Groot Begijnhof, Leuven (ルーヴェン・大ベギンホフ)-1-
次回は、Groot Begijnhof Leuve(ルーヴェン・ベギン会大修道院)のイメージを・・・と前回書いていたけれど、この「ベギン会大修道院」という言い方、実はあんまり正しくないのだった。
より正確な言い方で、「ルーヴェン・大ベギンホフ」と書いておくことにする。
(ちなみに、「ベギンホフ」はオランダ/フラマン語で、仏語圏の場合は「béguinage=ベギナージュ」と呼ばれる)
というのも、この「ベギンホフ」は「修道院」という概念とは少し違って、「ベルギー、オランダに設立された、身寄りのない(主に)女性のための福祉居住施設」。日本語では<このページ>に上手く解説されているので、そのページに説明は丸投げしてしまう。
ベギンホフはたいてい、真ん中に大きな中庭を配して、その周りを小さな棟続きのコテージやチャペルが取り囲んでいるというレイアウトが一般的なのだけれど、ここルーヴェンの場合は、3ヘクタールにわたって、100件の建物が連なり、その中に300件のアパートメントが入っている大きな規模。なのでGroot(=Great=大)を冠して呼ばれている。
現在はルーベン大学の所有で、大学関係者の宿舎として使用されている。主に16-18世紀建造の建物・町並みが、保存されていて、まるで映画のセットの中に紛れ込んだような、タイムスリップ感を味わうことができる。

前回最後に載せた写真を、もう一度。
この先のレンガ壁に囲まれた一角が、ベギンホフ。

左側の壁にホフへの入口がある。
その向かい右側は、大学の一部。

この大学の建物と、付属のチャペルも、
なかなかフォトジェニック。

ホフの壁の一部。

そしてこれが、ホフの中の町並み。

多分・・・多分、
時代がかった映画の撮影なんかに使われているはず。


建物も舗道も、よく手入れ・整備されている。


典型的なオランダのステップ・ゲイブル
(階段型切妻)の出窓。

夢中でシャッターを切っとります(笑)。


Dyle(ダイル)川が敷地の中を流れる。




コテージが並ぶ他にも、かなり大きな建物も建っている。
中はアパートメント形式になっている様子。



建物に付けられている、プラーク。
これは3博士の礼拝。
もう明後日は、クリスマスなんだぁ・・・あぁ、忙しない(笑)。

入り口ドアの飾り柱。

昔の水道のポンプ。


まだまだ、写真があるので、次回も続編を。
Groot Begijnhof, Leuven (ルーヴェン・大ベギンホフ)
Map:
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それでは、みなさま
ステキなクリスマスをお過ごしくださいね☆
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