Restoration House, Rochester (レストレーション・ハウス、ロチェスター)-4-
Rochester(ロチェスター)のRestoration House(レストレーション・ハウス)から最終回で、庭の様子を。
まずは、屋敷を裏の庭側から見たところ。
真ん中の階段に続いているのは、
正面玄関から玄関ホールを抜けて、
庭に出る出入り口。
前回の最後のカフェを出たパッセージとトイレは、
写真の右端につながっている。
この一角の庭は、レンガで仕切られていて、
メインのフィーチャーは、マーキュリーの彫像の立つ池。
このレンガ塀の奥もここの敷地で、
庭が繋がっているけれど、
この奥の部分はまた後ほど。
最初の写真の右側の、
れんが敷のパッセージの部分は、庭にも引き続いて、
生け垣で区切られた、小さなコーナが作られている。
イタリア風の一角。
屋根のかかったベンチのあるコーナー。
その先には温室が。
Japanese anemone(日本アネモネ)と呼ばれる、
Anemone hupehensis、和名だと「秋明菊」が満開。
この一角は果樹園にもなっている。
少し手前に戻って、さっきのレンガ壁の向こうの庭。
こちらはヘッジで囲まれた整形庭園。
整形庭園の中央には、お約束の彫刻モノ。
彫像の場合も多し。
先程のマーキュリーの池の、
レンガ壁の向こう側は、こんな風。
こんな風にコーナーをいくつも作っての見せ方が、
とても上手い。
そして、どことなく、イタリア風というか、
コンチネンタル風というか・・・、
まぁ、テーマがルネッサンス・スタイルということかと。
上の写真の彫像の立つゲートを上がった、屋敷側。
屋敷自体が元々は3つのタウンハウスをつなげて、
大きな屋敷になっている・・・という造りなので、
庭自体も3つの区画に分けられている。
この整形ガーデンのあるエリアは、
その真ん中に当たる部分。
では、その最後の3番目の部分は、というと、
これはまだ構築中。
その・・・構築の規模がでかい。
この庭は、16-17世紀の石彫をフィーチャーして、
本格的なルネッサンス・ガーデンになる予定。
まずは、ウォーター・フィーチャーの
設置が完成した段階。
で、ここで、この屋敷の現在のオーナーって、
一体何モノ・・・という妄想に駆られる(笑)。
どうやら、不動産デベロッパーらしいけれど、
巨万の富と、このオーセンティックなテイスト!!
16-17世紀の王侯貴族のスタイルを、
「維持」しているんじゃなくて「再現」する、
っていうところが、タダモノではない・・・。
庭のこのエリアも、今年の夏には完成するそうなので、
また今年か来年の夏には訪れたいと思う。
どんな風に出来上がってくるのか、楽しみ。
最後にもう一度、正面玄関から、
開け放した庭が見える写真を。
Restoration House(レストレーション・ハウス)
17-19 Crow Lane, Rochester,
Kent. ME1 1RF
map:
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