Tuesday 10 December 2019

Liege - Town(リエージュの街)

Windows10の、2019年11月大アップデート(ヴァージョン1909)が先日うちのPCにも及んで、しかし「Cディスク・スペースが足りなくてアップデートできないよ」警告が出続ける・・・的な状況に陥っとりました。
フォトショでイラストするのに、何度もメモリをパージしないと出来なくなってきていたので、そろそろCスペースが満杯になってきているということだから、テックに見てもらわなきゃなとは思ってたのだけれど・・・ついにドンと押されて、かかりつけのテックに見に来てもらったら、ほんの20分で解決。
それが原因だと思っていたら、実は別件だった、フォトショ>プリンターコネクションの珍しいトラブルも、解決方法を探し出して、遠隔解決してもらったし、これであと2-3年は順調に稼働してもらいたいものです・・・。
ちなみに、その私かかりつけのテックは、Checkatrade(チェッカトレード) 10/10、Google 5/5 ダブル満点レヴューを誇るGFC Techのアダム氏。
「原因を探し出して解決すること」が好きで仕方ないとしか思えない、頼もしい(ちょっとオタッキーな・・・笑)テック氏、そしてスモール・ビジネス対応、チャージがリーズナブル、文字通り満点です。
Epsom界隈30kmは出張サーヴィス可、あるいは(大半のケースは)遠隔リペアも可能。

いやいや、これは余談で、本題は、ベルギーLiege (リエージュ)のシリーズの最後で、街のイメージを。

Liege Town
ミュージアム回りにはSaint-Lambert(サン・ランバート)駅で降りると便利で、
駅を降りると近くに、リエージュ司教領だった頃のパレスだった、
大司教宮殿がある。
現在は裁判所と市庁の一部となっている。

Liege Friday Market
金曜の朝に、ブロカンテというか・・・ジャンク・マーケットが立つ。
2017年に来た時は雨がちで、店も殆ど出ていなかったけれど
(そのときの様子は<このページ>の後半に。)
2018年に来た時はいいお天気。

Liege Friday Market

Liege Friday Market

Liege Friday Market
しかし、なんだかピンとくるものがなくて、
この時も見て回っただけ。

Liege Town
どちらかといえば、ミュージアムに入り浸っていた。
リエージュはMeuse(ムーズ)川沿いの街。
川に向かって、丘が降りてきていて、
丘の上の方まで街が広がっている。

Liege Town
その、「坂の街」の風景。
この一角は前回の、リエージュ照明博物館とか、
ここは行く時間がなかったけれど、
Museum of Walloon Life(ワルーン生活史博物館)がかたまっている一角。
Walloonというのはベルギー南部のフランス語圏のエリアの名称。

Liege Town
赤レンガにグレイのナミュール石をアクセントに使った、
ワルーンの伝統的な建築様式。

Liege Town
博物館の近くにある、Eglise Saint-Antoine
(聖アンソニー教会)のファサード。

Liege Town

Liege Town
この界隈には小洒落たお店が多いのだけれど、

Liege Town
リエージュ・ワッフルで有名なベーカリー、
Une Gaufrette Saperlipopetteがここにある。
ウィンドゥの棚の右下にあるのがそのワッフル。
日本でいわゆる「ワッフル」と言ったら想像する、
もっちゃり肉厚で丸みを帯びた形のワッフルは、実はリエージュ式。
(日本語の解説は、例えば<このページ>)

Liege Town
リエージュ式の有名店がここなんだそう。
買って帰って、Pおじさんと食べた。
甘くてしっとりさっくりで、美味しいけど、
これがなかなかのボリューム。
ブラッセルズ式はサクサクしていて
(ちょっとサブレみたいな感じ)、
あまりお腹にはずっしり来ない。

Eglise Notre-Dame-de-l'Immaculée-Conception, Liege
やはりこの一角にある、
Eglise Notre-Dame-de-l'Immaculée-Conception
(無原罪の御宿りの聖母教会)。
ここも中は公開されていなかったけれど、ファサードがきれい。

Eglise Notre-Dame-de-l'Immaculée-Conception, Liege
これは大司教の紋章かな?

