Palazzo Ducale, Venice ( ドゥカーレ宮殿、ヴェニス)-3-
先日は、東京の展示販売会に、たくさん見に来てお買い上げいただいて、ありがとうございます^^。
年に一度だけれど、また来年もこの時期に企画予定なので、今後ともよろしくお願いしますね。
さて、現在の状況はというと、諸々の仕事の連続体真っ只中、写真やったりジュエリーやったりで、もう脳が混乱しているところ。
某誌撮影のスケジュール調整が上手くいかなくて、ちょっと手が空いたので、標本箱を更新しておくことに。
ヴェニスPalazzo Ducale( ドゥカーレ宮殿)からの最終回、今回はコテコテ絢爛豪華の部屋以外の展示室やら、牢獄やら、部屋を移動する途中に垣間見たシーンなどを。
階段の上の彫像と、サンマルコのライオンが、
いかにもヴェニスな、お気に入りの一枚。
武器室、
の、ディスプレイ。
その隣の部屋で、見かけたこれは香炉かな。
bullseye(ブルズアイ)ガラス、Crown(クラウン)ガラス
とも呼ばれて、19世紀に平板ガラスが生産できるようになるまで、
この技法と、吹き板ガラス(ステンドグラスのようなタイプ)が、
窓ガラスの主流だった。
その吹き板ガラスを使った窓、と、ランタン。
部屋と部屋を繋ぐ廊下にあたる部分。
その天井部分。
前回のコテコテ金彩+絵画の天井部屋は、
公式の儀礼が催される部屋で、この落ち着いた(と、感じてしまう)、
部屋は、裁判や官僚機関の、実務的な部屋だったということじゃないかな。
これも確か・・・裁判に関連した部屋だったと思う。
チャペルみたいだけれど。
その隣の部屋に残る14世紀中頃のフレスコ画。
16世紀後半の火災で、14世紀の部分は大半が消失してしまったそうだが、
僅かに残されたものの一つ。
20世紀に入ってから、ティントレットのキャンバス画の下に発見されたもの。
ほとんどモノクロのように見えるのは、
火災の熱で顔料が退色したため、といわれている。
階段を上がって、また廊下にあたる部分。
キャビネットの扉絵が、「受胎告知」。
先程の廊下を階段越しに、振り返る。
パネル張りの上部は、タペストリー。
このあたりの部屋は裁判室(尋問室)ということで、
その後に続くのは・・・、
ヴェニスといえば有名な「(Bridge of Sighs)ため息橋」、
その窓からの眺め。
その「ため息橋」、よく見かける外からのヴュー。
左がドゥカーレ宮、ここの審問室から、右の牢獄の方に
移されるにあたって「ため息」をつく、という設定。
ため息を呼ぶ、ヴェニスの街の眺め。
そしてその先の牢獄。
ガードの厳重な窓。
けして気持ちのいいところではない・・・当たり前だけど(笑)。
セルの中の落書きを読んでいる配偶者氏。
多分に、現代観光客の落書きなんじゃないかな・・・?
あまりに陰気臭いので、コートヤードへ。
コートヤードとて、やっぱり威圧的。
なので、早々にドゥカーレ宮側に戻る。
戻ってこれて、ほっとする(笑)。
途中見かけた、提督の彫像。
上階のエントランスのあるテラス。
最後は、いかにもヴェニスの一枚で、締めくくりを。
Palazzo Ducale( ドゥカーレ宮殿)
地図:
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