Saturday, 18 September 2010

St Fagans National History Museum (セント・フェイガンズ国立歴史博物館)-7-

St Fagans National History Museum (セント・フェイガンズ国立歴史博物館)の7回目にして、最終回。

今日はこの敷地内にもともと建っていて、いまもここで農場として経営されている、Llwyn-Yr-Eos農場。
建物は1820年建造で、内装は1930年頃の設定。

Llwyn-Yr-Eos Farmstead
最初に出会うのは仔豚。ご機嫌そう。

Llwyn-Yr-Eos Farmstead
Guineafowl(ホロホロチョウ)かな?
この野外博物館では、この農場以外でも、ウェールズ原産の今ではレア(稀少種)になった家畜を、保存・飼育もしている。
この鳥も稀少のものかと・・・。

Llwyn-yr-Eos
撮影:MuseumWales@Flickr 外観。
相変わらず・・・外観を撮り忘れる私。どうやら雑貨好きのなせる業らしい・・・。Flickrから引用。

Llwyn-Yr-Eos Farmstead
リヴィングルーム。午後のお茶の時間。

Llwyn-Yr-Eos Farmstead
ダイニングルーム。保存のためもあり、かなり暗く保たれている。照明はガス灯。

Llwyn-Yr-Eos Farmstead
ダイニングルームの暖炉。

Llwyn-Yr-Eos Farmstead
ディティール。この「おかえりなさい」フラッグは1918年に第一次世界大戦が終了して、
帰還兵の家族を迎えたときのもの。1930年といえばまだ12年しかたっていない。
そしてまたすぐ、第二次世界大戦に向かっていってしまうのだが・・・。

Llwyn-Yr-Eos Farmstead
ディティール。

Llwyn-Yr-Eos Farmstead
キッチン。水道とガスは通っている。

Llwyn-Yr-Eos Farmstead
ウェールズの誇り、見事なドレッサー。

Llwyn-Yr-Eos Farmstead
キッチンのLarder(食品庫)。缶詰や卵、自家製のハムやジャムを保存する冷暗所。
フォークは平たいパン、クランペットを暖炉で焼くためのもの。

Llwyn-Yr-Eos Farmstead
キッチンのディーティール。

Llwyn-Yr-Eos Farmstead
2階の主寝室。ミシンがパワフルな足踏み式のものになっている。

Llwyn-Yr-Eos Farmstead
子供部屋。

Melin Bompren Corn Mill
農場を出て、すこし歩くと穀物用の水車小屋。

Back to London : )
帰る間際に見つけた、ロンドンまでの道標、181マイル。


あまりゆっくりはできない。もう閉館時間が近くて、カーディフ駅に戻るバスが、駐車場に入ってくる。
この後、カーディフ駅から乗り込んだ現代の列車は、ロンドンまで181マイルを、2時間7分で飛ばし、私の2泊3日のウェールズ写真旅行も終わる。人懐っこいウェールズの人達は、つっけんどんなロンドン人に慣れていると、接していてとても微笑ましい。時間が足らず見逃したものも、あちこち、数々ある。きっとまた、訪れることになると思う。
皆さんも長々と、旅のお付き合いどうもありがとう。

明日は、そろそろアンティークス・ロードショーの写真のポストプロセスができて来たので、展覧予定。

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