Kettle's Yard (ケトルス・ヤード)-Cambridge (ケンブリッジ)-1-
2009年の秋にCambridge(ケンブリッジ)に遊びに行った折の写真を引っ張り出してきた。
今日はまず、小さな博物館Kettle's Yard(ケトルス・ヤード)。
ここを博物館と呼べばいいのか、美術館と呼べばいいのか・・・。1920年代から30年代にかけてテート美術館の学芸員を務めた、Jim Ede(ジム・イード)とその妻Helen(ヘレン)の暮らした家が公開されている。家自体が、当時ジム夫妻と交友のあったアーティスト達の作品で満たされている上、専用ギャラリーも隣接しているので「美術館」と呼んだほうがふさわしいのかもしれない。呼び名はともあれ、知人の家を訪れているかのような、のんびりした和み系空間。20世紀中ごろの程よいモダンさが、現代から見るとレトロで、日本人にも受け入れやすいテイストだと思う。
石に美しく刻まれた銘文。
この、石と陶片のディスプレイが、ここの「看板」
一階の部屋はこんな感じ。
東西に細長く部屋が続くこの一角は、いつでも南に面した窓から日が差している。
最初の部屋と、ダイニングとそのディティール。
左下の絵はChristopher Wood(クリストファー・ウッド)のFlowers(1930年)
最初Elizabeth Blackadder(エリザベス・ブラッカダー)<こんな絵>とばっかり思っていた。
どちらも同時代で、お互い知り合いのようだが・・・、似てる・・・。
何気ない暖炉の上のディスプレイなのだが、実に美しい・・・。
二階の奥さんのヘレンの居間。
一階はジムのスペースで、訪問者を接客するのは、主にジムだったとか。
ディティール。
左上はBen Nicholson(ベン・ニコルソン)のレリーフ、他の作品は誰のものか解らないな・・・。
下中の木彫のスタンドの上に、ミロの小さな絵画があったようだが、完全に見逃している・・・。
そしてまた、ディティール・・・。
二階へ階段を上がったところがまるで温室のように、植物であふれている。
ぶら下がっているのは大きなレンズ。
ここの写真をレイヤー加工して、遊んでみた・・・。
この2階の光のあふれた空間から、建物は増築棟へと繋がっている。
増築棟には大型の絵画、彫刻、が多数収蔵されている。この続きはまた次回に。
ケトルス・ヤードの中の様子はこのウェブ頁でも、見ることができる<ここ>
「Enter Tour」をクリックして、次のページの左コラムにある、平面図をクリックしていくと、内部の写真が表示されるシステム。「View Panorama」のボタンが右下にある部屋は、360℃ヴューもできる。
ヴィジター・インフォメーションは<この頁>
月曜休館、コテージ(住居):2時から4時Open(夏は1時半から4時半)入場無料
地図と入口のイメージ
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ギャラリー部が通りに面しているので解りやすい。
コテージ(住居)の方は、この細いパッセージを入っていったところが入口。
オープン時間中でも、たいていドアは閉まっているので、
ぶら下がっている黒い平たいドーナツのような形の呼び鈴を引いて知らせると、中から開けてくれる。
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ギャラリー部が通りに面しているので解りやすい。
コテージ(住居)の方は、この細いパッセージを入っていったところが入口。
オープン時間中でも、たいていドアは閉まっているので、
ぶら下がっている黒い平たいドーナツのような形の呼び鈴を引いて知らせると、中から開けてくれる。
写真撮影は、ギャラリーの入り口受付で申請する。確か2ポンド程度の手数料を払って、名前・住所を登録し、著作権に関する同意書にサインする・・・だったと思う。するとスティッカーを貼ってくれて、後は撮影自由。ギャラリー内の作品でも撮影自由。
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