誕生日プレゼントとエクステンション・チューブ
実は先日誕生日だった。Half Century(意味は想像してください・・・笑)祝いで、配偶者氏が(彼にしては)張り込んで、オートフォーカス用のエクステンション・チューブをプレゼントしてくれた。
カメラに興味のない方はすでに「?」だと思うが、このエクステンション・チューブとは、花や小物や、もちろんジュエリーや石や・・・を接写するためのもの。
一緒にコラージュしてあるイメージはこれを使った試し撮り。接写には専用の「マクロ・レンズ」というものがあるが、これはめっぽう高い。ここ1-2年で急速にカメラ関連機材をそろえてきた私としては、はるかに予算オーヴァー。そこで、妥協案がこのエクステンション・チューブ。
今まではもっと安上がりな妥協案、Top-upレンズ(上乗せレンズ?正式名称は知らない)を使用。
別にこれでもかまわないわけだが・・・こういった安物レンズは当然光学的な質が落ちる。それをレンズの前につけて撮るので、シャープさや彩度が少し落ちる。そう、「少し」。これを「少し」というか、「!!!」と思うかは本人次第。プロならたいてい絶句する。まあ、私内損益分岐点で、最初はこれでよし。ポストプロセスしまくる私には「質」は最重要ではなかった・・・とも言える。
それでも、欲(というか向上心というか・・・)は出てくるもので・・・次のステップが、エクステンション・チューブ。
これは、基本的にはただの筒。レンズとカメラ本体の間に組み込んで使用する。虫眼鏡を離して見た方が、物が大きく見える、その原理をカメラ上に持ち込んだだけ。レンズが入っていないので、シャープさや彩度に影響することはない。
これは、オートフォーカス接続がついている。オートフォーカスしないでマニュアルのみでフォーカスするなら、接続機能のない、それこそ本当にプラスチックの筒なものが激安で売られている。効果は同じ(多分)。
私の場合、目があまりよくないので、カメラ自体で寄ったり引いたししてフォーカスする必要のある、クローズアップ写真といえども、最終はオートフォーカスに頼る。ゆえに、必要。
それと、激安チューブのプラスチックのジョイント部が、カメラ本体のジョイント部に引っかかって取れなくなった・・・などというホラー話を読んだことがある。最低ジョイントだけは、やはり・・・スティールであっていただきたい。そんなわけで、中間妥協案のこのセットを自ら「プレゼント発注」。(メカに弱い配偶者氏には、このようなシンプルないきさつとて解ろうはずもない・・・出資担当。)
「カメラ親父」話になってしまった・・・。親父話ついでに、明日もまたカメラやレンズの話は続く・・・。
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