Monday, 9 August 2010

定番ピアス・イヤリング

秋物が仕上がったと思ったら、趣味の写真で遊んでばかり。

日本の販売業界では「ニッパチ」という言葉があって、2月と8月はいずこも売り上げがたたない・・・「商売成り立ちまへんわー」というのが、この時期の関西のお店の常套句。
イギリスはどうかというと、2月は問題ない。天下のヴァレンタイン・デー。世界一ご婦人方が横柄な国(と、私は個人的に思う・・・笑)イギリスのヴァレンタインデーは、当然、男性諸氏が女王様たちに、貢物を再度課せられる日。クリスマスから2ヶ月しかたっていないのに、気の毒なこと・・・。
雑貨ショップやジュエリーショップは、お陰で「かきいれどき」No2。 クリスマスほど値の張るものは動かないが、暗いイギリスの冬、こんなことでもしてもらわないと、全国民鬱で消費が喚起されないので困る。
何の話だか・・・そう、2月はまだモノが売れるが、8月はイギリスとてどうしようもない、と、言いたかったのだ。
8月はホリデーシーズン真っ只中。観光地の土産物屋系のショップは「かきいれどき」。しかし、私の取引先は、小洒落た住宅地の雑貨ショップ・タイプ。上得意様はことごとく、スペインやら、トルコやら・・・地中海あたりの別荘やらリゾート地に行ってしまって、イギリスにはいない、そんな状況・・・。9月は9月で皆さんホリデーから、スカンピンになってお戻りの上に、新学期で多額の教育費を振り込む月。あまりモノは動かない。
やっと10月頃から調子が出始めて、11月でガッチリ売り上げを立てて、12月は追い込みで売りまくる・・・毎年そんな感じ。

だから・・・8月は秋物の準備をしているか、今年のように早く仕上げた年は・・・遊ぶ!!
長々と書いては・・・自分に言い訳をしているのだろうか、多分。

とはいうものの、ちょっと溜まっていた仕事があった。定番のピアスイアリングの創りこみ。
私はイヤリングはあまり得意ではないのだが、セットで買いたい人、プレゼントしたい人のために、少しは創っている。たいていは、ネックレスに使った天然石ビーズを、一部イヤリングにも回して、クラスター(房)状にジャラジャラぶら下げたもの。 
それ以外には「定番」を創っている。チェコPreciosa製のクリスタル・ストーンとガラス・ビーズを組み合わせたもの。

Regular earrings are up.
ポリマー・クレイで成形してオーヴンで焼きあがってきたところ。
これから、イヤリング金具を付けたり、ビーズを下げたりまだ加工は続く。

ここで使っているクリスタルは、ネックレスのペンダントヘッドに使っているものと同色。秋物はネックレスにグレイ(ブラック・ダイヤモンドと呼ばれる色―色番01)やダーク・ブルー(モンタナ・ブルーと呼ばれる色―色番08)の色のものを使うので、イヤリングも合わせて同色で。 クリアー(色番02)は季節を問わず需要があるため、いつでも在庫があるようにしている。なので、この三色。

E- 03-02, 01, 08
E-03-02, E-03-01, E-03-08
後ろ医療用ステンレス・スティール・ピアス・ポスト。スタッズ型イヤリング。

E- 05P-01, 08, 02
E-05P-01, E-05P-08, E-05P-02
後ろ医療用ステンレス・スティール・ピアス・ポスト。
スタッズ型イヤリングにパールドロップ。

E- 05-08, 02, 01
E-05-08, E-05-02, E-05-01
後ろ医療用ステンレス・スティール・ピアス・ポスト。
スタッズ型イヤリングにガラス・ドロップ。

E- 06-08, 02, 01
E-06-08, E-06-02, E-06-01
医療用ステンレス・スティール・フック・ワイヤー。

E- 06P-01, 08, 02
E-06P-01, E-06P-08, E-06P-02
医療用ステンレス・スティール・フック・ワイヤー。

E- 07-02,01,08
E-07-02, E-07-01, E-07-08
医療用ステンレス・スティール・フック・ワイヤー。


私の好きなブルガリアン・ヴォイスで、ちょっと「色味」の合うものを貼っておこう・・・。
The mystery of bulgarian voices - Duda e bolna legnala


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