Parisの街
引き続き、パリの街の写真から、一段ととりとめもなく、いろいろのせてみよう。
昔よく泊まっていた、Maubert Mutualite(モベール・ミュチュアリテ)
駅近くの路地、Rue de Bievre。
今回ちょっと歩く方角を間違えて、偶然ここを通った。
歩行者専用のフォトジェニックな通り。
いかにもパリ的なる、かわいい雑貨屋さんがあったりする。
Rue des Ecolesに並ぶ、Familia HotelとMinerve Hotel。
10年ぐらい前Parisによく仕入れに来ていたころの常宿、2つ星ホテル。
隣同士に並んでいて、同じ経営。
パリはもっぱらこの界隈、東側(マレか、ソルボンヌ・エリア)が好きなのだけど、
ユーロスターの着くGare du Nord駅から、メトロ4番線乗り換えなしの、
Montparnasse(モンパルナス)駅エリアに、その後よく泊まるようになった。
あの辺も、ホテルが安くて、Porte de Vanves(ポート・デ・ヴァンヴ)のマーケットにも近いので。
今回は、当初の目的のギャラリー撮影に便利なように、
St-Germain(サンジェルマン)地区のホテルを、私にしてはちょっと奮発したのだった。
同じくモベール・ミュチュアリテ界隈で見かけた(と、思う)フルーツ売りのスタンド。
赤と白のスタンドと、バスケットに入れて見せる・・・あたりが、
ステキ感を盛り上げるのだろうな。
ロンドンの八百屋じゃあ、こうはいかない・・・。
この、モベール・ミュチュアリテ界隈からなだらかな丘を上がっていくと、
パリ最大の食い物通りRue Mouffetard(ムフタール通り)にたどり着く。
この通りはまた次回の標本箱、パリで訪れたマーケットの話に詰め込むとして、
これは、その通りで見かけた窓。
パリのアパルトマンは庭がないので(そして、ロンドンより緑の公園が圧倒的に少ない)、
バルコニーで自然を演出、が、パリ的なるガーデニング。
ムフタール通りで見かけた中庭。
パリのアパルトマンの大きな共同ドアの中には、必ず中庭がある。
パリ人にとっては貴重な「庭」なのだろう、たいてい鉢植えの木が置かれている。
ただ、建物が高いので、日差しはほとんど入らない。
なので、羊歯や、日陰を好む植物が中心。
これも、ムフタール通りの始まるPlace de la Contrescarpe(コントラスカルプ広場)の、
カフェの2階。
ちなみに、多分ヨーロッパ全域、と、思うけれど、窓辺の花はゼラニウムが定番。
安い+育ちやすい+病気知らず+赤と緑で目立ちやすいのが理由のよう。
同じくコントラスカルプ広場。
周りをカフェやバーがぐるっと取り囲んでいる。
コントラスカルプ広場で、私たちの入った、というか、通り雨で逃げ込んだカフェ。
パリ的なる正統カフェだった。
今回も同行してもらったDanaさん、ランチのクスクスを隠し持っていて、
こっそりカフェ椅子の陰にばらまく。すかさずスズメ達がやってくる。
この子はまだティーン・エイジャー。
Ile Saint Louis(サン・ルイ島)の花屋さん。
花屋さんはどこでも「絵になる」けれど、パリだと一段とフォトジェニック。
観光激戦区のシテ島より、ちょっと落ち着いた感じのサン・ルイ島。
ソルボンヌ界隈に泊まっていて、マレに出かけるときは、
いつもこのサンルイ島経由で、ぶらぶら歩いて行っていた。
サンルイ島の建物のコートヤード(中庭)。
の、装飾スタッコパネル。
この浅彫りの軽やかな曲線はフランスならでは。イギリスだと、もっと重厚で分厚くて、パワフル。
話はすっかり飛んで、Raspail(ラスパイユ)の食べ物マーケットに行く途中の、パン・ケーキ屋さん。
19世紀の典型的なショップ・フロントが保持されている。
こんな風な絵付けガラスパネル多用で、パン屋さんなら麦畑、
チーズ屋、肉屋さんなら牧場風景が、パネルの中心に描かれる。
パレ・ロイヤルの庭の北側あたり・・・だったように思うけど、
とても、とてもパリ的なる装飾。
そのまた近くのアーケード、Gallerie Vivienne(ガレリエ・ヴィヴィエン)。
ここがまた、フォトジェニックだったので、また後ほどフィーチャー予定。
最後に、同じアーケードのウィンドウに映りこむ影、
で、なにがなんだかよく判らん雰囲気写真。
次回は、私たちの行ったマーケットを中心に。
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