Rochester(ロチェスター)の街とクリスマス・フェア
前回の標本箱で、Rochester(ロチェスター)のガラス業者にガラス板を買いに行く・・・という話を書いた。
そのロチェスター<ここ>の街のイメージをいくつか紹介したい。
街の起源はローマ時代にさかのぼる古い港町。ヴィクトリア時代の作家、Charles Dickens(チャールズ・ディケンズ)の町として有名だが、実際には彼が住んでいたのは3マイルほどロンドン寄りのHigham(ヒガム)にあるGad's Hill Place(ガズ・ヒル・プレイス)。ロチェスターが「お気に入り」だったらしく、ここをモデルにした作品も多いため、「ロチェスターといえばディケンズ」ということになっているようだ。行政区もディケンズの頃のヴィクトリア期の「古きよき」をテーマに、古い建造物の保存・保護に力を注いでいる。
これは以前、夏に撮ったイメージ。
アンティーク・ショップもちらほら。
下町っぽい雰囲気なので、中古品を扱うチャリティー・ショップもアンティーク・ショップ以上に多い。
広い敷地の家具専門チェリティー・ショップを見つけたのもこの町で。
昔ながらの八百屋さん。
港町だけあって、屋根の上には風見船。
12世紀建立の大聖堂でも有名。
正門の上の12世紀のTympanum(ティンパナム)の彫刻。
端正な石彫だが、多分これは19世紀ごろのリプロではないかな。保存状態がよすぎるので・・・。
大聖堂内には13世紀の壁画も残っている。「運命の車輪」を描いているもののよう。
フューズド・グラスを作ってくれるジムさんと、遅いランチを食べながら打ち合わせをして、
カフェから出てきたら、外はもう暗い。
ヴィクトリアン・コスチュームの女性がクリスマス・フェアのチラシを撒いていた。
私はまだ時間があるので、覗いてみることにした。
会場はロチェスター城の敷地。
ドイツ風のロッジ型スタンドで、お菓子や雑貨、クリスマス用食材が販売されている。
私は、試食して美味しいサラミ・ソーセージを「袋一杯」買った。
ディケンズ風コスチュームのカップル。
回転木馬。
そろそろロンドンに帰る時間。町を通って駅に向かう。
クリスマス・イルミネーションのコラージュ写真。
石畳の路地裏。
それでは皆さん、よいお年を!!
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