BBC番組 Antiques Roadshow (アンティークス・ロードショー)-2-
9月2日にBBC番組のアンティークス・ロードショーのヴァリュエーション・ディの話を書いて<このページ>、その当日の話がまだだった。カーディフ旅行以来、写真の処理がすこしバックログ気味・・・ようやく・・・追いついたか・・・まだかな。
このイベント、番組に関しては上記のリンクのページを参考にしてもらうとして、今日はその、大英博物館でのヴァリュエーション・ディの様子。
私の遊び友達、ロンドン ホメオパシー&ヒーリング通信のDanaさんを誘って出かけた。二人とも、てっきり、大英博物館のドームの被ったコートヤードが会場だと思い込んでいたら、行ってみたら博物館前の芝生が会場。いいお天気だったので、日差しがまぶしい。いつもよりはやや少ない目の人出(約2時間待ち)、といっても、あまり広い敷地ではないところに、一般の博物館ビジターもたくさんいるわけで・・・写真がごちゃごちゃしてしまい、なかなか撮りづらい。
左中の写真が「受付」まず、ここへ向かって2時間近く並ぶ。ここでジャンル別のチケットをもらう(右中の写真)。紫はDanaさんの持ってきた本に。黄緑は「その他諸々」で私の持ってきたホーンのサラダ・サーヴァーと木の小箱に。右下は司会のFiona Bruce(フィオナ・ブルース)を撮影中。
エキスパートでも参考書は必携、近くの別のエキスパートと相談したり、たいそう忙しい。一日でいったい何百人の人と会うのだろうか。そして「これは!!」と思う出物があれば、即スタッフを呼んで撮影の手配。このヴァリュエーション・デイがイギリス各地を廻って夏の間、月に2-3回あるのだから、実にタフな仕事・・・。
かとおもうと、フィオナ・ブルースがアールデコ、20世紀ヴィンテージのエキスパート、
Eric Knowles(エリック・ノール)氏をからかっているし・・。みんな親しそうで和気藹々。
フィオナ・ブルース撮影中。
延々並ぶ列の中で、写真を撮っては暇つぶし。Danaさんがお得意のパンを持ってきてくれたので、並びながら食べて・・・持参の水を飲んで・・・でもまだ並ぶ。愉快なDanaさん曰く「そりゃーもう、アンティークより、並ぶ方が好きで好きで、たまらないから来てるんですよ・・。」(爆笑)
さきほどからかわれていた、エリック・ノール氏。
ヴィンテージものを何でもこなすHilary Kay(ヒラリー・カイ)女史。
アーツアンドクラフト、ヴィンテージ、エファメラ(印刷物)、交通関連、
こちらも守備範囲の広い、Paul Atterbury(ポール・アタビュリー)氏。
いま、鉄道マニア(風の)ファンの持ち込んだ、氏の著書「イギリスの支線」にサイン中。
他の人の持ち込んだものも、あれこれ観察。
最初にたどり着いたDanaさんの本のエキスパート。
本と写本のエキスパートは、本来なら左のClive Farahar(クリーヴ・ファラハー)氏。ところが、Danaさんのヴァリューの直前にランチタイムで、別の女性エキスパートに席を譲る。彼女は「わたし本は専門じゃないのよね・・・」といいながらも、ヴィクトリアン期のアーサー・ラッカム挿絵の「ピーター・パン」をヴァリュエーション。いくらだったか?Danaさんに聞いてください(笑)。
ヴィンテージ、コレクターズ・アイテムのエキスパート、Marc Allum(マーク・アラム)氏に見てもらう。
真ん中は持っていったもの。上のベルギーのアンティークマーケットで買った、ホーンのサラダサーヴァーは、1920年代にフランスで大量生産されたもの。うちでは実際に使っているので、かなり痛んでもいる。いい状態のものでも、18ポンド程度とか・・・。だったら、惜しみなくどんどん使おう。
下の木箱。たしかKemptonのマーケットで、30ポンドぐらい出したと思う。あわよくばヴィクトリアン?と思っていたら・・・近年インドでアンティーク風に作られたもの・・・。蝶版がポイント、新しすぎる。そして、木の継ぎ目がまったく空いていない、これも新しい証拠だとか・・・残念だなぁ(笑)。それでも「見た目」が気に入っているからよしとしよう。
こんな風に「お宝」は証明されなかったが、いろいろなものを見て、いろいろな人を見て、楽しい一日。
興味がある方はここをチェック。今年はあと9月23日のWinchesterを残すのみだが、また来年、同じBBCのページか、あるいは変更になっていたら「Antiques Roadshow Show Information」で検索すると出てくると思う。
まずは・・・持ち込む宝探しからかな(笑)。
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