Bruges Town (ブルージュの街) -1-
本題に入る前に、不愉快なおしらせー。
このブログでは、Flickrにバックアップした写真やヴィデオを、転送してきているのだけれど、Flickrがシステムを大改変中で、このブログ内(そして、Bloggerバージョン内でも)にエンベッドしたヴィデオが全く再生されなくなってしまった。
Flickrに問い合わせても、見当はずれな答えしか帰ってこないので、今後Flickrから転送のVideoは載せないことに。
YoutubeやInstagramから載せることはあるかも、です。 まったくウザいですよね・・・。
さて、本題の方は、前回までのフォークライフ博物館のご近所の、ブルージュの街のイメージを。
博物館の並びに続く、かわいい長屋。
その中にある、レースに特化した、アンティークショップ、
'T Apostelientje
(アポステリンチェ・・・みたいな発音、「使徒」の意味)
ブルージュは、16世紀末以来、
ボビンレースの産地としても有名。
観光激戦地区のお土産物屋さんには、
現代の中国工場製品が並んでいたりするけれど、
このお店のものは、正真正銘のアンティークレース。
そしてそのちょうど向かいに、
Kantcentrum (カントセントレム、Lace Centreの意味)がある。
ここは、小さなレースの博物館と、
ワークショップなどの、伝統レース工芸継承の
教育機関が合体したようなところ。
博物館に展示されている、17世紀のレース。
これは19世紀な感じかな。
扇子や、
パラソルに使われたもの。
パターンを記したもの。
織り、編みに関しては、皆目意味不明だわ(笑)。
ボビンレース作業。
上についているローラーに、貼ってあるのが型紙で、
そこにピンを立てて、糸を絡め合わせて編み上げていく。
ミュージアムの後は、そのまた先にある、
珍しい形の教会、Jeruzalemkerk(エルサレム教会)へ。
15世紀にアドルネス一家のメンバーで、エルサレム巡礼を果たした、
2人の兄弟によって建造された。
この独特のレイアウトは、エルサレムのChurch of the Holy Sepulcher
(聖墳墓教会)を模したものだといわれている。
そのレイアウトは<こんな風>な大規模なもので、
うーん、どこが似ているのかよくわからないけど・・・(笑)。
似てるのかどうかはさておき、
一族のために建てられた、チャペル的なインテリアは、
多数の人達のための教会とは違って、独特の雰囲気。
平たい8角形のタワーの天井。
墓標や、
このステンドグラスは、オリジナルで、
創設者夫妻を描いたもののよう。
階段を上がった上部にある、主祭壇。
イギリスの教会でもよく見かけるhatchment(ハッチメント)。
「忌中紋章」という日本語訳があるのを、Wikiで始めて知った。
下の2つは20世紀末の、比較的最近のもの。
ちょうど階段と主祭壇部分の下に当たる部分に、
True Cross(真の十字架)・・・だったと思うけれど・・・、
聖遺物が収められている。
写真を撮っているときは、てっきりDella Robbia(デラ・ロッビア)だと思って撮っていたんだけれど、
下に記されている記述の年号を見ると、
1899年の墓標なので、どうやら、
デラ・ロッビア・スタイルの19世紀末の陶板の様。
19世紀後半に、デラ・ロッビア・スタイルが
リヴァイヴァルしていたので。
中庭ではあじさいが満開。
教会を出ると、もうランチタイムなので、
住宅街を抜けて、同じエリアにある、
古いカフェ(パブ)に向かう。
Café Vlissinghe(カフェ・フリシンガ)
1515年にはすでにこの場所で営業していたことが、
記録に残されている。
ブルージュで現役のカフェとしては、最古のものなのだそう。
名物のミートボールを作り込んでいた厨房の横を抜けて、客席へ。
裏に庭があって、そこにもガーデン席があるので、
そしてこの夏日、ランチのお客さんたちは
(自分たちも含めて)みんな、涼しいガーデン席へ。
なので、室内はガラ空きで写真が撮りやすい^^。
で、これがそのミートボール。
Gehaktballen in biersaus(ビール・ソースのミートボール)
私にはちょっと塩辛い感じだったけれど、
ボリュームがあって美味しかったですよ^^。
次回もまた、ブリュージュから、
ランチも済ませて、また街の中心部に向かって散策した
写真を色々と。
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