Garsons Farm (ガーソンズ・ファーム)-アスパラガス摘み
今回はSurrey(サリー)州、Esher(イーシャ)にある、Garsons Farm (ガーソンズ・ファーム)にアスパラガス摘みに行った時のイメージ。
ファーム(農場)というと、とても田舎に来てしまった感じがするのだけれど、実際にはここはグレーター・ロンドン(大ロンドン行政区)の少し外側、もっと正確に言うと、我家から6kmほど郊外に出たところ。(うちはぎりぎり、グレーター・ロンドンの端っこに引っかかっている。)
車だと近いのに、車を持たない都市住民の我家からすると、公共交通では不便なので(一番最寄まで来れるのが、Kingston-Guildford間を走る515バス。Esher- Cleamont Avenue下車で、下車後Courtlands Avenueのフットパスを抜けて来るルート)、なかなか行きにくい。
先月は某雑誌の取材撮影で、ここのアスパラガス摘みに行く話しだったので、取材チームの車に乗せていってもらった。 これだとほんの15分程度。
アスパラが、にょきにょき生えている。
このファームでは、Pick Your Own(自分達で摘む)、
略してPYOというシステムの畑がいくつもあって、
夏の間、月ごとにいろいろな野菜や果物が収穫できる(カレンダーはここ)。
私たちが行ったのは6月初頭だったので、まだ収穫の時期には早すぎて、
なーんだか、あんまりフォトジェニックではないけれど(笑)。
これはあきらかに伸びすぎ。
上の写真の、一番背の高い(20-30cm)ぐらいのものを摘む。
私は20cm以下の生えたてのものを摘んでいて、
「短すぎ。青田刈りしないように。」と、隊長の教育的指導に合う。
取材チーム一同で、摘んで収穫撮影用のバスケットに盛り合わせる。
これで、仕事モードは一応無事終了。
向かいのラズベリー畑。今頃だとちょうど収穫時期のはず。
隣のイチゴ畑では、まだあおいイチゴ。この時で、残念なことに一週間早かった。
今年は5-6月に天候不順で、気温が上がらなかったので、
花も、果物もやや出足遅れ気味。
その後、7月からの夏日で、キャッチ・アップ中。
こんな風に農場が区分けされている。
それぞれの農地の入り口に小さなキャビンがあって、
19世紀から続く歴史的な農場なのだけれど、現代のマーケティングにも、見事に適応。
ここの農場のみならず、各地から選りすぐった新鮮な野菜、
高品質の食料品が、Farm Shop(ファーム・ショップ)で扱われている。
この地域が、郊外高級住宅地というロケーションのためか、
まぁ、ロンドン名物、食材で有名なBorough(バラ)マーケットで
肉や魚も充実。
建物の前でも、花や果物が販売されている。
ピッカピッカのイチゴは、残念ながらまだここで収穫されたものではなくて、
ベルギーからの輸入物。
それでも、買って食べてみたらとても美味しい。
イチゴと同様、チェリーとピーチもこの段階では輸入物。
今ちょうど、すべて真っ盛り。
うちの近所のお店でも、旬価格で大量販売中。毎日フルーツ三昧の今日この頃。
UKのフルーツは日本より、酸味勝ちでジューシーなタイプのものが多い。
すっぱいもの好きの私は、ロンドンに来てから、やたらと果物を食べるようになった。
食材を扱うファーム・ショップの他にも、
カフェ・レストランもあるので、一日ゆっくりできる。
最後に撮影用の野菜をいっぱい買って、この日の仕事は終了。
空気が冷たくて、日差しの爽やかな、気持ちのいい一日。
ファームの入り口の向かいには、
小さな緑地帯だけれど、ここも絵になる可愛らしさ。
新鮮なだけあって、甘くて美味しい!! ごちそうさまでした^^。
Garsons Farm (ガーソンズ・ファーム)Esher (イーシャ)
Winterdown Road, West End, Esher, Surrey, KT10 8LS
地図:
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