Thursday, 16 February 2017

The Potteries Museum & Art Gallery, Hanley(陶磁器博物館、ハンレィ)-1-

前回「一泊して2ヶ所新しい所にも見学に訪れた」と書いていたうちのもう一つは、この、Hanley(ハンレィ)の町にあるThe Potteries Museum & Art Gallery(陶磁器博物館)。 この地域のポッタリーズ(陶磁器地区)は、Stoke-on-Trent(ストーク・オン・トレント)が、鉄道窓口の町になっていて、実際に一番大きな繁華街は、Hanley(ハンレィ)の町の方。その町の中に、この博物館は位置している。
ストーク・オン・トレントの町からは、バスの便が出ているほか、タクシーでも10分 £10程度。
余談だけれど、車で来ていない私達は、点在する窯元やミュージアムを回るのに、たいていタクシーを使っていた。 見学し終わったら、レセプションで「タクシー呼びたいんだけど。」と言うと、いつでも使う会社があるようで、親切なことに、どこでもすぐ電話して呼んでくれる。ロンドンと比べると、タクシー代も安いので(地方では黒いロンドン・キャブではなくて、ミニキャブがタクシーなので、価格もミニキャブ値段)、車がなくても便利だった。

話を陶磁器博物館に戻して・・・、

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
博物館の入口。
ファサードのモチーフも、素材も陶磁器。

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
エントランスに近い最初の展示エリアには、
アングロ・サクソンの展示。
2009年にこのスタッフォードシャーの、
フィールドから発掘された、一大お宝、
Staffordshire Hoard(スタッフォードシャー・ホード)」
の展示のために、設置されたセクション。

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
金銀、ガーネットの7-8世紀の宝飾品が、
3500アイテム以上発掘されて、大ニュースになった。
大英博物館で展示されたのを見に行ったことがあるけれど、
現在はバーミンガム博物館と、
ここで展示されているのだそう。

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
スタッフォードシャー・ホード以上にここの「ウリ」は陶磁器。
多分、UKでV&Aの次に収蔵展示量が多いのじゃないかと思う。
これは、スリップ・ウェアの展示ケース。

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
スリップ・ウェアのテクスチャーが好きなので、
ついつい力を入れて撮っている。

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
こちらは、Salt-Glaze(ソルト・グレイズ=塩釉)じゃないかな。

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
あ、このキャビネットは・・・、

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
イングリッシュ・デルフト^^。
またいつか「モドキ・デルフト」のネタに使えるのではないかと・・・、

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
クローズアップ撮影。
よく似たのがV&Aにあって、
「モドキ」のネタに使わせてもらった。
(その時の話は<このページ>に。)

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
Pおじさんと、プシャーにしてみようか(笑)。

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
このあたりも、イングリッシュ・デルフト。

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
これはコンチネントのデルフト。
こんな筆のタッチが真似できると面白いんだけど・・・。

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
これもカーディナル(枢機卿)の紋章なので、
コンチネントのもの。

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
これまた、自分に趣味のものでAgate earthenware
(アゲート焼き?かな?日本語でどう呼ばれているのか不明)
釉薬で、マーブル状になっている。

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
これなんかウチで使いたい・・・(笑)。

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
このタイプの現代のフランスのカントリー・ウェアを、
買って帰ったことがある。

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
この辺はヴィクトリアンなので、ちょっとフォルムのデザインが、
ごちゃごちゃしている。

The Potteries Museum & Art Gallery -  Stoke-on-Trent
V&Aにも随分Agate earthenwareの収蔵があるけれど、
それ以外ではあまり見たことがないので、
やはり、ここの博物館の収蔵の充実ぶりが感じられる。

次回もまた、この博物館のイメージを。



The Potteries Museum & Art Gallery
(陶磁器博物館)

Bethesda St, Stoke-on-Trent ST1 3DW

開館:月~土:10am – 5pm、日:11am – 4pm
入場無料

地図:










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