Museo Correr (コッレール博物館 )-1-
引き続きヴェニスより、今回は、Museo Correr (コッレール博物館 )のイメージを。
ヴェニスのヘソというか、中心というか、は、やはりPiazza San Marco(サンマルコ広場)で、この博物館もこのサンマルコ広場に面して、ちょうどBasilica di San Marco(サンマルコ大聖堂)や、Palazzo Ducale( ドゥカーレ宮殿)の反対側、広場の西側にエントランスがある。
Venice Museum Pass(ヴェニス・ミュージアム・パス)をNetで買っていったのだけれど、これは現地で最初に訪れた博物館の入り口で、プリントアウトを実際のパスに引き換えてもらう必要がある。
入場チケット購入に並ぶことが多いドゥカーレ宮殿で引き換えるより、このミュージアムはほとんど並ばないので、まずここで引き換えると効率がいい・・・ということだったので、実はドゥカーレ宮殿に行く前日、到着の翌日に真っ先に向かったのが、この博物館だった。
この博物館は、19世紀の貴族Teodoro Correr(テオドロ・コッレール)の、死後寄贈されたコレクションを公開しているもので、サンマルコ広場の南側に位置しているその広大な建物は、もともとPalazzo Reale(Royal Palace)と呼ばれていて、19世紀イタリア王政の時には、サヴォイ朝ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世の住居として、その後は、共和国行政機関の執務室として使用されていたのだそう。
最初の広間は、Ballroom(日本語だと舞踏会室かな?)
その、天井画。
壁面レリーフに見えるけれど、これはトロンプルイユ。
この部屋の・・・、
天井画。
このあたりは18世紀ネオクラシカル様式なので、
15-16世紀ドゥカーレ宮殿のような、
コテコテの金箔貼スタッコ・レリーフではないけれど、
みっちり壁画と装飾ボーダーで埋め尽くされている。
もうどこの部屋だかわからなくなっているけど、
天井装飾をいくつか。
これは、大理石カメオのテーブル天板。
豪華なブロケード張りの部屋は、Lombardy-Venetia Throne Room
(ロンバルディ・ヴェネチア謁見室)と呼ばれている。
サンマルコのライオン。
まさしくヴェネチアン・グラスのシャンデリア。
部屋はきれいに修復されているものの、
家具・調度品は流出したもののようで、ガラーンとした部屋が多い。
窓のペルメットが見事。
イタリアならではの、インレイ・キャビネット。
そのディティール。
そしてまた天井。
また次回もこのミュージアム、続きますよ。
Museo Correr (コッレール博物館 )
Map:
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