Rochester Castle(ロチェスター城)
Etsy ショップ休業日のお知らせ。
4月23日(火)~5月3日(金)の間、出張のため、
Etsyショップは閉店予定です。
3日のUK時間夜より、通常営業に戻ります。
よろしくご理解おねがいします。
明日から、南仏Antibes(アンティーブ)へ出張に出かけるので、その前に、ロチェスター城まで標本箱に詰め込んでしまいたい。(後もう一回分、ロチェスター大聖堂と街のイメージが残っているけれど、これはまた帰ってきてから・・・。)
Medway(メドウェイ)川側から眺めた、ロチェスター城。
現在残っている城の廃墟は、12世紀に建てられたもの。
それ以前にも、1088年のウィリアム1世の
ノルマン・コンクェストの後に、城が建てられていた。
何度も包囲戦を受けて、最初の城も、
この12世紀の城も廃墟と化している。
川側から登ってくる、Ward(ワード)へのエントランス。
丸アーチ(とんがりではなくて)、ギザギザ模様の、
ノルマンスタイルの典型。
ワードに上がってきたところ。
このワード日本語でなんというのだろう?
ググってみたけれど、区画的な意味しか出てこない。
城のカーテンウォールで取り囲まれた、
中庭みたいなところのこと。
Bailey(ベイリー)と表記されていることもある。
左に頭を出しているのが、ロチェスター大聖堂。
現在はイングリッシュ・ヘリテージの管轄下で、公開されている。
公開情報は英文で<このページ>。
どうやら5月6日まで、メンテナンスのため、
祭日週末のみの公開になっている様子。
全部で、天井の高い、8階建てぐらいの高さになる。
アーチの向こうに見えるのは、大きな暖炉だったのかな?
この時代はまだ煙突がなかったと思うけど・・・?
その下に、横一列に並んでいる四角い穴に、
木材のビームが架け渡されて、その上に床板がはられた。
この頃のお城は、貴族や奥方が、宴会をするような、
優雅なお城ではまだなくて、純粋に要塞だった。
なので、造りはひたすら無骨。
城のKeep(要塞)の中に作られた井戸。
戦闘用の城なので、階段もセオリー通り、
時計回り(と表現してあってるのかな?)に作られている。
これだと上からの防衛側は、右手で剣を使うスペースが増えて、
上がってくる攻撃側は、階段の柱部分がじゃまになって、
右利きの場合剣を使うスペースが限られてくる。
なので、中世までの「戦う城」では、
この方向に階段が作られるのだった。
途中にある展示室で、
当時の城の様子のミニチュアが展示されている。
メドウェイ川の眺め。
このあたりはもう、イギリス南岸と同じライム質の土壌なので、
崖が白い白い。
イギリスの雅名「Albion(アルビオン)」というのは、
この白いライム質の崖から名付けられたそう。
最上階まで上がってきた。
メドウェイ川の眺め。
後でこのピアにも降りていった。
白い崖の見える、東側。
隣に建つ大聖堂。
もうワードまで降りてきて、
カーテンウォールに開けられた窓から覗く大聖堂。
最後にもう一度、全体像を。
Rochester Castle(ロチェスター城)
Map:
それでは、次回は南フランスから、
アンティーブ・アートフェアの様子をレポートです。
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