Thursday, 7 February 2013

The Decorative Fair (デコラティヴ・フェア)2013冬フェア

話はLondonに戻って、アムステルダムから帰ってきた翌日、ナールデンのフェアと同時期に開催されているBattersea(バタシー)のThe Decorative Fairによってみた。
近頃時々商品撮影の依頼のあるJosephine Ryan Antiques(ジョセフィーヌ・ライアン・アンティークス)が出展していて、その他にも、何度か訪れているうちに顔見知りになったディーラーさん達の様子うかがい・・・と称して、写真を撮らせてもらうのが目的。

今回もオランダからGabyさんが来ていたけれど(というか、事情あって同時開催のナールデンのフェアと平行出展ができなくなり、バタシーをとったため、キャンセル状態になったナールデンのブースをペーターおじさんが引き継いだのだった)、Pおじさんがナールデンで単独出展しているので、今回のバタシーにはPおじさんの作品は持ってこなかったそう。それよりも、両フェア分、大量に持ち込むことになった大型家具類でブースは満杯。 それが、私の訪れた最終日には、わずか2点のシェルフ/キャビネットとテーブルを残すだけで、全部売り切れ。ブース壁は小型の絵画や壁掛けで、かろうじて穴埋め(なので、撮影はナシ)。「バタシーをとって大正解。」だったのだそう。

他のディーラーさんも、みんな忙しかったらしく、相変わらず大人気のフェア。

Josephine Ryan Antiques
Josephine Ryan Antiques
まずは、その、「写真撮りに来てー!!」と頼まれていた、ジョセフィーヌのブース。
今回の最大の商材は、18世紀フランスの薬局のキャビネットで、
このブースの3方向を「コ」の字に取り囲む、インパクトのあるディスプレイ、だったそう。
この最終日にはすでに売れてしまって、跡形もナシ。
撮影できなくって残念だったけど、
「あれが最終日に、まだ残っているというのはちょっとまずい・・・。」ということもあり、
いやぁ~、売れてよかった、よかった^^。

Josephine Ryan Antiques
穴埋めに、チェルシーのお店の方からミラーや、絵画が持ち込まれた。
この点、ロンドン内のディーラーさんはとっても有利。

Josephine Ryan Antiques
ラスティックな荷車に、ざくろとジュエリーをディスプレイする、
このコンビネーションのセンスが、ジョセフィーヌならでは。

Josephine Ryan Antiques
その、ディティール。

Josephine Ryan Antiques
キャビネットもまるでキャンバス。

Josephine Ryan Antiques
コーナーコーナーがすべて絵になる。

Josephine Ryan Antiques
新しく入荷のランタン。

Josephine Ryan Antiques
キャビネットの裏側には、暖炉と、ヘンリー・ムーアの限定プリント。

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Molly Hogg
Molly Hogg
これは、ジョセフィーヌのお友達で、アンティーク・テキスタイルを扱うモリーさんのブース。

Molly Hogg
アフリカ、南米、インド等々、
世界中からのアンティーク/ヴィンテージ・ファブリックを中心に取り扱う。

Molly Hogg
インドの藍染。

Molly Hogg
刺繍のキャップ。
モリーさん現在新規Website準備中。
私も商品撮影でお手伝いすることに話がまとまりつつあるところ。

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Appley Hoare Antiques
Appley Hoare Antiques.
ジョセフィーヌのお店の数件先、同じチェルシー界隈のアプリーのブース。
彼女のフレンチ・テイストにも、マダム系のファン多数。

Appley Hoare Antiques
今回もよく売れて、毎日のようにディスプレイを変えることに。

Appley Hoare Antiques
この時はテーブルの上のグラス類に、まとまった引き合いが入っていて、
画面の左外側で、シリアスな商談進行中。

Appley Hoare Antiques
今回はこの、アンティークのガーデンラック(?、キッチンラック?、それとも八百屋ラック?)
のディスプレイが、目を引く。

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Fontaine
Fontaine
一転して、マーゲートのフォンテーヌのダークなテイスト、
おなじみの「キャビネット・オブ・キュリオシティーズ」。

Fontaine
ここは「奇妙な小物」に特化している、という定評なのか、
とにかく小物が売れて、売れて・・・だったのだそう。

Fontaine
このキャビネットの中には、剥製類。

Fontaine
あとは絵画がよく動いて、家具はいまひとつ、とか。
小物がたくさん売れる方が、楽でいいじゃない?なんて、私的には思うんだけどな。
(チカラがないので、ジュエリーデザイナーやっている人間の発想かな・・・。)
最終日に、家具も売れていたらいいのにね。

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Alex MacArthur
Alex MacArthur
今回のトリは、ブライトンのアレックスの、ここもマスキュリンなテイスト。

Alex MacArthur
このブースも売れて商材総変え、このダイニングセットは、
自宅ショールームで使っているものを持って来た。
「今、ウチにダイニングテーブルないの・・・笑。」だそう。

Alex MacArthur
これのシェルフも、自宅ショールームから追加投入。

で、フェアのオープニングの時の「完璧」なディスプレイは・・・というと、
ちゃんと、ヴィデオで公開されている。う~ん、なんてクールなんだ、アレックス。
(ちなみにこのヴィデオの後半に、アックスもちらっと登場。)


Alex MacArthur Battersea Jan 2013 from Sutchi on Vimeo.
この初日のディスプレイほぼ完売とは・・・いやー、驚いた。

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次回の春フェアは2013年4月23-28日。

チケットを持たずに出かけると、(原則的に)入り口で£10(ぐらいだったかな?)をチャージされる。
しかし、入場料を払って入る人はまれで、<この頁>で登録すれば送られてくる、
入場無料E-メールをプリントアウトして持っていけば無料。
何枚でもプリントアウトして、持っていってかまわない。

the Decorative Fair
Battersea Park, London
late January, late April and early October.



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次回はミニ標本箱で、Supitalfields(スピタルフィールズ)のTown House(タウン・ハウス)で展示発売中の、Kotomiジュエリー新作コレクションの様子。そのあとまた、話は、さむーい、さむーいアムステルダムに戻る予定。

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