南フランス・Antibes(アンテイーブ)で開催されている、Antibes Art Fair(アンティーブ・アート・フェア)に出展中の、Pおじさんこと、Peter Gabriëlse(ペーター・ガブリエルザ)の、ボックス・アート最新作のご紹介を。
会場のアンティーブは、ニースとカンヌの間に位置していて、イースターが終わるころからマリン・リゾートの中心地となっている。
今年は遅くやってきたイースターの週末から、アートフェアが始まって丸2週間、この木曜日が最終日。
私は、イースター明けの火曜日から参加で、木曜夜の撤去と金曜朝のおじさんのヴァンへの積み込みをお手伝いしてから、ロンドンに戻る予定。
春のフェアでもあり、明るい南フランスということで、
ブースの壁は明るいクリーム色。
何やらおじさんらしくない、19世紀の椅子は、
隣のブースのディーラーからの借り物。
ペアで800ユーロで、売れたら売ってね・・・だそうです(笑)。
おじさんのいつものガーデンチェアより、
ずっと座り心地がいいので、
おじさんのスタイルじゃないけど愛用中。
左から2つ目の図書室箱、
正面の壁、右端のブルーの箱、
その右隣、床に置かれた箱が新作で、
右の壁の左端、グリーンの小型の図書館室箱、
写真右端の、グリーン白の図書室箱がも新作です。
B171 - 73x37x13cm €3750
長い長いはしごが立てかけられた図書室箱。
棚の中の白いボトルが繊細であいらしいー。
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B172 - 81x44x12cm €3500
白いスクロールのある、ブルーの箱。
おじさんにしては、明るい鮮やかなブルー。
南仏を意識している?(笑)。
鮮やかなブルーの花柄のついた壁紙の断片は、
ルシャトーの壁から剥がれ落ちたもので、
ちょうどこの2つの断片が剥がれ落ちたのを、
保存していたのだそう。
小さな小さな1対の中国人の像は、
おじさんがお父さんから受け継いだ、
「いろいろなものがごちゃごちゃ入っている箱」
の中の一つだそうで、
18世紀中国製のミニチュア像と思われる・・・のだそう。
白い18世紀の装飾スクロールと、
ブルーが爽やかなコントラストの箱です。
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B173 - 59x45x12cm SOLD
図書館箱にしては小型の、新しい試み。
かすかにブルーグリーンが買った明るいグレイの、
これもさわやかなイメージの作品。
黄色いデスクの引き出しが、下に落っこちていたり、
宝箱みたいなチェストやら、ミニチュア・コランダー、
いろいろな要素がいっぱい詰まった、楽しい構成で、
日本の方からすでにオファーが入って、売約済みです。
この箱の右側には、間口サイズの穴が開いていて、
ここに光源を置いたら、また違った光の印象が楽しめることと。
棚の上部。
オーナメントは、19世紀初頭のナポレオン様式のもの。
ナポレオンがエジプト遠征してから、
エジプト文様の影響で流行り出したものだそう。
たまたま、向かいのブースに展示されていた、
コンソール・テーブルにほぼ同じような
オーナメントがついていた。
オリジナルは、こんなものだったはず^^。
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B174 - 50x41x12cm €3250
これも小型の図書室箱。
ミントグリーンがとても爽やか。
緑青色の小さな十字架や、
ポット類が色々、本の間にちりばめられている。
この箱も、左側に間口が切られていて、
光が入るようになっている。
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B175 - 76x41x13cm €3750
白とグリーンの、荒れたテクスチャーのペイントが
新鮮な図書室箱。
これもいろいろな要素が、
いっぱい詰まっていて楽しいー。
棚の一番下の段に収まっているのは、
18世紀の象牙製の船のミニチュア。
これが凝っている。
プラスターカメオとともに、ぐっと風格のある構成。
そして、この箱も間口が開いている。
以上の5つが、今回の新作でした。
日本でご興味の方は、
私の方で仲介できますので、ぜひお問い合わせくださいね^^。
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