今回は、2018年11月に滞在していた、ベルギーのNamur(ナミュール)の町のイメージを。
以前はじめてこの街に滞在した2016年の写真を、標本箱に詰め込んだことがあるけれど<このページ>2016・2017年と連続で、滞在中ずっと曇天雨がちの天気で、町の印象が暗い・・・暗い・・・。
2018年は、とてもいいお天気で、秋の日差しが美しい写真日和。そこで、改めて色々撮ってみた写真のご紹介です。
ベルギーの特徴的な、濃い赤レンガと、
暗い目グレイのナミュール石でできた町並みは、
ずっと陰気臭いと思っていたけれど、
明るい日差しの下だと、趣があるといっていい(笑)。
それでもって、洗をかけていないので、くすんだ感じ。
ロンドンも、もともとはこんな感じで19世紀の煤けや、
20世紀の排気ガスにまみれていたけれど、
90年代頃からだろうか、プレッシャー・ウォッシュ
(高圧洗浄)システムが普及して、街並みが随分すっきりした。
このあたりは町の中心部の繁華街。
Place d'Armes(プラス・ダルム)の広場の先に、
この町の名物のBelfry (ベルフライ=鐘楼)がのぞいている。
青空の下のPlace d'Armes(プラス・ダルム)。
でも結局、鐘楼には一度も行ってないんだな(笑)。
このゲートの中のコートヤードからだと、
引きがきかなくて鐘楼は撮影しにくいという理由で。
こちらは町のどこからでも見えて引きのきく、Citadel (シタデル=砦)。
2016年に曇天の中ここに登ったことがある。
標本箱は<このページに>。
この日はシタデルを横目に見て、早朝Pont de Jambes(ジョン橋)を渡る。
目的は対岸のQuai de Meuse通りの、日曜市。
カーブーツ、ジャンク市ぶりが甚だしくて、さすがに成果はなかったけど、
爽やかな秋の朝の、
Meuse(ミューズ)川の写真を色々撮ることができた。
シタデルと渡ってきたジョン橋。
観光写真の典型(笑)。
マーケット沿いの住宅が、
秀麗な19世紀ゴシック・リヴァイヴァルだったりする。
町中に戻ってきて、Cathédrale Saint-Aubain(聖オーバン大聖堂)。
ナミュールの教会は、ほとんど公開されていないので、
横目に見て、通り過ぎただけ。
シタデルでミューズ川と合流する、
ナミュールのもう一つの川、Sambre(サンブル)川。
このプロムナードを歩いて、向こうに見えるPont de la Liberation
(直訳すると、開放の橋)を渡って、
ペーターおじさんが作品を展示しているAntica(アンティカ)展会場の、
Namur Expo(ナミュール・エキスポ)に通っていた。
2017年の滞在のときは、橋の向こうに見える高層アパートの、
Airbnbに滞在していたこともある。
プロムナードの上の方の道。
エキスポに向かう並木道は、
黄葉で鮮やかに彩られている。
その窓辺。
プロムナードに出るまでの、旧市街の路地。
この時は、連日徒歩通勤のペーターおじさん、
18世紀建築のスポッターなので、
写真を撮っとくように、と、時折指示出しが出る。
18世紀どころか、17世紀の建造だったという・・・。
滞在していたアパートの近所の、
猫カフェをスポットしたのは私。
おじさんも猫好きだけど、フェアのオープン時間と、
営業時間が同じのここには来れず、
私一人が猫モフを堪能する。
そのまた近くの、サンブル川沿いに建つ、
16世紀のブッチャー(肉屋)のギルド・ホール。
以前までここに移転改装中で閉館していたけれど、
Archaeological Museum of Namur(ナミュール考古学博物館)が、
この年からオープンしていたので、中を覗いてみた。
次回は、そのイメージを。
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