Thursday, 30 December 2010

Rochester(ロチェスター)の街とクリスマス・フェア

前回の標本箱で、Rochester(ロチェスター)のガラス業者にガラス板を買いに行く・・・という話を書いた。
そのロチェスター<ここ>の街のイメージをいくつか紹介したい。

Rochester town
ヴィクトリア期の町並み。

街の起源はローマ時代にさかのぼる古い港町。ヴィクトリア時代の作家、Charles Dickens(チャールズ・ディケンズ)の町として有名だが、実際には彼が住んでいたのは3マイルほどロンドン寄りのHigham(ヒガム)にあるGad's Hill Place(ガズ・ヒル・プレイス)。ロチェスターが「お気に入り」だったらしく、ここをモデルにした作品も多いため、「ロチェスターといえばディケンズ」ということになっているようだ。行政区もディケンズの頃のヴィクトリア期の「古きよき」をテーマに、古い建造物の保存・保護に力を注いでいる。

Rochester town

Rochester town centre
これは以前、夏に撮ったイメージ。

Rochester antiques shop
アンティーク・ショップもちらほら。
下町っぽい雰囲気なので、中古品を扱うチャリティー・ショップもアンティーク・ショップ以上に多い。
広い敷地の家具専門チェリティー・ショップを見つけたのもこの町で。

Rochester town
昔ながらの八百屋さん。

Rochester town
港町だけあって、屋根の上には風見船。

The West Front
12世紀建立の大聖堂でも有名。

Rochester Cathedral - tympanum
正門の上の12世紀のTympanum(ティンパナム)の彫刻。

Rochester Cathedral
端正な石彫だが、多分これは19世紀ごろのリプロではないかな。保存状態がよすぎるので・・・。

13th oil painting in the Quire wall
大聖堂内には13世紀の壁画も残っている。「運命の車輪」を描いているもののよう。

Rochester Christmas Fair
フューズド・グラスを作ってくれるジムさんと、遅いランチを食べながら打ち合わせをして、
カフェから出てきたら、外はもう暗い。
ヴィクトリアン・コスチュームの女性がクリスマス・フェアのチラシを撒いていた。
私はまだ時間があるので、覗いてみることにした。

Rochester Christmas Fair
会場はロチェスター城の敷地。
ドイツ風のロッジ型スタンドで、お菓子や雑貨、クリスマス用食材が販売されている。
私は、試食して美味しいサラミ・ソーセージを「袋一杯」買った。

Rochester Christmas Fair
ディケンズ風コスチュームのカップル。

Rochester Christmas Fair - Carousel
回転木馬。

Rochester Town Christmas - collage
そろそろロンドンに帰る時間。町を通って駅に向かう。
クリスマス・イルミネーションのコラージュ写真。

Rochester - back street
石畳の路地裏。


それでは皆さん、よいお年を!!

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