Tuesday, 21 September 2010

Petersham Nurseries(ピーターシャム・ナーサリーズ)-ガーデンセンター

昨日のリッチモンド・パーク「キノコ狩り」の続きで、ランチを食べに寄った、Petersham Nurseries(ピーターシャム・ナーサリーズ)。

ナーサリーズというのは、直訳すると「植物の世話をするところ」、で、「育苗業者」。ちなみに、幼稚園・保育園も「子供の世話をするところ」で、同じくナーサリーと呼ぶ。老人の世話をするところは、ナーシング・ホーム・・・あ、これは余談・・・。
日本の語感からいうと、ガーデンセンターが近いかな。
リッチモンドからテムズ川沿いにさかのぼったピーターシャムにある。苗やガーデングッズはもちろん、それ以外にもおしゃれな雑貨も扱っていて、カフェ、レストラン部もある。リッチモンドは高級住宅街で、なおかつ、フランス革命を逃れて亡命してきたフランス貴族達が住み着いた街ということもあって、いまだにどことなくフランスっぽいエレガントさを漂わせている街。なので、ここのナーサリーズもハイセンスで・・・お値段も高級。
とはいえ、基本はガーデンセンターなので、親しみやすくナチュラルで素朴な味わいも、備えている。

Petersham Nurseries
入り口。シーズンごとの「おすすめカラーコーディネート」が展示されている。

Petersham Nurseries
左上は表通りのバス道から見える壁に描かれた案内。
いつもバスから見て知っていたのだが、象のマークがかわいいので、
Danaさんに聞くまでずっと「保育園」だと思っていた・・・。

Petersham Cafe
おなかがすいていたわれわれは、カフェ部門に直行。

実は、先にレストラン部で席まちをしていたのだが、平均23-25ポンドのメインディッシュは、キノコ狩りランチには予算オーヴァーなので、カフェの方に変更。それに、カフェなら予約したり、席まちしなくてもすぐに食べられる。ケーキまで手をださなかったが、カフェのケーキが、かなり美味しそう。
Danaさんのスープは結構なお味。野菜の旨味が、よく出ている。私のチキンサラダ、チキン(そして野菜も)オーガニックでいい味なのだが・・・いかんせん、ぶつ切り生野菜のサラダ(イギリスにありがち)は、馬かウサギになったような気分で・・・ちょっと閉口。フランスなら薄くスライスするのでは・・・などと思うのだが。
ともあれ、プロヴァンスの田舎風の雰囲気は、とても心地よい。これで、プロヴァンスの日差しがあれば、完璧。
しかし、ここは天下のイギリス、天候不順が「通常」のお国柄。ちゃんと、室内部も完備。

Petersham Cafe
パッション・フルーツが実る、温室のなかのカフェ。

Petersham Nurseries
ランチの後は、雑貨部門を探索。

Petersham Nurseries

Petersham Nurseries

Petersham Nurseries

Petersham Nurseries
もちろん、メインの花達も見てまわる。
白い発泡スチロールのケースは使わず、レトロで味のある木のケースを使って展示されている。

Petersham Nurseries
秋はダリアとコスモスのシーズン。

Petersham Nurseries
この宿年草のデイジーはこぼれ種でいくらでも増える。

Richmond
ナーサリーズを出て川沿いに歩こうとしたら、プチ洪水だったのは・・・昨日も書いた通り。

どこが道やら、川やら。まあ、それも自然の一部。リッチモンド・パークや、ナーサリーズもだけれど、大都会ロンドンに自然が共存してるいことの方を、喜ばなくてはね・・・(笑)。

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