Eglise Notre-Dame-de-l'Immaculée-Conception, Liege
これは牡鹿といる聖人さんなので、
Saint Hubert(聖ユベール/仏、聖ヒューバート/英)。
聖ランバートと並んで、リエージュ司教の聖人さん。
リエージュは聖人さんがいっぱい(笑)。

Liege Town
もう使われていないけれど、街角の給水噴水。

Liege Town
ハーフティンバー(木造)のタウンハウス。
17世紀頃のものだろうか。

Liege Town
11月後半で、もうクリスマスの飾り付けが始まったところ。

Liege Town
グレーのナミュール石使いが南ベルギー的な、
秀麗な19世紀の建築。

Saint Bartholomew's Church-Liege
この曇天曇りは2017年の写真で、
Curtius Museum(クルティウス博物館)から広場を挟んで
見えていたCollégiale Saint-Barthélemy(聖バーソロミュー教会)。
11世紀に由来する教会だそうで、現在の様式は、
19世紀に導入されたロマネスク・リヴァイヴァル・スタイルかと。
2006年にその19世紀のスタイルを踏襲して・・・だと思うけれど、
かなりヴィヴィッドな着彩の、大改修がされている。

Saint Bartholomew's Church-Liege
ここはこの、12世紀の洗礼盤で知られている。

Saint Bartholomew's Church-Liege
中はこんな感じで・・・、中世建築がバロック式で拡張されて、
それがまた宗教戦争でシンプルに削られてしまって、
19世紀にそれをまた、ごちゃまぜでリバイバルしたのを、
21世紀に改修して、とにかくきれいにしました・・・的な、
「全時代的」特徴のなさになっている。

Liege - Town
クルティウス博物館に接した、17世紀木造の建物の続く路地。

ここはちょうど街の北東の端で、
ここから街の反対側、大聖堂のある南西のエリアに歩いていった。

Liege - Town
聖ポール大聖堂と、その前の聖ポール広場。
この大聖堂、2年とも改装工事が続いていて、
カヴァーで覆われていて、外観が撮影できなかった。
かろうじて、これ一枚。中は、前々回の最後に少し載せたけれど。

Église collégiale Saint-Jacques, Liege
もう一つの美麗教会、Église Saint-Jacques de Liège(聖ジャック教会)

Église collégiale Saint-Jacques, Liege
これまた公開されていなかったので、外観だけ。
これは16-17世紀の後期ゴシック構造が残されている感じ。
内部も美しそうなんだけれど(こんな・・・
土曜4:30–5:30pmと、日曜11am–12pmの、1時間ずつしか公開していないって、
中を見るのは、無理、無理~。

Liege town
公園の繋がるブルバードの向かいに建つ、
フィルハーモニック・ホール。
19世紀のミュージアムなどによくあるタイプの建築。

Parc d'Avroy, Liege
黄葉鮮やかな、Parc d'Avroy(アヴォリ公園)を抜けて、

Parc d'Avroy, Liege
まだ歩いて、帰りは一つ手前の駅、
実はここがメインの駅なのだけれど・・・、

Liège-Guillemins Station
Liège-Guillemins(リエージュ・グィレミン)駅から列車に乗る。

Liège-Guillemins Station
普段、現代建築には一切興味がないのだけれど、
ここはかなり感動的だった。

Liège-Guillemins Station
光が、空気が空間の一部に、完璧に組み込まれている。
スペインの建築家Santiago Calatrava(サンチアゴ・カラトラヴァ)2009年の作品。
ヨーロッパの美駅Noナントカに、必ずランキングされている駅だそう。
ちなみに・・・サルヴェーションAMPのファン・ヴィデオをYoutubeで見て、
ハマった話を<ここ>に書いていたけれど、ここに出てくる、
翼を広げるMilwaukee Art Museum(ミルウォーキー美術館)
を設計したのも、同氏だそうで、さすがだわ。

引っ張っていたリエージュ編もやっとケリが付いて、
次回はどこにしようかなと、只今考え中。
写真が溜めている一方で、プロセスできてないのですよ・・・(笑)。










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