。
鍵を回す方向がいつでも解らなくなって、すぐには上手く開けられない。
しかし、大きなブロックで住んでいる人が多いので、誰かがあけてくれたり、何度かガチャガチャやって成功。
住んでる人は実に簡単そうに開けるのだが・・・。コツがあって、我々が下手なのかもしれない。

Entrance
まあ、そんななのだが・・・オリジナルのアイアンワークは美しい・・・。

Golden Stars Royal Apartment - Budapest
アパートメントを外の通りから見上げたところ。

The building
前々回もこの写真を使ったが・・・アパートメントのあるビルディング全体。
19世紀後半の建造で、当時は一家族が一フロアを所有していたそうだ。
社会主義体制になってから、巨大な部屋もいくつかに分断され、
スタジオ・アパートメントとして、使われるようになったとか。
両世界大戦以前のヨーロッパの「富」というものは、現代とは桁外れだな・・・と改めて実感。
2011年現在、およそのガイドラインとして、4月のミディアム・シーズン(トップでもローでもない・・・)1週間の滞在で、約€500。€100(20%+5%銀行手数料)を予約時にデポジットで支払い(Paypalを使った)、残金を到着時にユーロか現地通貨HUF(フォリント)で現金払い。一泊単位だと€75。シーズンによって値段は上下する。

メインウェブサイトは<このページ
オーナーはとても親切に、問い合わせに答えてくれるが、もちろん・・・英語。

ブダペストの写真処理も半分しか済んでいないのに、またSuffolkのLong Melfordに写真旅行に出かける。
(世間はロイヤル・ウェディングで祭日・・・よって、鉄道駅からのバス便がなくタクシーで・・・なんてことだ)
今回は、またまた、チューダー・リ・エンアクトメントの見物。カメラとマウスの使いすぎで、右手首が腱鞘炎なので少し自重気味で・・・でも、楽しんでくる予定。なので、次回の更新は5月1日ごろ。まだまーだ、ブダペストの話題で続きます。

Labels: